2017年2月18日(土)、日本アイ・ビー・エム株式会社(以下、日本IBM)様にプロジェクトマネジメントについてのワークショップを実施していただきましたので、ご紹介します。
日本IBM様の社会貢献プログラム「IBM Impact Grants」
日本IBM様は、社会課題の解決に取り組む非営利団体に対して、リーダーシップ・スキル育成のためのワークショップや、戦略策定を支援する簡易コンサルティング、事業の効率化や情報の可視化などを支援するITツールの無償提供といった、IBMのテクノロジーやサービスを提供する社会貢献プログラム「IBM Impact Grants」を実施されています。
今回は、この枠組みの中で「プロジェクトマネジメント・ワークショップ」をご提供いただきました。
休日にも関わらず、日本IBM様の経験豊かな9名の現役プロジェクト・マネージャーの方が講師・アドバイザーとしてご参加くださいましたが、皆さま事前に社会貢献プログラムへの参加希望者として社内登録されていて、しかも全員がPMP資格※保持者とのこと。日本IBM様の組織としての懐の大きさ、人材の幅広さを感じます。
実際のプロジェクトを題材にした実践的な研修!
研修は、講義形式でプロジェクトマネジメントの方法論を学んだ後、現在フローレンスにて進行中のプロジェクトで具体的な演習を行う、という実践的なものでした。しかも、各プロジェクトにアドバイザーが一名つきっきりで、プロジェクトプランの作成方法、現状の課題や発生しうるリスクの管理・対応方法についてアドバイスをしてくださるという贅沢さ!
参加者からは、
「枠組みに沿って言語化していくことが、不要な齟齬を避けて、結果、工数削減、生産性向上に繋がると思いました」
「メンバーの意識合わせ・見える化が整理していけることがわかりました。フローレンスでは複数のに参加しているスタッフやルーチン業務を抱えるスタッフが多いので、見える化しメンバーの負担を減らすことも大切だと思いました。」
などという感想があり今回の研修が弊会に与えたインパクトを実感しています。
また、参加者同士で熱い感想が交わされたり、参加できなかったスタッフに共有する姿も見られたり、早速フォーマットを使ってプロジェクト進捗の管理を開始したプロジェクトも出てきています。
学びを今後の「組織インフラ」に!
事業の拡大、多角化に伴ってスタッフ数も増加しているフローレンス。
部署を横断した大小様々なプロジェクトが並走している中、個々のプロジェクトの効率化と精度向上が大きな課題でしたが、今回の研修を通じてプロジェクト運営の基礎的な流れを理解し、各プロジェクトごとに今後取り組むべき課題を明確にすることができました。
そして。
私たちにとっての次のステップは、個別プロジェクトの成功にとどまらず、手法を「型」にし組織インフラとして活用していくことだと考えています。惜しみなく伝授していただいた学びを今回限りの単発のものにせず、フローレンスが目指す社会課題解決に繋がるよう、更に進化させていきます。
※PMP® (Project Management Professional) とは、PMI(Project Management Institute) 本部が認定しているプロジェクトマネジメントの国際資格です
フローレンスでは、スタッフに対して様々な育成施策を実施しています。
私たちと一緒に社会課題を解決する仲間になりませんか?