病児保育利用会員(クルー)の皆さんにはご迷惑をおかけしております
乳幼児が罹患すると肺炎や気管支炎といった重篤な症状を起こしやすいとされるRSウイルスが全国で猛威をふるっています。国立感染症研究所は、現行方式で公表を始めた2018年以来最多の記録だとしており、米国南部やオランダをはじめとした世界的な流行に米国疾病対策センターからも注意喚起が出ています。
患者数は、例年に比べるとおよそ8倍、ほとんど感染例がなかった昨年に比べると600倍に増えています。
現在、東京都・千葉県・埼玉県・神奈川県でもRSウイルス感染症が大流行しており、「フローレンスの病児保育」のご依頼件数が急増しています。
当日8時までのご予約で100%駆けつけ対応をさせていただくことを原則にサービスを運営している「フローレンスの病児保育」について、6月14日より、一部のご予約に関し保育にお伺いできない事例が発生しております。また、前日夜20時より前にご予約をお受けした場合も、朝8時からの保育開始予約をお受けできない可能性があり、会員の皆さんには、大変ご迷惑をおかけしております。
◆定点医療機関あたり患者報告数
◆都内流行マップ(保健所別)
出典:東京都感染症情報センター
http://idsc.tokyo-eiken.go.jp/diseases/rs-virus/rs-virus/ (2021/7/7時点)
病児保育事業現場の対応について
フローレンスでは過去約10年に渡る病児保育ご予約データを基に需要予測を行い、保育スタッフの派遣準備を整えております。
しかし、今回の爆発的なRSウイルス流行状況及び、体調不良時の保育園や小学校の登園・登校ルールの厳重化によるご依頼件数の上昇は、過去のデータをもとにした感染症流行予測の範囲を大幅に超えており、ご依頼が従来の需要予測の最大値を大幅に上回っている状況です。
現在、ご依頼に対応できない場合、月会費・オプション料を返金させていただいております。
以下のいずれかの期間のうち、短い期間分の月会費およびオプション料を返金致します。
1.対応ができなかった月から遡って半年
2.直近の病児保育利用月翌月分から、対応が出来なかった月まで(当月にご利用があった場合は、該当月の月会費が対象となります)
なお、ご入会時に会員の皆さんにご承諾いただく病児保育ガイドラインでは、「通例の予測値を超える感染症拡大が起こった場合は病児保育を提供できない場合があり、その際には月会費返金の対象とはならない※」旨を記載しておりますが、利用会員の皆さんのご負担が少しでも軽減されるよう、ご返金の手続きを鋭意進めております。
※例:フローレンス対象エリアにおけるインフルエンザの定点医療機関あたり患者報告数が、年間ピーク時報告数の過去5年間における平均値の120%を超えた場合など
詳しくはこちらのURLの2ページ目を参照ください:http://byojihoiku.florence.or.jp/pdf/guideline_basic.pdf
引き続き、対応に尽力してまいります
例年、RSウイルス感染症は秋から冬にかけて流行します。
生後1歳までに半数以上が、2歳までにほぼ100%のお子さんがRSウィルスに少なくとも1度は感染するとされていますが、昨年の秋から冬にかけて、ほとんど感染がみられませんでした。
学会の発信などによると、昨年新型コロナウイルス感染対策の徹底によりRSウィルス感染症が流行せず低年齢のお子さんが罹患しなかったためではないかとの分析もあり、今後もRSウイルス感染症の流行は続く可能性があります。
https://twitter.com/amamammetter/status/1412580182406221831娘がRSになり、初めて病児保育 #フローレンス を利用!
— 葉子 | 6y3y👶🏻自分の人生を生きる✨ (@happayoko885) June 10, 2021
上の子は自治体の病児保育がダメなら自分が看てたけど、2人目からは次の手を登録しておいて本当によかった!
手際よく引き継ぎ、娘の病状を細やかに報告、ケア方法も教えてくれる。安心感がすごい。毎月1回目の利用無料というのが何より助かる😭
スタッフ採用の強化や社内の人員調整を迅速に進め、このように1家庭でも多くのご家庭にお伺いできるよう引き続き、努めてまいります。
フローレンスの病児保育にご期待をいただいている中、万全な対応をお約束できない状況となり大変ご迷惑をおかけしております。
詳しくはフローレンスの病児保育サービスサイトにてお問い合わせください。