障害児保育問題とは
日本では、医療的ケアを必要とする障害のある子どもを預かることのできる施設が限りなく少ないという現状があります。
特に「障害児の受け入れ」「長時間保育」「医療的ケアの実施」のすべてを行える施設はほとんど存在しません。
障害というハンディキャップがある子どもを育てるため、働きたくても子どもを預けることができず、親子は経済的に厳しい状況に置かれる、という悪循環が起きてきます。
障害児を持つ母親は、保育園に子どもを預けることができず、働く事を希望しても働けない。
この現実に直面した家庭に、インタビューを行いました。
動画に出てくるルイくんは、経管栄養(鼻に入れたチューブから直接胃に栄養を入れる方法)と腹膜透析という医療的ケアが必要なお子さんです。
区の認可保育園では医療的ケアがあると入園は難しいと言われてしまい、「障害児保育園ヘレン」に入園することになりました。
ルイくんはヘレンに通い集団保育を受ける中ですくすくと成長。お口からごはんを食べられるようになったことで、経管栄養が必要なくなり、この4月より認可保育園へ転園することができました。
障害児保育は、障害児を持つ親の就労支援だけでなく、障害児自身にも大きな可能性を与える、大事な存在となり得るのです。
▼ルイくんのお母さんのインタビュー記事
障害児保育によって、親御さんに、お子さんに、家庭に新しい光が差し込みます。
ぜひ、ご覧ください。
社会貢献プラットフォーム「gooddo」
「gooddo」とは、無料でNPOを簡単に支援できる、社会貢献を身近にするプラットフォームです。
gooddoのフローレンスページ内の「応援する」ボタンのクリックや、サポーター企業へ「いいね!」をしていただくことで、gooddoを通じてフローレンスを支援することができます。
今回の動画は、gooddoの協力により、WORLD FESTIVAL INC,の近藤祐希さんに作成いただきました。
gooddo「【事実】日本では、医療的ケアが必要な子どものほとんどは保育園に入れない」