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通園バスに「置き去り防止装置」設置義務化を求める4万筆超の署名を、小倉子ども政策担当大臣に提出!【#もう子どもを置き去りにしない】

通園バスに「置き去り防止装置」設置義務化を求める4万筆超の署名を、小倉子ども政策担当大臣に提出!【#もう子どもを置き去りにしない】

#政策立案・政策提言 #ソーシャルアクション

署名への賛同4万人突破

園に着いたら何をして遊ぼうか。今月5日、楽しみに胸を膨らませていたはずのお子さんが、ひとりバスの中に取り残され亡くなった、痛ましい事件。40℃以上に達していたとみられる車内で、持っていた水筒は空っぽになり、衣服を脱いだ状態で倒れていたという報道に、いまも胸が締め付けられます。

フローレンスは、静岡県で発生した、この置き去り死事件の直後から、「置き去り防止装置」の設置義務化とその導入支援等を政府に要望してきました。

9月12日から「置き去り防止装置」の設置義務化等を求める署名活動を開始。9月26日12時時点で42,783筆もの賛同をお寄せいただき、本日、小倉子ども政策担当大臣に直接、署名をお渡ししました。

署名ページ_もう子どもを「通園バスで置き去り死」させない。「置き去り防止装置」義務化と導入支援を求めます!

署名へのご賛同やSNSでのシェアなど、ご協力をいただいた皆さん、本当にありがとうございました。

小倉大臣からは、以下のようなお話をいただきました。

たった2週間で42,000名を超える方の署名が集まったということは、それだけ子どもの命・安全に不安を感じている方が多いということだと思います。大変「大きな声」として、真剣に受け止めたい

現在行われている関係府省庁会議でも、義務化を含めて幅広く検討している。財政支援についても、しっかり検討していきたい。今後も議論を加速していけるように、スピード感を持って、対応していきたい。

署名提出の様子

署名にあたっては、たくさんの賛同コメントもいただきましたので、ごく一部ですが紹介します。

人間が「頑張る」だけではミスは起きます。もうこんな悲しい犠牲を起こさないよう、仕組みの導入を義務化するとともに、公的な支援をお願いします。

これは大人の責任です。本当に子どもを大切にする国にしなければなりません。

うちの子たちは園バスを利用しておりませんが、朝街中でバスを見るたびに、どうぞみんな安全にと願ってしまいます。二度とこのような悲しい事故が起こりませんように。

同じ年代の子どもを持つ親として、ハードとソフト面両方からのアプローチが必要だと強く感じています。子どもたちの命を守る働きかけに賛同します!

参考

・署名立ち上げの経緯などをまとめたフローレンスニュース

・署名活動に関する報道

通園バスの「置き去り防止装置」義務化を求める署名キャンペーンを開始、現在2万人以上が賛同。

※この他、NHK、TBS、共同通信など各メディアに報道いただいています。

子どもたちの命を守るため 今度こそ実効性のある対策を

通園バスでの置き去り死という悲しい事件を繰り返さないために、今回の要望が事態の改善に繋がることを強く願います。

通園バスの置き去り死は、昨年7月、福岡県中間市の保育園で5歳の男の子が、送迎バス内に取り残され熱中症で死亡する事件が発生していました。それを受け、厚生労働省は同年8月、送迎バスを運行する場合、子どもの乗降時の座席や人数の確認を実施すること等、安全管理を徹底するよう求める事務連絡を都道府県に発出しました。

しかし、これは単に「お願いの通知」を出しただけ。実効性はなく、また今年、悲しい事件が再発してしまいました。「気をつけよう」では防げなかったのです。

大半の保育園・幼稚園は日々懸命に安全管理に取り組んでいますが、人間の注意力には限界があり、ミスは起こり得ます。「人はミスをするもの」という前提で、人の注意力を補完するためにテクノロジーを活用した実効性のある対策が必須です。

9月20日に開催された関係府省会議にフローレンス会長の駒崎が有識者として出席。今回の事故が発生した原因・問題点を挙げるとともに、置き去り防止装置」設置の義務化やその導入・運用コストの全額補助について提案しました。

関係府省会議

関係府省会議の後に行われた立憲民主党主催のヒアリングにも、フローレンス代表の赤坂が出席。山井議員をはじめとする立憲民主党議員の皆さんにも「置き去り防止装置」導入の必要性を訴え、たくさんの賛同を得ました。

そして9月21日、共同通信の報道で「職員が園児を見落とさないようにする警報ブザーなど安全装置の設置を義務化する方向で調整に入った」と伝えられました。早期導入に向け、関連府省令の改正を軸に検討されるということです。

関係府省会議

今回提出した署名が、「置き去り防止装置」設置義務化に向けた政府の動きの後押しになるはずです。

署名活動開始からわずか16日。

小倉大臣に声を届けることができたのは、署名に賛同いただいた皆さん、SNSなどでこの署名活動を多くの方に知らせてくださった皆さん、フローレンスの記事をシェアしてくださった皆さん、寄付など様々なアクションで活動を支えてくださった皆さんのおかげです。本当にありがとうございます。

親子の課題を事業と政策提言によって解決するフローレンスは、これからも親子の声を政治に届け続けていきます。

フローレンスのこうした社会的アクションや政策提言活動は、皆さんからのご寄付によって支えられています。

ぜひ、これからもフローレンスの活動を応援いただきますよう、よろしくお願いいたします。


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