親子の笑顔をさまたげる社会問題の解決をめざすフローレンスと、人工宝石“モアサナイト”を用いたジュエリーブランド「Brillar(ブリジャール)」を展開する株式会社Brillarとのコラボレーションによるチャリティージュエリー<HOPE>を、2023年6月29日(木)よりオンラインで発売致します。
<HOPE>の売り上げの30%はフローレンスの「赤ちゃん遺棄をゼロにするための活動」に寄付されます。
「赤ちゃん遺棄をゼロにするための活動」を支援するチャリティジュエリー<HOPE>は、2023年6月29日(水)よりBrillar公式オンラインショップにて販売いたします。
<HOPE>デザインコンセプト・背景
初代<HOPE>は、2022年9〜10月に実施した、Brillarブランド創設5周年を記念したフローレンスとのコラボチャリティ企画で誕生しました。
ネックレスのみ限定20本で製作・販売したところ、発売当日にわずか3分で完売。その売上の全額1,000,000円は渋谷区へのふるさと納税を通じてフローレンスの「児童虐待防止」の活動に寄付いただきました。
<HOPE>のモチーフデザインはブリジャールの社内公募を行い、一般投票により決定。
「5年分のスタッフの愛情と、ご愛用いただいている皆様の美しさ、喜びを詰め込んだ5石のモアサナイト」をあしらった可愛らしいお花のデザインとなりました。さらに「親子が“希望”とともに生きることができる社会を目指したい」というメッセージを込めて、フローレンスにて<HOPE>と名付けてさせていただきました。
モアサナイト合計0.43ct/18Kピンクゴールドまたは18Kホワイトゴールド
モアサナイト合計0.43ct/18Kピンクゴールドまたは18Kホワイトゴールド
モアサナイト両耳合計約0.43ct/18Kピンクゴールドまたは18Kホワイトゴールド
モアサナイトとは
「モアサナイト」とは、隕石の中から発見された鉱物を再現して作られた人工石です。
ダイヤモンドよりも強い輝きと、ダイヤモンドと同等の耐久性を持っており、海外では既に宝石として広く認知され、婚約指輪として選ばれることも増えてきている新世代のジェムストーンです。
ブリジャールは、モアサナイトの可能性に着目した日本で初めてのモアサナイトジュエラーとして、2017年に誕生しました。2018年には日本初となるモアサナイトジュエリーショールームを東京・銀座にオープン。その後、2021年6月に大阪・心斎橋ショールームをオープン。
6月25日(日)に開催する大阪・心斎橋ショールームの2周年記念イベントでは、発売に先行してお披露目と初回生産分のネックレスの即納販売を実施いたします。
なぜ今「赤ちゃん遺棄をゼロにするための活動」が必要なのか?
現在、日本では2週間に1人、0歳児が虐待死(遺棄を含む)で亡くなっています。
その背景には予期せぬ妊娠を誰にも相談できなかったり経済的な理由から通院・出産が困難であったり、その他様々な理由から、不安や孤独の中で一人出産を迎えてしまったりといった社会的に孤立した妊婦が支援を受けられていないことが要因だと考えられます。
フローレンスでは、赤ちゃん遺棄(虐待死)をゼロにするために、2016年より、予期せぬ妊娠に悩む女性に対応する「にんしん相談」窓口と「赤ちゃん縁組事業」をスタートしました。
これまでの7年間で、4000人以上の妊婦の相談支援を行い、また、相談支援をして出産を迎えた妊婦さんがやむを得ない事情でご自身で赤ちゃんを育てられないという場合には、特別養子縁組を通して生まれた赤ちゃんが家庭で育っていけるようにサポートしてきました。
2022年10月からは、「中期以降ハイリスク妊婦への初回受診料支援」としてにんしん相談を行っている妊婦の方へ、妊婦健診の初回受診料をフローレンスが支払う取り組みも行ってきました。
反響は大きく、5ヶ月間で165件の相談が寄せられました。相談を通して、(1)経済的に貧困状態にあり病院を受診できない、(2)病院を受診すること自体に不安がある、(3)予期せぬ妊娠について自分からSOSを出すことが難しい、といった理由で妊婦健診未受診のまま対応が遅れてしまうケースが多いことが分かりました。
