左、中央)訪問したフローレンスのメンバー 右)認定NPO法人コミュニティ・サポートセンター神戸 事務局長 飛田さん |
フローレンスでは、さまざまな困りごとを抱えたご家庭を対象に、LINEを使用した「チャット相談」と「対面での支援」を組み合わせたアウトリーチ型の新しい支援モデル「ハイブリットソーシャルワーク」を実施しています。
6月1日より、「チャット相談✕対面での支援」のハイブリッドをさらに深化させていくための拠点として、神戸市にサテライトオフィスを構えることなりました。
神戸市はフローレンスのハイブリッドソーシャルワーク創生の地
フローレンスと神戸市とはこれまで、さまざまな業務連携を続けてきました。ハイブリッドソーシャルワークを活用した支援としては「おやこよりそいチャット神戸」(現在は「神戸こども宅食」に名称変更)を2021年8月に開設。神戸市にお住まいの子育て世帯の困りごと・お悩みを伺ってきました。
そして、2023年11月から新たに神戸市から受託し、おやこに寄り添う「ここならチャットKOBE」として皆さんの声を聞いています。
「あすパーク」から広がる、神戸市の地域支援
今回わたしたちがサテライトオフィスに選んだ場所は、認定NPO法人コミュニティ・サポートセンター神戸が運営している「地域共生拠点・あすパーク」です。
こちらは、神戸という地域に根ざして支援活動をするNPO・地域団体などのソーシャルセクターが集まる「地域支援のハブ」のような場所です。このような場所に迎え入れていただき、地域の支援者として活動できることを光栄に感じています。
サテライトオフィスオープンに先立ち、フローレンスのメンバーが「あすパーク」を訪問しました。
施設内は、利用団体の作品の展示、販売スペース、こども食堂用のキッチン、セミナーやイベント用のオープンスペースなど、地域の方々と交流できる設備がありアットホームな雰囲気です。
その他、地域団体が毎月イベントを実施されています。
サテライトオフィスの開設をきっかけに、フローレンスでも子育てイベントや地域の方とつながる場所として日々の支援活動に利用していく予定です。
また、こちらを拠点に神戸市の地域支援団体とつながり、利用者にお届けできる支援に広がりをもちたいと考えています。この場所と地域の皆さんとともに、連携しながらさらに必要な支援を届けていきます。
現在、フローレンスでは、「神戸こども宅食」の取り組みだけでなく、ひとり親や経済的に厳しい子育て世帯など、社会的に孤立しやすい、支援につながりにくい世帯に対する支援を強化しています。
このような活動はみなさんからの寄付で支えられています。
ハイブリッドソーシャルワークも、ご寄付がなければ続けることはできません。
ぜひ、応援をよろしくお願いします。