こんにちは。ハタカク(働き方革命事業部)の山口です。
フローレンスは、自分たちが目指す「チーム」の姿を、以下のように定めています。
TEAM ~私達のチーム~
志の大地に多様性が茂る ━ 森のように
たのしんで真剣勝負 ━ 子どものように
試行錯誤を全速力で ━ 開拓者のように
今日は、この中の1つ目「志の大地に多様性が茂る」にまつわる働き方施策のご紹介です。
かつてフローレンスでは、フローレンスで勤務する以外に仕事をすること(副業)を、原則「禁止」(許可制)としていました。
なので、新たにフローレンスに入社を希望する方にも「フローレンス以外でお仕事をすることがありますか?」とお伺いしていましたし、入社後も「副業申請書」を提出していただいて、人事で管理を行っていました。
たとえば、こんな働き方をしているスタッフがいます。
<子どもの頃からの夢>と<楽しい仕事>二兎を追う 子どもレスキュー隊員 堀田真澄さん ※記事削除済
【病児保育スタッフ紹介】ラジオパーソナリティとこどもレスキュー隊員、2足のわらじで活躍中! ※記事削除済
(※いずれも記事は当時のものです)
その他にも、
・語学力を活かし、翻訳業務に従事
・中小企業診断士の資格を活かし、起業や成長期企業の支援、企業診断、資格試験の添削指導
・マンツーマン保育を行っているスタッフが、休日を利用して保育園で勤務
などなど、出てくる出てくる、多様な職業!
こういったさまざまな働き方を見ていると、「フローレンスのスタッフ、会社の外でも色々楽しそうなことしてるな~。」と感じると同時に、
「今までは副業原則禁止だったけれど、実は、スタッフにフローレンス以外の世界で活躍してもらうことや、フローレンス外でのスキルや人のつながりが、フローレンスの中で活きてくるんじゃないか?」
という想いも湧いてきました。
そんな中、飛び込んできたニュースがこちら。
目薬大手のロート製薬は4月から、国内の正社員約1500人を対象に、ほかの会社やNPOなどで働く兼業(副職)を認める。会社の枠を超えて培った技能や人脈を持ち帰ってもらい、ロート自身のダイバーシティー(多様性)を深めるねらいがあるという。
朝日新聞デジタル2月24日
……こ、これは、「多様性の森」を謳っているフローレンスも、早く追いつかねば!
ということで、早速社内ガイドラインを改定しました。
改定のポイント
・フローレンスでは、原則として、月給のスタッフがフローレンス以外の会社や団体に雇用されること(自営を含む)を禁止しています。
・やむを得ない理由により、副業を行いたい場合は、個別にその可否を判断します。
これまでのガイドライン(抜粋)
↓ ↓
・自己の技能・人脈・経験を、会社の枠を超えて広げ、還元することで多様性を深めていくため、業務への支障や競業避止とならない範囲で副業許可とします。
改定したガイドライン(抜粋)
これまでどおり、フローレンスでの勤務に支障が出ない、という部分だけは残し(例えば、徹夜勤務のお仕事を休みの度に入れる、といった副業だと、健康にフローレンスで勤務できませんので……)、それ以外の制約をなくしました。
さいごに
フローレンスは、多様な働き方を認めていくことを会社としても推進しているわけなのですが、私たち働き方革命事業部が常にその主導的役割を負っているわけではなく、今回のように、スタッフの方から「こういう働き方、私既にやってるよ!」と気付かされて、ガイドライン化する、ということもよくあります。
個人的には、そういう流れであっても、新たな仕組みができるときには全く問題ないと思っています。
(まあ、少し『やられた!』という感はありますが(笑))
これからも、スタッフ全体で「日本一働きがいのある会社」を目指して、半径5mからの取り組みを進めていきます。
そんなフローレンスで働くことにご興味をお持ちの方は、こちらからどうぞ。