このたび、フローレンスのコーポレートロゴをさらにリニューアルしました!
さらに新しくなったロゴに込めた想い
先日3月1日に新しくなったフローレンスのロゴですが、私たちの進化は止まりません。1か月でさらなる新しいロゴに変えることで、私たちはさらにパワーアップしていくことをここに誓います。
私たちはこれまで、日本社会の未来に想いを馳せてきました。
みんなで子どもたちを抱きしめ、子育てとともに何でも挑戦でき、いろんな家族の笑顔が溢れる社会--そんな社会を胸にえがき、日々奮闘してきました。
しかし……ときには立ち止まって、古き良き時代、そうです、「過去」を振り返ってみることも必要なのでは?
うららかな春の陽射しが窓からオフィスを照らすある昼下がり、そんな想いが頭をもたげました。
私たちが相対している、子どもと子育て、そして親子をとりまく環境、その過去の姿はどのようなものだったでしょうか?
子どもが熱を出せば、「親が仕事を休むのは当たり前」と言われました。
育休から仕事に復帰しようとしたら、保育所の空きを黙って待つのが当たり前でした。
保育園は大きな敷地、大きな園庭、大人数の子どもがいるのが当たり前でした。
一家の大黒柱であるお父さんは、深夜残業続きで子どもの寝顔しか見られないのが当たり前でした。
家に残されたお母さんと子どもは、都会のマンションで孤独に1日を過ごすのが当たり前でした。
障害のある子どもの親は、働くなんてことは考えず、子どもにつきっきりになるのが当たり前でした。
ちょっと前のあたり前、それを私たちは忘れてはいけない。
そう、過去の当たり前が、今はもう当たり前じゃない。
過去の当たり前を忘れないために、その当時は普通に使っていたあの「創英角ポップ体」フォントを用いた、新フローレンスロゴを作り上げました。
なぜでしょう。
このロゴを見るたびに、なぜか心が痛むのは。
そう、それはその当時の当たり前が、今は当たり前じゃなくなっているから。
フローレンスの新ロゴとともに、これからの新しいフローレンスを、ぜひ応援ください。どうぞよろしくお願いいたします。
※4月1日はエイプリルフールです。