【東京23区・川崎市・横浜市・仙台市・多賀城市・利府町にお住まいの方へ】障害児・医ケア児家庭の相談によりそう「医ケア児おやこよりそいチャット」の登録者募集中！

――退院後は何の制度が使えるのかも分からないまま、社会に放り出されてしまった

――周りに同じ状況の人がいなくて誰にも相談できないから、困りごとは自分で解決するしかない

――こどものケアにつきっきりで辛いけど、こんな気持ちは誰にも打ち明けられない

わたしたちフローレンスは、障害児・医療的ケア児（以下、医ケア児）家庭への支援事業に10年以上取り組む中で、こんな切実な声を聞いてきました。
「医ケア児おやこよりそいチャット」は、障害児・医ケア児家庭が感じることのある悩みやしんどさによりそうために生まれた、LINEで気軽に有資格の相談員と話すことができるサービスです。

2023年から宮城県仙台市で運営を開始し、約1年間で仙台市内の医ケア児家庭の約半数（※）である85名もの方の相談に応えてきました。

このたび、2025年8月28日より「医ケア児おやこよりそいチャット」が、仙台市に加え東京23区、神奈川県川崎市・横浜市、宮城県多賀城市・利府町でもご利用いただけるようになります。
フローレンスが障害児・医ケア児家庭支援に取り組む過程で得たこれらの地域の知見をもとに、障害児・医ケア児とその家族がお住まいの地域で安心して暮らせるようサポートします。

障害児・医ケア児を育てる皆さん。
「医ケア児おやこよりそいチャット」にぜひご登録ください！

_{※宮城県医療的ケア児等支援の現状と課題について（宮城県医療的ケア児等相談支援センターちるふぁ）https://www.pref.miyagi.jp/documents/48196/shiryou3.pdf}

医ケア児おやこよりそいチャットでできること

「医ケア児おやこよりそいチャット」では、メッセージアプリのLINEを使って、誰にも知られず気軽に有資格の相談員と話すことができます。

医療費の助成、障害児・医ケア児家庭がもらえる可能性のある手当、福祉サービスの利用方法など、障害児・医ケア児を支える制度は複雑で、必要な情報にはなかなかたどり着けません。こういった制度について、知りたいこと・分からないことがあった時。また、近しい人だからこそ言いにくいような「しんどい」「辛い」を誰にも知られずに吐き出したい時。
「医ケア児おやこよりそいチャット」は、いつでも・どこでも・どんな相談でもお待ちしています。

チャットの向こう側にいるのはAIではなく、障害児・医ケア児への支援に詳しいソーシャルワーカーなどの相談員です。
子育て・生活に関するアドバイスをしたり、お住まいの地域の情報を探すお手伝いをしたりして、どんな気持ちでも受け止めながら、あなたと一緒に考えます。

例えば、こんな場面でこんなふうによりそいます。

――働きたいけど、この子は保育園に預かってもらえる？

――「療育」って話には聞くけれど、どんな支援を受けられるの？

――きょうだいが生まれるときに、なにか準備できることはある？

――突然、入院付き添いが必要になった…！

――そろそろ就学について考えたほうがいいのかな、だけど何からやったらいいんだろう？

「どうしよう…」と思う瞬間は突然やってくるかもしれません。
そんなとき、「医ケア児おやこよりそいチャット」は例えばこんなふうにサポートします。

また、地域ごとの障害児・医ケア児支援に関するニュースやコラムなどのお役立ち情報も定期的に配信予定です。

仙台市の利用者の「使って良かった！」の声をご紹介

仙台市在住Aさん

医療的ケアがあるからと思っていたんですが、２歳児は想像以上に体力があって、家の中でどう過ごそうか悩んでいたんです。自分もずっと家の中にいるので、悶々としてどうしようもないな、誰かに相談したいなと思った時に、この「医ケア児おやこよりそいチャット」の存在を思い出しました。
シール遊びなど具体的に提案してくれたので「やってみよう！」と思えました。最初にこどもに渡したときはまだ関心がなかったのですが、数カ月後に思い出してやってみると遊んでいて、嬉しくてそれもよりそいチャットで報告しました。貼ったり剥がしたり、手先の訓練にもなるし、おかげさまでひとつ遊びが増えて嬉しかったです。
LINEで気軽に使えるし、ポンポンと問いかけられるのがハードル低くて助かりました。