また、その中には、経済的困難を抱えながらも制度の狭間に落ちてしまい、行政の支援を受けられない妊婦がいるということも見えてきました。
そこで2023年6月より「無料産院」事業をスタート。予期せぬ妊娠に悩む妊婦に対して相談を受けるとともに、特に経済的に困難を抱えた妊婦に対して、妊婦健診や出産費用をフローレンスが代わりに支払うことで医療機関を受診してもらい、母子ともに危険な状態で出産に至ることを防ぎます。
さらに、受診をきっかけに行政の支援へとつなげることで、赤ちゃん遺棄を防止することも目指します。
産後は関係機関と連携し、地域の社会資源につなげていきます。どうしても育てることが難しい場合は、特別養子縁組の相談支援も行います。フローレンスはこれらの取り組みを通して社会的に孤立した妊婦さんを支援し、赤ちゃんの遺棄ゼロを実現したいと考えています。
フローレンスとBrillarとの関わり
フローレンスとBrillarのご縁はBrillarからのご寄付が始まりでした。
Brillarはお客様への感謝を込め、Pay It Forward(もらったものは他の誰かに返す)の精神で、創業以降、これまでフローレンスのひとり親家庭支援事業を寄付で継続支援下さっています。
寄付を通して、ひとり親と子どもたちが少しでも安心して過ごせるように……。
そこには、幼少時に自身もシングルマザーの母の背中を見て育ったBrillar代表小原氏の思いが込められています。
「ひとり親家庭をひとりにしない。子どものSmileは社会の宝物」。
このメッセージを多くの方にジュエリーを通じて感じていただけるよう、フローレンスとBrillarはタッグを組み、チャリティジュエリー開発・キャンペーン実施を重ねてきました。
2019年に「ひとり親家庭をひとりにしない。子どものSmileは社会の宝物」をテーマにチャリティジュエリーの販売を実施してきました。
2021年には、第二弾の<OHASHI>を通して、「こども宅食」への支援という新たな取り組みを共に行なっていきました。
そして、第三弾の<HOPE>は、2022年9〜10月に実施した、ブランド創設5周年を記念したコラボチャリティ企画で誕生しました。ネックレスのみ限定20本で製作・販売。その売上の全額1,000,000円は渋谷区へのふるさと納税を通じてフローレンスの「児童虐待防止」の活動に寄付いただきました。
販売終了後も、<HOPE>のデザインやチャリティの理念にご賛同くださり「是非購入したいのでまた作ってほしい。」というお声や、「シリーズでコーディネイトできるようにピアスやリングも製作してほしい。」というお声をうけ検討を重ねた結果、今必要とされている「赤ちゃん遺棄をゼロにするための活動」の支援という形でリバイバルが決定いたしました。
リバイバルにあたってネックレスだけでなくピアスやリングもデザインし、マテリアルにもピンクゴールドを追加して、チャリティジュエリー第3弾<HOPE>シリーズが誕生しました。
今回のチャリティー活動を通して、社会をより良いものに変えていけることを願っています。
株式会社 Brillar 会社概要
社名:株式会社 Brillar
本社:〒104-0061 東京都中央区銀座 5-13-2 銀座長岡ビル 7 階
代表取締役社長:小原 亦聡
事業内容:モアサナイトジュエリーブランド「Brillar」の運営
社会で親子をサポートする輪を法人企業と広げる
フローレンスだけでできる活動には限りがありますが、企業のみなさんと共に行うアクションや、企業の持つ強みを活かした施策など、寄付をはじめとした様々な社会貢献活動でサポートしていただくことで、一団体だけではリーチできない課題へ取り組むことが可能となります。
フローレンスはこれからも、寄付を通じて共に親子領域のあたらしいあたりまえを作ってくださる皆さんと共に、親子の笑顔をさまたげる社会課題を解決し、新たなセーフティーネットを全国に広げていきます。