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障害の有無も関係なし!インクルーシブイベントを開催!あおぞら×保育園こども食堂

障害の有無も関係なし!インクルーシブイベントを開催!あおぞら×保育園こども食堂

#保育園こども食堂 #仙台

仙台のおうち保育園栄養士の中幡です!

仙台のおうち保育園では、毎月1回「保育園」でこども食堂を実施しています(=保育園こども食堂)。園に通うご家庭はもちろん、地域の子育て家庭であればどなたでも参加可能です。

先日、その「保育園こども食堂」のスピンオフとして、保育園から飛び出したイベントを開催しました。その名も、「あおぞら×保育園こども食堂」です!

過去に保育園こども食堂で実施した体験型宅食支援(※)の反響が大きく、「またやってほしい!」という声をたくさんいただいていました。
その声にお応えし、せっかくなら「誰でも楽しめる体験を!」ということで、今回は障害のあるお子さんやそのきょうだい児さんなども含めたイベントとして企画しました!

※通常の「食材」をご家庭へお届けするスタイルではなく、食育的要素を取り入れ「食材」を自ら収穫し、受け取る、体験型の食支援を行っています。

小学生ボランティアさんも参加!

イベントの運営には、小学生ボランティアも駆けつけてくれて、会場の設営や盛り上げ役、後片付けのサポートまでお手伝いいただきました!小学生のうちから、こうした地域の活動に参加することって素敵だなと思います!今回のフローレンスでの体験が2人の今後のなにかのきっかけになったら嬉しいです!

フローレンススタッフベストを着て嬉しそうな小学生ボランティアさん

まずは「りんご狩り」へ、レッツゴーーー!

開催当日の天気は、あいにくの雨。
運営側としても「楽しんでもらえるかな~」と不安もありましたが、心配もよそに
参加してくれたこどもたちは大盛り上がり!

係の方からりんごの収穫の仕方を教わり、いざ収穫!
りんごの木を傷つけないように、優しく持ち上げて摘み取ります。

りんごの「重さ比べクイズ」と「皮むき大会」

「たくさん採れた~!」と嬉しそうに、農園内の建物に戻ってきたこどもたち。
収穫したりんごを使って、「どのりんごが1番重いかな?」重い順に並べてみよう~!と、「重さ比べクイズ」を開催!
正解した人には豪華景品も?!景品がかかっているので親御さんも、みんなも真剣です(笑)

重さ比べクイズの様子

さて、重さ比べクイズで盛り上がったその次は、「3分でどれだけ長く皮むきできるかな?!対決~!」挑戦者3人が前に出て、剥いた皮の長さを競いました。
優勝者は何cmだったと思いますか?
なんと1番長く皮むきできた人は、90cmでした!!

重さ比べクイズも、皮むき大会もみんなで大興奮のゲームタイムとなりました!

りんごの皮の長さを測っている様子

秋のイベント「芋煮会」を全員で楽しむ

突然ですが、皆さん「芋煮」をご存知ですか?
東北、特に山形県と宮城県で愛される、「里芋」が出回るこの時期に食べる郷土料理です!
この時期になると、河川敷などに集まって芋煮を囲む、秋のイベントとして欠かせないのが「芋煮会」です!
 ・宮城県では「豚肉」を使った「みそ味」
 ・山形県では「牛肉」を使った「しょうゆ味」
で作るのがポイントです。今回は、そのどちらの味も準備して季節を味わいました!もちろん、調理の担当はいつもの保育園栄養士さんと、調理スタッフさんです!

それを全員で楽しみたくて、飲み込むことが少し苦手なお子さんには、ミキサーをかけてとろみをつけた芋煮も提供。たくさん食べてくれました!

(あまりにも美味しくて写真を撮るのを忘れてしまいました!)

「仙台芋煮」※出典:MIYAGI DIGITAL PHOTO LIBRARY/「山形芋煮」※出典:やまがたへの旅 山形県公式観光サイト

「参加してよかった!」参加者からの声

参加してくださったご家庭からいただいた感想をいくつかご紹介します。

息子が目を輝かせながら、収穫するりんごを選び、自分でとってる姿を見て嬉しくなりました。

りんご狩りをしたことがないので、貴重な経験になりました。
工夫を凝らしたクイズやゲームも楽しかったです!

(障害児を子育て中の親御さん)
「うちの子は、ペーストやすりおろしたりんごしかみたことがない」
「りんごって赤いんだ」
「りんごって丸いんだ」
と、実際に触ってりんごという物を知ることができる貴重な体験になって本当に嬉しいです!

今回は、「誰でも楽しめる体験を!」をテーマに保育園こども食堂を実施しました。
あいにく「青空の下で!」とはいきませんでしたが、季節の果物りんごを自分たちで収穫することで、味だけでなく、重さや触り心地、匂いなどを五感で感じ、秋ならではの芋煮も食べ、身体全体で秋を味わえるイベントとなったのではないでしょうか!

保育園こども食堂では、引き続き地域の子育て支援の拠点として保育園を活用した様々な取り組みを実施していきます!ぜひご参加ください!

下半期の保育園こども食堂開催予定

・12/15(日)
おうち保育園かしわぎ 11:30~14:00
・2025/1/24(金)
おうち保育園木町どおり 17:00~19:00

※事前予約制となっております。

【令和7年度園児募集中!】仙台のおうち保育園でフローレンスのインクルーシブ保育を見てみませんか?

保育園こども食堂を運営するフローレンスでは、仙台市青葉区で「おうち保育園木町どおり」「おうち保育園かしわぎ」という、0歳児~2歳児までの小規模保育園を運営しています。
両園とも令和7年度の園児を募集中ですので、ぜひ見学にお越しください。

フローレンスでは、今回のようなインクルーシブイベントだけではなく、保育園でも「インクルーシブ保育」を実践しています。インクルーシブ保育とは、こどもの年齢や国籍、障害の有無にかかわらず、すべてのこどもたちを同じ場所で受け入れる保育のことです。

おうち保育園では、「違うこと」は、その子の素敵な個性だと捉えます。
大事なのは、それぞれの発達にあわせ、その子目線できめ細やかに関わっていくことです。
「どのようにしたら、園での生活がより楽しくなるか」を、常に考えた保育を提供しています。
障害児保育のご相談、見学も随時受け付けておりますのでまずはお気軽にお問い合わせください!

「おうち保育園木町どおり」について

「おうち保育園木町どおり」は、定員12名の小規模認可保育園です。
仙台市認可保育園のため、保育料は世帯の年収に応じて異なります。

▼ご見学受付、お問い合わせはこちらから

「おうち保育園かしわぎ」について

おうち保育園かしわぎは、定員19名、企業主導型の小規模保育園です。
こちらは企業主導型であるため、仙台市を通さずに、園との直接契約となります。
認可と異なり、保育料は一律( 0歳児クラス:40,900円、1・2歳児クラス:40,700円)となります。
※きょうだいが別の園でも保育料が半額になる「きょうだい割」もございます。詳しくはお問い合わせください!

▼ご見学受付、お問い合わせはこちらから

医療的ケアの必要なお子さんのご相談について

医療的ケアの必要なお子さんの保育希望もご相談ください。
フローレンスでは、障害や疾病の程度を勘案し、集団保育が著しく困難と判断されるお子さんを対象に、保護者の自宅において、1対1で保育を行う居宅訪問型保育事業も実施しています。
その他、障害福祉サービスの枠組みでの支援もございますのでお気軽にご相談ください。


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