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大人気YouTuber・ラファエルさんがご自宅まで配送! ひとり親家庭への支援「ラファエル便」が実現! 利用家庭にたくさんの食品と笑顔を届けました

大人気YouTuber・ラファエルさんがご自宅まで配送! ひとり親家庭への支援「ラファエル便」が実現! 利用家庭にたくさんの食品と笑顔を届けました

#CSR #寄付


つい先月のこと、「フローレンスに寄付したい!」という突然の申し出と同時にオフィスに電撃訪問してくれた大人気YouTuberのラファエルさん。

フローレンス会長・駒崎との対談に加え、フローレンスが推進する渋谷区のふるさと納税を活用したクラウドファンディング#ふるさと納税でこどもを助ける」に共感の声を寄せてくださいました。

それから1か月も経たない12月初旬、「僕が直接ご家庭に支援を届けます」とまたしても突然の申し出が!大人気 YouTuberの行動力、恐るべし!

そしてフローレンスにとってもチャレンジングな「ラファエル便」が実現しました。当日の緊張感溢れるレポートをどうぞ!


ラファエルさんのオフィス電撃訪問&駒崎との対談動画はこちら▶

「ラファエル便」での支援お届け動画はこちら▶

 

「何でもやりますから呼んでください」は、本当だった!

 

チャンネル登録者数182万人を超える大人気YouTuberのラファエルさん。遡ること1ヶ月前、「僕の動画の広告収入、未来永劫フローレンスに10%寄付し続けます!」と動画中で突然の宣言。フローレンスオフィスを訪れ、駒崎との対談も実現しました。

駒崎から、「日本では現在、7人に1人の子どもが相対的貧困状態であること、また統計上、1週間に1人、虐待によって子どもが命を落としている」という現状をお伝えすると、ラファエルさんはその数字に驚愕。子どもの貧困・虐待への取り組みに対して深く共感してくださいました。

 

 

対談が実現する少し前に、ご自身のお子さんが入院し、仕事を持つパートナーと分担しながらの看病生活を余儀なくされたラファエルさん。情報を集めていく中でフローレンスの病児保育を始めとする数々な事業や活動を知ったと言います。

せっかく税金や寄付を納めるなら、子どもの貧困や虐待を助けることに役立ててもらいたい。もちろんそれだけじゃなくて、フローレンスの活動にもどんどん協力したい」と、積極的に申し出てくれました。

 

対談の最後、駒崎に「僕、ホンマ無償で何でもやるんで。物資用意したり届けたり、何でも言ってください!」と言ってくれたのですが、まさかこれが1ヶ月後に実現するとは、正直フローレンスのスタッフも、誰も思っていませんでした(すみません……)。

「口やお金を出すだけはいやだ」。ご本人が荷造りから参加!

 

フローレンスでは、2020年4月から、「新型コロナこども緊急支援プロジェクト」を通じ、フローレンスの病児保育を利用するひとり親家庭に向けて、寄付でいただいた食品や日用品を不定期でお届けしてきました(また2008年より「寄付による病児保育ひとり親支援プラン」をスタートし、ひとり親家庭に低価格で病児保育を提供しています)。

 

緊急事態宣言解除後もコロナ不況が深刻化するなか、2020年8月からは定期的に食品・日用品をお届けしています

 

 

今回の「ラファエル便」をお届けするのは、「こども宅食」事業の特別バージョン。ご希望をいただいた2世帯へ、ラファエルさんが直接物資を持って登場するというドキドキの計画。これもご本人からの希望で、荷造りから参加してくださったラファエルさん。並々ならぬ決意を感じます。

 

 

前回の駒崎との対談動画の再生数は何と25万回超! 視聴者からはどんな反応があったのでしょうか。「動画のコメント欄がやさしい言葉に満ちていて、僕もびっくりしました! あと知り合いの企業とか経営者の方から、『こんな支援活動を、うちの会社でもやってみたい』という、具体的な相談までいただいて、予想外の反響をもらえて嬉しかったですよ」

 

視聴者や周囲からの後押しは、ラファエルさんに大きな力と気付きを与えてくれたそうです。「口やお金を出すだけじゃなくて、自分で全部の作業を体験してみたい」。そんな志を持って今回は作業から参加してくれました。

