フローレンスと、株式会社日本アクセスが2022年1月から取り組んでいる「こどもフードアライアンス」。
大手食品メーカーおよび日用品卸各社の協賛のもと、全国のこども宅食実施団体など子育て支援団体を通じて全国の子育て家庭へ支援を行う取り組みです。
2023年度は10月に全国2.5万世帯規模で食品や日用品など合計約25.3万点の物品をご家庭にお届けしました。
そして2024年度、「こどもフードアライアンス」プロジェクトの第4弾を実施することが決定しました!
物価高騰で深刻化する経済困窮、こども宅食の活動を支える「こどもフードアライアンス」
コロナ禍での経済的打撃や長引く物価高の影響は、経済的な困難を抱えるご家庭をさらに深刻な状況に追い込んでいます。
フローレンスでは、経済的困難など様々な困りごとを抱えるご家庭に定期的に食品・日用品を配送することで継続的につながりを持ち、必要な場合にはさらなる支援につなげる「こども宅食」の取り組みを2017年から推進し、フローレンスグループの一般社団法人こども宅食応援団(以下、こども宅食応援団)が全国に広げています。
これまで、全国でこども宅食を実施する団体は、各団体ごとに必要な食品を購入・寄付を通じて調達してきました。フローレンス・こども宅食応援団が助成を行ってもいますが、限られたスタッフや財源の中で、食品の安定確保や寄付企業との接点づくりになお困難を抱える団体も多くあります。
「こどもフードアライアンス」は、日本アクセスの協力の元、複数の食品メーカーおよび日用品卸各社より提供される食品、日用品を一括集約し、こども宅食応援団が連携する全国約200の団体を経て、各地の子育て家庭への訪問支援に活用する取り組みです。協賛頂いた企業各社様とともにSDGsへの取り組みを促進することで、一企業で取り組むよりも大きなインパクトで、全国の子育て家庭を支援することが可能です。
提供いただいた食品は、全国の「こども宅食」活動を通じて、困窮や病気などにより支援が必要な親子の元へ届きます。日本アクセスは、この「こども宅食」の取り組みに共感し、2022年1月から「こどもフードアライアンスプロジェクト」を協同実施してきました。
今年度から年複数回の支援へ
過去3年間プロジェクトを実施する中で、協賛企業様の輪も広がってきており、昨年度はお取引メーカー様と卸様の34社様の協賛を頂き、合計約25万点の物品を支援活動のために全国にお届けすることができました。
▼昨年度成果の詳細はコチラ
昨年度まではコロナ感染症や物価高における困窮対策として年1回のみの緊急支援として実施して参りましたが「支援が必要な家庭に寄り添う活動は日々行われるもの」であるとの考えから、今年度は配送を分け、全国のご家庭に定常的にお届けできるようにします(各回約10,000世帯を予定)。既に30社を超える参加表明をいただいており、夏休みに向けてお菓子や飲料の提供が予定されています。
この取組みがより良いものとなるよう、今後も両社で仕組みづくりを継続していきます。
株式会社日本アクセスについて
日本アクセスは、伊藤忠商事株式会社100%の食品総合卸会社です。
2024年3月期の売上高は2兆3,366億円で、食品流通業界のリーディングカンパニーです。
拠点数は、日本国内に営業拠点と物流拠点とを合わせて約600拠点を持ち、従業員数も約4,000人におよびます。
当社は、ドライ、チルド、フローズンの3温度帯商品を扱っておりますが、中でもチルド、フローズンの低温度帯商品に強みをもっており、冷凍食品やアイスクリームなどのフローズン食品や乳製品、洋日配、和日配などのチルド食品の取扱いは業界№1です。
また、加工食品、乾物乾麺、酒、菓子やデリカ、外食産業向けの業務用食品についても力を入れており、幅広い商品の取り扱いが当社の強みでもあります。
得意先につきましては、小売業やコンビニエンスストア、ドラッグストア、ディスカウントストアなどの約2,000の企業様、仕入先につきましては、約10,000の企業様とお取引をいただいておりますが、日本アクセスの強みでもある物流網を活用し、日々、日本全国の得意先店舗に商品をお届けしています。
また、日本アクセスは、企業理念をとても大切にしている会社です。
“心に届く、美味しさを”“まもる。つなぐ。つくる。”ことを通じて働きがいを高め、個々の力を結集することで、人と食の未来への懸け橋となることを企業理念に掲げ、持続可能な成長を実現できる№1の食品総合卸企業を目指しています。