先日、フローレンスのみんなのみらいをつくる保育園東雲(以下みんつく東雲)にて、フローレンスの寄付企業であるBNPパリバさんによる保育体験ボランティアを開催しました!!
実は以前から、寄付企業の方々から「寄付だけでなく、もっと多角的に関わりたい、フローレンスの活動に関わるボランティアをしたい」というありがたいメッセージをいただいていました。
フローレンスの保育現場を直接見て、保育体験をしていただくことで、フローレンスへの寄付がどのように役立てられているか実感していただき、フローレンスの取り組む社会課題を身近にイメージできるのではないかと考え、今回ボランティアを開催することになりました。
まずはフローレンス、みんつく保育の説明を
みんつく東雲にお越しになったBNPパリバの皆さん。
まずはフローレンスについて、そしてみんつく保育の特徴などを紹介していきました。
いよいよ保育体験!
当日子どもたちから呼んでもらいたいあだ名を決めたら、いよいよ保育体験。
実際に子どもたちと話したり、折り紙やおもちゃで遊んだり、一緒に時間を過ごしていただきました。
保育体験をするのは初めてという方も多かったのですが、子どもたちはすぐに打ち解けてとても楽しそう。
元気いっぱいの子どもたちを前に、BNPパリバの皆さんも一生懸命に保育にあたってくださいました。
次は、ペンキ塗りを
保育体験のあとは、スタッフからレクチャーを受けながら、日々の保育で汚れてしまっていた壁のペンキ塗りを。
皆さん真剣にペンキ塗りを行ってくれました。
なかなか時間と人手がとれず、塗り直せないままになってしまっていたので本当に助かりました!
最後にサークルタイム見学!
そして最後に「サークルタイム」を見学していただきました。
フローレンスのみんなのみらいをつくる保育園では、「サークルタイム」という子どもたちの話し合いの時間をつくり、大切にしています。
「サークルタイム」では、何が話し合われるかは子どもたち次第で、結論が出ない日も、すぐ終わる日もあります。大切なのは、対話を繰り返すことだと信じて、日常的にサークルタイムに臨んでいます。
~参加されたBNPパリバのみなさんからのメッセージ~
【これまでフローレンスを支援してきた理由】
BNPパリバでは社会貢献活動に力を入れています。新型コロナウイルスの感染が拡大した2020年、BNPパリバは世界中の様々な団体に総額65億円を寄付しました。日本でもコロナ禍で支援が必要な方達をサポートすることになり、病児保育で有名なフローレンスの「新型コロナこども緊急支援プロジェクト」を知り、連絡したのが、フローレンスとつながりを持つきっかけでした。病児保育以外にも様々な社会課題に取り組んでいるという話を聞き、コロナに関係なく、支援が必要な方達の一助になればと考え、これまでにクリスマスプレゼントをお送りしたり、フローレンスがサポートされている1万人を対象にしたオンラインコンサートの実施などをさせていただきました。支援が必要な方達が適切なサポートを受けられるよう、今後もフローレンスにはご尽力いただき、私たちBNPパリバも微力ながらご協力させていただければと思います。【内定者さん/新卒スタッフさんにボランティアに参加してもらった経緯や意図】
BNPパリバでは2020年より、グループの社員全員で年間100万時間ボランティアに時間を費やすという目標を掲げ、1 Million Hours 2 Helpプログラムを立ち上げ、取り組んできました。社員1人が年間1日付与されるCSR休暇を使ってボランティアできるよう、日本でも様々な活動やイベントを企画し、2021年は1,776時間ボランティアに費やすことができました。会社のことについてあまり知らない新卒社員や内定者に、BNPパリバが力を入れる社会貢献活動のことをもっと知ってもらえるよう、ボランティアの機会を探していたところ、フローレンスからお声がけいただき、時間・場所・手軽さがぴったりだったため、即採用させていただきました。社会課題、そしてフローレンスの想いを知り、体を動かして支援する、とても良いボランティアをご紹介していただけた、と考えています。
【ボランティアを行った方の声】
これまで待機児童の問題を身近に感じることがなかったのですが、今回のボランティアを通して待機児童の問題について関心が高まりました。フローレンス様の活動のように、社会全体で共働き夫婦やシングルマザー/ファザーをサポートしていくことが重要だという思いが強くなりました。
寄付を通じて、社会で親子をサポートする輪を拡げる
フローレンスだけでできる活動には限りがありますが、今回行ったボランティアのように企業の方々と共に行うアクションや、企業の持つ強みや販路を活かした施策など、寄付をはじめとした多様な社会貢献活動でサポートしていただくことで、一団体だけではリーチできない課題へ取り組むことが可能となります。
課題解決に向けて共に取り組んでいくためのきっかけや選択肢を、これからも様々な形で作っていきたいと思っています。
フローレンスはこれからも、寄付を通じて共に親子領域のあたらしいあたりまえを作ってくださる皆さんと共に、親子の笑顔をさまたげる社会課題を解決し、新たなセーフティーネットを全国に広げていきます。