フローレンスは、このたび、「いまきくイヌAIちゃん」の標章・プログラムをつながりAI株式会社(代表取締役:駒崎弘樹)へ譲渡しました。
フローレンスは2021年より、支援が届きにくい親子に対して、デジタルとリアルの両面から支援を行う「ハイブリッドソーシャルワーク」事業を推進してまいりました。
その一環として、2023年末には、生成AIを活用した「いまきくイヌAIちゃん」を開発し、ご寄付や助成金等を活用した自主事業として、約500名の方にAI相談を提供してきました。
「いまきくイヌAIちゃん」はAIによる相談支援の可能性を示しました。同時に、その技術を常に最新の状態に保ち、より多くのニーズに応えられるよう進化させていくには、相応のリソースが必要となることが明らかになりました。このたび「いまきくイヌAIちゃん」の標章・プログラムはつながりAI株式会社へと引き継がれることで、よりスピーディな進化が期待されます。
今回の標章・プログラム譲渡に伴い、フローレンスは「つながりAI株式会社」と利用許諾契約を結び、「いまきくイヌAIちゃん」を活用した支援活動はこれまで通り行います。現在フローレンスが運営しているLINEアカウント「いまきくイヌAIちゃん」もフローレンスが運営主体となって継続されますので、利用者のみなさんにはこれまでと変わらずご利用いただけます。
フローレンスのハイブリッドソーシャルワーク事業は、これからもその理念に基づき、支援の地域間格差や支援者不足の解消に向けて活動を続けます。今後も、さまざまな団体や企業、自治体との協働を推進し、より多くの子育て家庭に支援を届けてまいります。

