今回は、フローレンスの病児保育で週2日の時給制保育スタッフとして働いている「こどもレスキュー隊員」にインタビューしました。病児保育専門の認定資格『認定病児保育スペシャリスト』を第一期生として受験。見事合格し、得た知識が保育の現場でも役立っているといいます。どんな場面で活用されているのでしょうか。
【保育のお仕事は未経験。資格をとって自信をつけたかった】
―『認定病児保育スペシャリスト』を取得しようと思ったきっかけを教えてください。
フローレンスに入る前は、子育てをしながら夫の事業の手伝いをしていました。子どもが0歳の時からシッターさんに保育を依頼していて、本当に助かったんです。今度は私がその恩返しをしようと思って、保育の仕事を探しました。
保育の資格や経験がなかったので、子育て経験のみで応募できるフローレンスを見つけて「ここで働きたい!」と思いました。
フローレンスに入社してみて、保育士さんたちと少しでも同じレベルになりたいと思い、認定病児保育スペシャリストの受講を始めました。
―受講してみてどうでしたか?
カリキュラムが、web講座・一次試験・実習・二次試験とあるのですが、二次試験が緊張しましたね。試験官の前で実技試験をしたんです。保育経験がなかったので、ロールプレイで保育をすることに苦労しました。でも当日はフローレンスのスタッフたちと一緒に受けることができたので、話すことでリラックスできて受験しやすかったですね。
普段フローレンスの病児保育で勤務している日数が、病児保育の実習としてカウントしてもらえるのも助かります。受講過程の中で、病児保育施設等での実習が24時間以上必要なのですが、病児保育の仕事をしていると普段の勤務を実習として充てることができるんです。
受講する前は受講料が少し高いかな・・と感じたのですが、半額フローレンスが補助してくれる仕組みがあるので金銭面でも助かりました。取得する前には不安もありましたが、今は取ってよかったなと思いますね。
【付箋だらけのテキストは、いつも保育のお守り】
―資格が日々の病児保育の仕事に活かされているなと感じることはありますか?
ただ単に「お熱が下がったから」といって、喜んでいるだけではなくなりましたね。細かい変化も見逃さなくなりました。咳や呼吸の様子とか、ちょっと変だなと思ったら事務局にいる看護師に相談しています。
『認定病児保育スペシャリスト』の勉強をしていなければ、お医者さんからの「2~3日安静にしていてください」という指示を守って、そのまま見守るだけで、自分で保育内容を考えることはできなかったと思いますね。
感染症の出席停止期間のことも、頭に入っていると保育がより良いものになります。インフルエンザのお子さんだということが前日に分かったら、テキストのインフルエンザのところを見なおしてから保育に行くようにしています。私のテキストは、赤線と付箋がいっぱいです。もう手放せません!
【無駄な知識なんて、ひとつもないと信じています】
―これから取得したいと考えている人へのメッセージをお願いします。
私はこれまでサービス業をしてきましたが、病児保育で親御さんから言っていただける「ありがとう」は言葉の重さがまったく違うなと、日々感じます。こんなにも素晴らしい言葉があるのかということを、この歳になって改めて思いました。
親御さんから「困ったときに助けてくれて本当にありがとうございます」という気持ちが伝わってきて、感謝していただけることがとても嬉しいですね。自分が必要とされていることを実感できます。
それから「知識を増やす」ということは、どんなことでも絶対に無駄にはならないですよね。私には昔から、ある信念があります。それは「自分が得た知識は、どんなに偉い人にも奪われるものではない」ということです。お金やモノは、泥棒にあったり人に盗られたりすることがあるけれど、自分の頭の中にいれた知識は絶対に人から奪われない。だから、知識をもっと蓄えていきたいなと思います。
そんな堅苦しいことだけでなく、「色々なことを知る」っていうことは人生の中で楽しいことですよね。知っていて損なことはないと思うんです。出会わなければよかった人も、やらなきゃよかったということも、絶対にないと私は信じています。だから、もし資格を取るか迷っている方がいらっしゃるのであれば、迷うことはありませんと伝えたいですね。
<フローレンスからのお知らせ>
*保育の仕事がはじめてでも、資格の取得をフローレンスが応援します*
■フローレンスで働きながら資格がとれます。日々の仕事が受験資格の実習に充てられます。
■入社後1年以内の受講開始で、フローレンスより受講料の補助があります。
■資格保持者には「認定病児保育スペシャリスト手当」が毎月付与されます。
■資格を取得された方がこどもレスキュー隊員として入社された場合、お祝い金が支給されます。
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