ここ数年で「終活」という言葉が定着し、それとともに「遺贈寄付」が注目を集めています。
「遺贈」は、お亡くなりになる方が、財産の全部または一部を遺言によって無償で贈与することです。遺贈寄付には、遺言による寄付、相続財産の寄付、信託による寄付などがあります。「人生の集大成としての寄付」とも言える遺贈寄付は、自分の想いを未来に託す新しい寄付の形として近年注目度が高まっています。
フローレンスでは、2018年より遺贈寄付や相続財産の受付を開始し、これまでに弊会に託されたご遺志を、子どもの福祉や子育てにかかる問題の解決に役立ててまいりました。
このたび、遺贈・相続財産によるご寄付をより分かりやすく、より身近に感じていただけるようパンフレットを刷新し、資料請求いただいた方にお届けできるようになりました。遺贈寄付を考える上での最初の手引として、最適な内容になっています。ぜひお手元にとってご覧ください。
フローレンスは日本の子ども・子育て領域における国内最大規模の認定NPOとして、社会課題を解決する多様な事業を全国で展開しています。遺贈・相続財産を通じていただいたご寄付は、子どもの虐待のない社会、貧困や孤独に苦しむ親子のいない社会を目指すフローレンスの活動に大切に使わせていただきます。
新しくなった遺贈寄付パンフレットの見どころをご紹介!
1. ご寄付の具体的な流れを、わかりやすく解説しています
遺贈寄付に興味があっても、やり方がよく分からない、手続きが大変そうなどの理由で、なかなか行動に踏み切れない方も多いものです。また、遺贈寄付や相続財産からの寄付が数万円といった少額でも可能であることも、意外と知られていません。
そこで、本パンフレットでは、遺贈寄付の種類や基本的な用語の説明をはじめ、よくある遺贈寄付のケースや遺贈の流れを具体的に解説しています。また、自筆証書遺言の作成例も掲載していますので、具体的な遺言書をイメージしていただけます。
2.遺贈寄付をした方の物語をご紹介しています
遺贈寄付には、寄付をされた方それぞれの想いがあります。「国の宝である子どもの未来のために」パートナー様の遺されたご遺産をご寄付くださった方、叔母様からの相続財産を、「叔母の生きた証として子どもたちの笑顔につながることに貢献したい」とご寄付くださった方のエピソードなどをご紹介しています。
3.相続財産からのご寄付の流れと留意点の記載を追加しました
相続財産の寄付とは、相続人が受け取った相続財産の中から、相続人の判断で寄付することをいいます。相続された財産を寄付することで、故人の想いを日本の子どもたちの明るい未来へとつなげることができます。また、相続財産から寄付をした相続人も、税制上のメリットがあるだけでなく、たとえ少額だったとしても「社会に貢献できた」「故人の想いが生かされている」という達成感や幸福感を味わうことができます。
本パンフレットでは、相続財産を受け取ってから寄付金控除を受けるまでの流れと、相続税の優遇は申告期限があるといった重要な留意点をまとめています
まずはお気軽にご連絡ください
フローレンスでは、遺贈・相続寄付に関するご相談を無料で受け付けています。「まだまだ先のことだと思うけれど、少し話を聞いてみたい」「どんなことから始めればいいのかは知りたい」と言う方も、気軽にご連絡ください。日本の子どもたちの未来へ、あなたの想いを届ける準備を始めてみませんか。
フローレンスは日本の子ども・子育て領域における国内最大規模の認定NPOとして、子どもの貧困、子どもの虐待、親子の孤立などの社会課題解決を目指し、病児保育事業、障害児保育・支援事業、赤ちゃん縁組事業(妊娠相談・特別養子縁組あっせん事業)、ひとり親家庭支援、困窮家庭支援などをおこなっています。
フローレンスの遺贈寄付について詳しくはこちらをご覧ください。