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心おどる体験と出会う場所 「こども冒険バンク」8月1日スタート

心おどる体験と出会う場所 「こども冒険バンク」8月1日スタート

#ひとり親家庭支援 #CSR #こども冒険バンク

フローレンスは、こどもの体験格差※という社会課題解決のため、体験が不足しがちな家庭が、企業が無料で提供した体験コンテンツを自由に選び申し込みができるプラットフォーム事業「こども冒険バンク」を8月1日(木)より開始します。
※家庭の経済的状況などによって、文化鑑賞、スポーツ、習い事、旅行などのこどもたちの「体験」の機会に差があること

サービス開始時は多様な業種の企業や団体からの提供により、約1,700枠の体験提供を予定しています。
恒常的かつより多くのご家庭に多種多様な体験機会を届けるためにも、企業や団体からの体験提供は継続的に受けつけます。
「こども冒険バンク」を通じ、すべてのこどもたちが豊かな人生を歩める社会の実現を目指します。

「こども冒険バンク」について

様々な事情により体験が不足しがちな家庭が、企業などが無料で提供した体験コンテンツを自由に選び申し込みができるプラットフォーム事業です。
対象となるご家庭は「こども冒険バンク」LINE公式アカウントを友だち追加のうえ、プラットフォームへの会員登録申請を行い、対象家庭の認証が完了すると、「こども冒険バンク」の会員となります。
1会員につき大人2名、こども4名の最大6名までご家族を登録でき、登録人数に応じて月初に体験枠に応募するための冒険チケットを付与されます。
体験の新着情報などをLINE公式アカウントからのプッシュ通知で受け取ることが可能です。会員はLINE公式アカウントを通して希望の体験に申し込み、実際に体験に参加できる仕組みです。

子ども冒険バンクの仕組み
※プラットフォーム内での名称
冒険=提供される体験
冒険会員=「こども冒険バンク」プラットフォームにアカウント登録した家族
冒険パートナー企業=冒険(体験)を提供してくださる企業・団体
冒険チケット=毎月発行される冒険参加枠(電子)
サービス名こども冒険バンク
運営団体認定NPO法人フローレンス
サービス開始日2024年8月1日(木)
URLhttps://bokenbank.florence.or.jp/
サービス利用対象者様々な要因によって体験が不足しがちな家庭
●経済的に厳しい状況の世帯:世帯年収が400万円以下の世帯
●ひとり親・実質ひとり親世帯
※対象については今後変更の可能性がございます
こども冒険バンクロゴ

「こども冒険バンク」名前の由来

本サービスが届ける体験がまるで「冒険」のように、こどもにとってワクワクし新たな世界が広がるものであるように、という願いを「冒険」という言葉にこめました。また、体験を提供してくださる企業などにとって体験提供というアクションは、単なる体験のプレゼントではなく、提供した体験がこどもたちにとって希望や夢を持つきっかけとなり可能性を広げることにつながる意味でも、こどもの未来への投資であるというメッセージを「バンク」という言葉にこめています。
これらの想いより、本サービスを「こども冒険バンク」と名付けました。

 サービス開始時に企業や団体より提供される体験コンテンツ

団体名:一般社団法人ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ
体験名:“純度100%の暗闇” 見えないからこその体験
内容:暗闇のプロフェッショナル(視覚障がい者)が案内役となり、共に楽しむ体験を通じて、互いに協力し、コミュニケーションを深めることで、想像力を育みながら多様性についての理解を深める機会となります。
企業名:東洋製罐グループホールディングス株式会社
体験名:容器文化ミュージアム見学&ワークショップ
内容:身近な容器にかくれているヒミツをひらく「容器文化ミュージアム」を遊びながら楽しく見学します。あわせて、「タイムカプセル缶づくり」のワークショップも実施します。
企業名:日本航空株式会社
体験名:機内食体験とJAL工場見学SKY MUSEUM, 客室乗務員お仕事講座
内容:大きな飛行機を間近で見れる飛行機の格納庫見学に加え、飛行機を眺めながらの機内食体験や、飛行機や空の仕事を学べるミュージアム体験への参加。客室乗務員のお仕事講座も実施します。
※五十音順・敬称略・一部ご紹介
体験提供企業・団体一覧
こども冒険バンク 資金提供企業・団体一覧
※五十音順
資金提供企業・団体一覧
こども冒険バンク 資金提供企業・団体一覧
※五十音順・一部ご紹介

 

こどもの「体験格差」の実態・これまでのフローレンスの取り組み

公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン「子どもの『体験格差』実態調査最終報告書(2023)」によると、世帯年収300万円未満の家庭のこどもは、3人に1人が学校外の体験をしたことがない、という結果が出ているなど、その「体験格差」は深刻な社会問題として挙げられています。
一方で、文部科学省の令和2年度「体験活動等を通じた青少年自立支援プロジェクト」では、幼少期の体験が多いこどもの方が、成長後の「自尊感情」「外向性」「肯定的な未来志向」等、多くの項目で良い影響が見られると言われています。
世帯収入の多い少ないに関わらず、体験の効果は同様に表れており、体験が非認知能力(生きる力)を高めていることが示唆されています。

フローレンスは、2017年から「こども宅食」事業などを通じ、相対的貧困の家庭への支援事業を行ってきました。実際に支援する家庭の中で体験が不足している状況があることを目の当たりにし、2023年夏に「#夏休み格差をなくそう プロジェクト」というご家庭に体験を提供する大型キャンペーンを実施。対象枠に対し約3倍の応募があり、高いニーズを感じました。
恒常的に多種多様な体験と、体験が不足しがちな家庭がつながることができる仕組みが必要と考え、2023年10月にこどもの体験格差解消を目的としたプラットフォームの開発を決定しました。
開発決定から約9ヶ月、体験が不足しがちな家庭が、企業が無料で提供した体験コンテンツを自由に選び申し込みができるプラットフォーム事業「こども冒険バンク」を開始します。
「こども冒険バンク」は、体験格差のあるこどもたちに体験を提供することで、「あきらめ」による貧困の連鎖を断ち切る一つの解決策になると考えています。


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