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こどもたちの「なぜ?」から未来をつくる力を育む!フローレンスの保育園の探究活動とシチズンシップ保育【すくわくプログラム】

こどもたちの「なぜ?」から未来をつくる力を育む!フローレンスの保育園の探究活動とシチズンシップ保育【すくわくプログラム】

こどもの「わくわく」を社会で生きる力へ

フローレンスの保育園では、こどもたちの自己肯定感や、多様な人と協働する力を育むため、「とうきょう すくわくプログラム」を実施しています。今回は、このプログラムの実践を通じたこどもたちの成長の様子をご紹介します。

とうきょう すくわくプログラムとは?

東京都の幼稚園や保育所において、子供たちが好奇心や興味を持って、わくわくしながら遊び、学べるよう応援する取り組みです。取り組みを通じて、子供たちの自己肯定感や思いやりといった豊かな心の育ちをサポートしていきます。東京都と東京大学が共に行っています。

*引用元すくわくポータル

https://www.sukuwaku.metro.tokyo.lg.jp/

「シチズンシップ保育」が育む探究の心

フローレンスの保育園は、こどもたちが「みんなの未来をつくることに自ら参加し、貢献し、そして楽しむ心」を育むことを目標とし、普段からシチズンシップ保育を実践しています。

シチズンシップ保育について

シチズンシップとは、「一人ひとりが社会の一員として、よりよい社会の実現のために、積極的に多様な人々と協働して課題解決する」資質・能力のこと。
フローレンスではこの力の土台となる、共感性・内発性・創造性を育むシチズンシップ保育を行っています。

すくわくプログラムでは、こどもたちの好奇心から生まれた、「なぜ?」を探究していきます。その経験は、シチズンシップ保育でも大切にしている、「自ら問いを立て、協働して解決する」という、今後の社会で役に立つ力になっていきます。この力は、未知の課題にあふれる現代社会を生きるこどもたちにとって大切な力であると考えています。

遊びが「探究」に変わる!すくわくプログラムの実践例

フローレンスの保育園では「とうきょう すくわくプログラム」を各園で実践しています。

今回は各園の特色を活かした取り組みの一部をご紹介します。

『「田中農場」との交流を通して農業、お米、食べ物を探究!』(みんなのみらいをつくる保育園初台)

みんなのみらいをつくる保育園初台(東京都渋谷区)では 縁あって鳥取県八頭町の米農家「田中農場」とZoomでの交流を開始、「みんなが食べているごはんはどうやってできているのか知ってる?」という問いを深めていくことにしました。

まずは田中農場の田植えの様子をZoom接続して見学、初めて田植えの様子を見た園児は、その田んぼの広さや奥に見える山々の大きさに驚いていました。

こどもたちの会話の中で、「今度は鳥取県に行ってみたい」といった声をきっかけに

こども(Aちゃん)

どのくらい飛行機に乗れば良いの?

と質問が上がり、園児たち自ら、日本地図や日本列島パズルで鳥取県の場所を確認!

こどもたちの疑問は自然と探究へとつながり、そして、みんなで協力して答えを探す姿につながっていきました。

その後は、虫や動物に興味を持つ子に向けて、田んぼに棲む生き物についての話を聞いたり、食事の中心である「ごはん」に焦点を当てたり、食事や食材についての興味を深めました。

みんなのみらいをつくる保育園初台は、渋谷区の初台駅近くにある、都心の保育園です。今回のすくわくプログラムは、普段はなかなか見ることの少ない田んぼや田植えの様子だけでなく、その周りの広大な自然にも目を向ける機会になりました。

いつも食べているお米が、どのように育つか学んだこどもたちは、その後田中農場からいただいたお米の苗を、実際に自分たちで育てることに挑戦しました。農場さんとのリモート交流会の際に田植え機を見たことを思い出しながら、すすめていくこどもたち。

こども(Bくん)

(保育園の)バケツは小さいから機械じゃできないね

こども(Cちゃん)

大きな田んぼの中で全部手でやるのもできないよ

など、農園でのお米の作り方と保育園でのお米の作り方を比較して、やり方が異なる理由を考えた発言も出てきました!

『「触る」を探究!』(おうち保育園おおいまち)

0~2歳のこどもたちが通う小規模認可園、おうち保育園おおいまち(東京都品川区)では「触る」ことを通して、探究を深めました。

こどもたちは、日々さまざまなものを触って、感触や温度を確かめています。

まずは氷あそびの様子をご紹介します。こどもたちは、凍った色水を使ってお絵かきをします。触ると冷たく、手に色がつく不思議な感覚に、「ちべたいねー」と会話する子もいました。
氷を触りながら、お友達や保育者と会話を楽しむ中で「つめたい」感覚を体験しました。

また、だんだんと溶けていく氷を見て、こどもたちは氷が「みずになること」を知り興味を持ちます。手に色がつくのを気にする子もいれば、水になる様子を楽しむ子、さまざまな様子が見られました。

次はオレンジをさわっている様子です。給食で見るオレンジは食べやすいようにカットされているものなので、そのままや半分のオレンジに、こどもたちは興味津々です。

触れると、ざらざらしていたり、果汁がいい匂いだったり、とてもうれしそうなこどもたちでした。

クッキングのような食育ももちろん楽しいですが、実際に給食で使う食材に触れることで「こんな形なんだな」「こんな匂いなんだ」とたくさんの気づきがあります。

こどもたちは「ざらざら」「ぬるぬる」「べたべた」など、いろんな感触を楽しんでいました。

フローレンスの保育園は新入園児募集中です!

フローレンスの保育園では、「とうきょう すくわくプログラム」の実践を通じて、こどもたちの日常の「なぜ?」という好奇心を育んでいます。自ら考え、他者と協働し、より良い未来を「つくる」力へとつなげています。

こどもたちの「わくわく」する探究の経験が、社会に積極的に関わる未来の市民を「すくすく」と育てています。

フローレンスの保育園では、入園を検討されている方向けに各園で保育所体験や園見学も実施しています。「参加してみたい!」という方はぜひ各園にお問い合わせください。

フローレンスの保育園  各園情報
★おうち保育園
0-2歳児のこどもたちのための小規模な保育園です。園名には、「おうちにいるような安心感を感じられ、こどもたちにとっての第2のおうちになりたい」という願いが込められています。
(東京都 江東区/品川区/杉並区/渋谷区/宮城県 仙台市)


★みんなのみらいをつくる保育園
0-5歳児のこどもたちのための認可保育所です。園名には、「”みんなのみらいをつくる人”に育ってほしい」という願いが込められています。
(東京都 江東区/渋谷区)

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