白い仮面に「Florence」のロゴがプリントされた真っ赤なエプロン姿のラファエルさんは、なかなかのインパクト……。スタッフの脳裏に「お届け先のお子さんが泣かないだろうか……」と一抹の不安がよぎります。

 

そんな不安をよそに、肩をぶんぶん回しながらダンボールを組み立て、準備完了のラファエルさん。荷造り現場では駒崎とも再会。フローレンスに寄せられた反響についても情報交換しながら、荷造りは初めてとは思えない手際の良さで進めていきます。

 

自分も飲食店を経営しているので、食品の値上がりは身にしみて感じています。そんな大変な中で、このセットもらえたら助かるよなあ~。こんなお菓子なんて絶対子ども喜びますよね」と、受け取る家族を想像し、手も口も猛スピードで動かしながら、あっという間に動画撮影も梱包も完了! さて、いよいよ出発です。

 

漂う緊張感。前代未聞のひとり親支援がスタート!

 

今回の訪問家庭は2家庭。いずれもひとり親家庭です。

まず1軒目はお母さんと5歳の男の子で暮らすお宅。チャイムを鳴らして、いつにない緊張した面持ち(想像)で玄関前に立つラファエルさん。すると待ちかねたお子さんが「ラファエル来たの~?どこにいるの~?」と玄関から出て迎えにきてくれました。その可愛らしさに一気に緊張がほぐれたラファエルさん。

 

会員さんからは、「フローレンスの病児保育会員に登録だけしていたのですが、まだ利用はしたことがなかったんです。でも今回たまたまラファエルさんの動画を見て、食品を届けてもらえることを知って。早速申し込みました!」と聞き、ラファエルさんも「うわ~そういう声はめっちゃ嬉しいな~~~!!」と大感激。クリスマスのお菓子もプレゼントして、記念撮影もできました。

 

 

そして2軒目は、お母さんと7歳の男の子で暮らすお宅。もともとはフローレンスの保育園利用者でもあったという会員さんです。今は看護師の仕事をしていますが、保育園時代はまだ看護学校の学生で、「病児保育でもフローレンスにはお世話になりました」と笑顔で話してくれました。

その後見事看護師に合格し、今は忙しい日々を過ごされています。「これからは訪問看護にもチャレンジしたくて勉強しています」と、今後の目標を生き生きとした表情でお話してくださったのが印象的でした。

 

帰り際、お子さんが塗った塗り絵に感心したラファエルさん。お子さん自らが他に描いた絵も見せてくれました。「こういう(芸術の)方向にいくのもありなんちゃう?」と提案し、2人は思わぬところで意気投合する場面もありました。

「やってみなければ分からなかった。支援をもっと加速したい!」

 

今回の「ラファエル便」で2家庭との触れ合いを通じて、「人手も物資も配送も……と、全部カバーするのは大変な作業ですよね」と実感を語ってくれたラファエルさん。支援物資を届けるだけでなく、届けることで利用家庭とのつながりやコミュニケーション構築していく活動は、もっと広く拡大していくべきだと語ってくれました。

 

スタッフが感激したのは、ラファエルさんがお米やジュースが入っている重い荷物を、スタッフに預けることなく、終始自身の肩に担いで運んでくれたこと(しかも結構な距離を歩いてくれました)。言葉以上にラファエルさんの思いを感じたシーンでした。

 

またこうした支援の原動力となるのが寄付の力です。ラファエルさんは子どもの貧困、ひとり親家庭の孤立、虐待などを防止するためのキャンペーン「#ふるさと納税でこどもを助ける」にも、改めて動画の中で必要性を訴えてくださいました。(※本キャンペーンの受付は終了しています)

 

「また僕にやって欲しいこと、どんどん言ってくださいね~!」

そう言い残し、荷物を担いだ疲れを全く感じさせない軽やかさで、ラファエルサンタは去っていったのでした。フローレンスではこれからも、ラファエルさんと共にこうした支援の輪を広げる活動を続けていきます。次のチャレンジにもご期待ください!


フローレンスの活動は皆さんのご寄付によって支えられています。引き続きフローレンスの応援をよろしくお願いします。


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