終活や相続という言葉を耳にすることが増えてきた昨今、フローレンスでも、遺贈(遺言による寄付)や相続財産の寄付をいただくことが増えています。
今回は、フローレンスに相続財産を寄付してくださった方(Aさん:仮名)のインタビューをご紹介します。
(※写真はイメージです)
ーーこの度はフローレンスにご寄付いただきありがとうございます。フローレンスを知ったきっかけはなんだったのでしょうか?
Aさん:自分の妊娠をきっかけに病児保育や子育てに関する情報を集めている時に、フローレンスの名前を知りました。
その後、WEBの記事を読んだり、駒崎代表や社員の前田さんのTwitterを拝見したりして、団体としてのフローレンスを認知するようになったと思います。
ーー今回、ご相続された財産からのご寄付をいただきましたが、寄付を決めた経緯を教えていただけますか?
Aさん:私の祖父母が昨年亡くなりまして、遺産を相続することになりました。寄付控除について調べていたところ、NPOの寄付についての情報が載っているサイトにフローレンスの名前があったんです。「フローレンスに寄付できるなら、そうしよう」と思い決めました。
ーーNPOの中でも、フローレンスを選んだ理由はありますか?
Aさん:寄付先を調べる中で「ひとり親支援」とか「病児保育」という分野が気になったんです。私自身もひとり親なのと、子どもが生まれた後にNICUにいた経験もあって、お医者さんや病気のお子さんを育てる保護者の方々とお話したことをよく覚えています。自分にとって身近なひとり親支援や病児保育に貢献できれば良いなと思って、その分野を最初に選びました。
日々、子どもの虐待死や、女性が誰にも相談できず出産してお子さんが亡くなってしまった事件などをニュースで見ていて、「社会の中にある問題」という観点で関心がありました。フローレンスの駒崎代表や前田さんの発信では、自団体の活動のことだけでなく、社会構造の問題を説明していたり、実際に国に提言をされている行動力がすごく印象的で。それがフローレンスを選んだ決め手でした。
ーーありがとうございます。本当にフローレンスのことをよく理解して応援してくださって、お話を聞いていてとても嬉しく思います。実は今回、Aさんのご親族の方からも、フローレンスへのご寄付をいただいたのですが、Aさんから何かお話してくださったりしたのでしょうか。
Aさん:直接的に寄付先として案内した訳ではないですが、私と同じように相続財産の寄付について検討していたので「以前からSNSなどで活動を見ていて、国にも提言をしていたり、さまざまな活動をしているのを知っているから、私はここに寄付することに決めたよ」という話をしました。どこに寄付を決めたという話までは聞いていなかったのですが、フローレンスを選ぶきっかけになったのかもしれませんね。
ーーそうだったのですね。とてもありがたいです。
Aさん:それから、私も寄付をするのは初めてで、フローレンスに問い合わせしたときは、だいぶ寄付初心者なメールを送ってしまったと思うのですが、受付担当の方が最初から最後までとても根気強く丁寧に対応してくださって、初めての寄付でも安心して手続きを進められて助かりました。ありがとうございます。
ーーそう言っていただけてとてもありがたいです。今回こうして、Aさんのお話を聞きて、これからもフローレンススタッフ一同、真摯に事業に取り組んで行こうと改めて思いました。今回は本当にありがとうございました。これからもフローレンスをよろしくお願いいたします。
Aさん:ありがとうございました。これからもフローレンスの活動を応援しています。
(インタビューここまで)
遺贈や相続財産のご寄付に限らず、寄付をいただくということははお金に乗った想いを受け取るということでもあります。
フローレンスでは、大切な想いが込められたご寄付を、親子の笑顔のためにしっかりと活用して参ります。
近年、遺贈や相続財産のご寄付に関するお問い合わせが増えています。ご寄付を検討中の方、関心がある方に参考にしていただけるよう、遺贈・相続財産寄付についてのWEBページをリニューアルしました。
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