※緊急支援の利用申込は締め切らせていただきました
収束が見えないコロナ禍の中、経済的な困難を抱えるご家庭はより厳しい状況におかれています。
フローレンスでは、長期化するコロナ禍で特に困難な状況におかれるご家庭に支援を届けるため、「新型コロナこども緊急支援プロジェクト2022」を始動しました。
経済的困窮に陥りやすいと言われるひとり親家庭の中でも、特にDV等の理由により別居中で法的な離婚が成立していない「実質的なひとり親家庭(ノーセーフティネットひとり親家庭)」の状況は深刻です。
ひとり親家庭が受けられるはずの公的な支援が届きにくく、政府が臨時給付を行う「子どもへの10万円相当の給付」も受け取れていないご家庭が数多く存在します。
「新型コロナこども緊急支援プロジェクト2022」では、こうした別居中・離婚前の実質的なひとり親状態にあるご家庭への取り組みとして、10kgのお米の配送、デジタルによる情報提供などを通じた支援をスタートしました。
※利用申込は締め切らせていただきました
支援活動は、皆さんからいただく寄付を原資に実施させていただいています。
プロジェクト詳細 ※利用申込は締め切らせていただきました
対象者:「ノーセーフティネットひとり親」家庭(別居中・離婚前の実質的なひとり親状態にあるご家庭)
対象エリア:全国
対象世帯数:500世帯~(寄付原資により今後拡大を検討)
実施期間:寄付原資により検討
利用受付期間:2022年2月7日(月)~3月末
【支援内容】
・お米(10kg)の無償配送
・メール・LINE等を通じた支援情報の無償提供
・ノーセーフティネットひとり親家庭への支援を拡充するための提言活動の実施
2月7日から受付を開始したところ、早速たくさんのご家庭からお申し込みをいただきました。SNS等を通じて情報の拡散にご協力をいただいた皆さん、ありがとうございました。
2月15日からは全国のご家庭へお米の配送がスタートしています。また、申し込みをいただいたご家庭には、2月18日より暮らしに役立つ情報のご案内も始めています。ご家庭からは多くの感謝の声が届いています。
・今日、お米を受け取らせていただきました。
ネット経由で、こんな優しい支援を無条件にしてくださる方々がいらっしゃるのかしらと思う気持ちもあったので、お米が到着した時に、本当だったんだと感動し、目の前がパッと明るくなりました!しかも無洗米な事をみて、涙が出て止まらなくなりました。
きっと、少しでも労力を減らして休めるように、お水代を使わなくてもいいように、苦しい立場にいる私共のような親子のために、愛情を持って色々考えながらお気遣いくださったのではないかなって思います。
フローレンスの皆様のその暖かいお心が、私達には何よりも嬉しかったです。・息子二人にお米を食べさせてあげることができるので本当に嬉しいです。ありがとうございました。嬉しすぎて泣いちゃいました。
・自分の経験ですが、ほんのちょっとだけ、一時的にでも手助け頂けたら無事乗り切れたかもしれないのに、そこがこらえられずにどんどん坂を転がってどうしようもなくなる方々が、今、きっととても増えていると思います。
これからも、今回のように、目を向けてもらえない状況の家庭や子ども達にも手を差し伸べていただけたら心から嬉しいです。
生きる希望になります。よろしくお願い申し上げます。
フローレンス様と、ご支援くださった方々に、心より感謝しております。
本当にどうもありがとうございました。・子ども達に食べさせるのがやっとの毎日の中で、お米10キロは本当に本当に助かりました。感謝の気持ちでいっぱいです。大切に食べさせて頂きます。ありがとうございました。
・実質ひとり親は、ひとり親手当等受給できず、保育園代もそのままかかり、コロナの影響で収入が減り、生活がとても苦しかったので、迅速にお米を援助していただきとてもありがたかったです。 離婚成立までの今この時期に利用できる補助制度がほとんどなく、とても苦しい中、実質ひとり親世帯に目を向けていただけて、とても嬉しいです。ありがとうございました。
コロナ禍で孤立が深まる中、仕事、子育て、経済的な不安等を抱えながら、公的支援が届かず、ギリギリの生活をしている親子も少なくありません。
私たちにできることは決して多くはありませんが、厳しい状況においても「支える人がいる」「ひとりじゃない」と実感できることが、明日への希望につながっていくと信じています。
本プロジェクトでは、引き続き、「実質的なひとり親家庭(ノーセーフティネットひとり親家庭)」への支援を継続してまいります。
また、経済的に困難を抱えるご家庭やひとり親家庭、様々な公的支援が届きにくいご家庭に対しさらなる支援を届けるため、皆さんからいただくご寄付を活用し、支援プログラムのさらなるアップデートと政策提言の強化に尽力します。
ぜひ、引き続きのご支援をよろしくお願いいたします。