8/14の毎日新聞朝刊に、フローレンスの訪問型病児保育を取り上げて頂きました。
ぜひご覧ください。
<以下サマリー>
病児保育士を題材にしたドラマ「37.5℃の涙」に、関係者から「保育の職場としての病児保育に興味を持ってほしい」と期待の声が上がっている。
原作のモデルとなった認定NPO法人「フローレンス」の訪問型病児保育に同行した。
「なっちゃん、今日はよろしくね。一緒に遊ぼうね」
保育士の高橋美里さん(24)が、依頼主の二河等さん(32)の腕の中で少しぐったりした夏実ちゃん(1)に笑顔で声をかける。
夏実ちゃんの状態を細かく聞き取り、保育がスタートした。
最初は心細そうにキョロキョロしていた夏実ちゃんも、高橋さんが絵本を開いて歌い始めると、すぐに落ち着いた。
「初めは不安だった」と明かす等さんだが、寝ている向きや機嫌まで細かく報告してくれたことに安心したという。
「共働き夫婦やシングルの親にとっては必要不可欠な存在だと思う。子どもにとっては、自宅で見てもらえるのもありがたい」
2004年に発足したフローレンスでは、東京都や神奈川県を中心に病児保育士を自宅に派遣する訪問型の病児保育事業を展開している。
約80人のスタッフはみな、1年以上の保育実務か12年以上の子育て経験者。
年間100時間以上の研修も受ける。
訪問型病児保育は1日限り、年齢や病状が違う子を見る。
高橋さんは「毎日が一期一会。その子にあった保育を考え、じっくり関われる」と仕事の魅力を語る。
利用者の多くは保育園に預けられる「37.5度」のラインを超えた子どもたち。
「大変な時を支えられるのもやりがいがあります」
ただ保育士不足は深刻だ。出産後も働く女性が増えたことで関心や需要も高まり、最近はりんご病や手足口病の流行で、保育士は総出で対応に当たっている。
当日午前8時までの依頼には100%対応するため、現在は新規の入会申し込みは受け付けていないという。
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