認定NPO法人フローレンスは2015年度(2015年4月~2016年3月)の会計報告を行いました。
NPOはあくまでも「社会問題の解決」を存在意義とし、利益は継続的な活動をしていくための手段です。
とはいえ責任を持って持続可能な運営を行うためには、企業と同様に財務的健全性を度外視することはできません。フローレンスはそうした財務的健全性を保つため、財務情報の開示を行い、経営の透明性を高めています。
特にフローレンスは2012年に東京都から認定NPO法人の資格を取得しており、税制上の優遇措置を利用しております。
このような背景からも、会計報告を重要視し、東京都へ毎年報告をしております。
なお、 会計報告は新NPO会計基準に従って行っております。
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【2015年度の総括】
2015年度は、収入が前年比55%増、一般正味財産増加額は65,521千円でした。
収入増の主な要因は、既存の病児保育事業が28%増であったことに加え、おうち保育園が、子ども・子育て支援新制度における小規模認可保育所に移行し、公的な補助が大幅に増加したこと、また、今年度サービスインした、障害児訪問保育アニーや赤ちゃん縁組といった新規事業開始に伴う事業収入や寄付が加わったことです。
会計報告はこちらよりご確認ください。
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寄付者の皆様へは追って2015年度の活動報告書を送付させていただきます。
2016年度も、ひとり親家庭の子育て支援をはじめ、「障害児保育園ヘレン」の新規開園や「障害児訪問保育アニー」のエリア展開、また新しくスタートした「赤ちゃん縁組」など、親子に関わる社会問題の解決に向けて邁進してまいります。
皆様からのご支援を、サポートを必要とするより多くの方々へ届けてまいります。
今後ともフローレンスの活動を応援くださいますよう、よろしくお願い致します。