フローレンスは昨年度に引き続き、東京マラソン2020チャリティの寄付先団体に選出されました。
昨大会では、フローレンスを寄付先に選んでいただいたチャリティランナーの皆さんに、様々な寄付者プログラムをご用意いたしました。
引き続き、2020大会でも、
・大会当日の保育サービス
・保育付きランイベント
・アスリートによる交流イベント
・フローレンスオリジナルノベルティ
などを企画しています。
昨年行った寄付者プログラムの中で、皆さんからとても好評だったのが、フローレンスのチャリティランナーをお招きして開催したランイベントです!
フローレンスのチャリティ広報大使「チャリティアンバサダー」である寺田明日香さんと代表駒崎の対談。
そして、寄付先事業である障害児保育の施設を巡るランイベントを行いました。
今回は東京マラソン2019チャリティの寄付者プログラムで、フローレンスがおこなったランイベントをご紹介します!
皇居ラン&チャリティランナーさん1人ひとりの想いに触れた交流会
皇居まで走って5分という好立地にあるフローレンス。その好立地を活かして、皇居ランをした後、オフィスで交流会を行いました。
チャリティランナーさん23名(なんと長野県から来て下さった方も!)、チャリティアンバサダーでママアスリートでもある寺田明日香さん、代表 駒崎による初のランイベントでした!
この日は、フローレンス初のチャリティランナーさんたちが集まるイベント。
そして、参加するチャリティランナーさんたちも初対面の人同士。
この年にはじめて寄付先団体に選出されたフローレンスにとっても、初づくし。
とにかくチャリティランナーさんに楽しんでもらいたい!との思いでおこないました。
そして保育事業者であるフローレンスのランイベントは、もちろん保育つき。
普段はどちらかがお子さんを見ていなければならないご夫婦も、2人一緒にランニングを楽しむことができます。
絶好のラン日和、いよいよ皇居ランへGO!
皇居までは走って5分ほど。皇居に移動してからは、それぞれが自分にあったペースでランニングを行いました。
皇居は1周約5km。1周をゆっくり回ってくるという人もあれば、前人未到の速さで2周10kmを完走し颯爽とゴールする人も。
速い方は、1kmを4分台で走り余裕の笑顔。ガチランナーさんはすごいです!
陸上ハードラーである寺田明日香さんですが、長距離もこの笑顔。さすが……!
青空のもと、みなさんの笑顔がとても素敵な皇居ランでした。
チャリティランナーさん1人ひとりの想いに触れた交流会
皇居ランの後はフローレンス神保町オフィスで交流会です。
まずはピザや軽食を頬張りながら、爽快だった皇居ランを振り返ったり、互いの自己紹介をしたりと、各テーブルすっかり打ち解けて話が尽きない様子。
交流会では、寺田明日香さんと駒崎のミニトークセッションも設けました。
寺田明日香さんは、日本屈指の陸上ハードル選手として2020年東京オリンピック・パラリンピック大会を目指すママアスリートです。日本国内ではまだまだ女性アスリートの妊娠出産、育児と選手キャリアの両立環境が整わない現状を、自ら最前線で変えていきたいと考えていらっしゃいます。
子育てと共になんでも挑戦できる社会を作りたい、というフローレンスのビジョンに共感し、チャリティアンバサダーを引き受けて下さいました。
トークセッションでは、東京マラソン2019チャリティでいただく寄付を使って解決したい、医療的ケアを必要とする障害児が直面する課題「障害児保育問題」についても、ご紹介しました。
チャリティランナーさんの中には、フローレンスを全く知らなかったという方も多くいらっしゃいます。こうした機会を通じて、チャリティランナーさんからご支援いただいた寄付金がどんな活動に使われるのか、知っていただくことができました。
障害児を育てる親御さんをサポートし、医療的ケア児に保育を提供するフローレンスの事業について、皆さんが真剣な面持ちで耳を傾けている様子が印象的でした。
速くいきたいなら1人でいけ、遠くへ行きたいならみんなで
トークセッションで駒崎が口にした「速くいきたいなら1人で行け、遠くへ行きたいなら皆で行け」という古いことわざ。
皆でフルマラソンに挑戦し、社会課題の解決へのアクションを走りに込める。1人では動かし難い山を、大勢ならばいつか動かせるのではないだろうか?
まさにチャリティランナーの皆さんとこうした気持ちを共有することができた今回のイベントでした。
ヘレン・みんつく走って見学!チャリティランナー交流会!
続いて大会1ヶ月前の2月におこなったランイベントをご紹介します。
チャリティランナーの皆さんにフローレンスの事業を知ってもらうことを目的におこなった、フローレンスの施設巡りランイベント。 障害児保育園ヘレン・みんなのみらいをつくる保育園の現場見学をしながらのイベントです!
まずは経堂の障害児保育園ヘレンから
着替えと自己紹介を終えて、最初の目的地 世田谷区経堂へは電車で移動。
電車内では保育園の話や「平日は走ってますか?」「1ヶ月に何キロ走ってますか?」など、ランナーならではの話で盛り上がりました。
30分ほどで到着した経堂には障害児保育園ヘレン経堂と一時保育室カムパネルラ経堂があります。そこでは、障害児保育事業部のスタッフから、障害児保育園ヘレンの概要や園児の様子を説明しました。
話を聞いている最中に、ランナーの皆さんの前を園児が保育スタッフと一緒にトイレまで歩いたりと微笑ましい姿も。
チャリティランナーの方からは、「フローレンスの事業を知りホームページなどで活動を知っていましたが、実際に保育の様子を見学させていただき、とても勉強になりました。」との言葉を頂きました。
フローレンスのフラグシップ施設・おやこ基地シブヤを見学
続いては初台にある保育施設おやこ基地シブヤへ。参加者の皆さんと楽しく会話しながらのランで向かいました!
おやこ基地シブヤとは
フローレンスが運営する障害児保育園ヘレン、認可保育所みんなのみらいをつくる保育園、病児保育室フローレンス、そして小児科マーガレットこどもクリニックが全て一つの建物の中にある日本で初めての保育複合施設、それが「おやこ基地シブヤ」です。
おやこ基地シブヤでは、みんなのみらいをつくる保育園 初台の見学をします。
ランナーとして参加していたフローレンスの池田は、実はみんなのみらいをつくる保育園 初台の園長!
ランナーモードから園長モードに変身した池田より、同じ建物内にある障害児保育園ヘレン初台との交流の様子や、フローレンス独自のシチズンシップ保育についてお伝えしました。
ちょうどその時間は給食中。3歳以上の園児は自分で食べられる量を自分でお皿に盛り付けます。
チャリティランナーさんからは、「自分で盛るんですか?すごいですね!」と驚きの声が!
こんな子どもたちの姿も、子どもの自主性を伸ばす保育をしているみんなのみらいをつくる保育園ならではです。
「あの場所」も通ります
園内を見学した後は、フローレンスのホームタウン神保町へ!神保町までは約8km、気温も上がって来ました。
見えてきたのは、「あれって、見たことある景色……。」
そうです、東京都庁前!!!
大会当日のスタート地点です!胸がワクワクドキドキ、あと一ヶ月したら、ここのスタート地点に立つのか……ワクワクが止まらない!!
そして、新宿周辺の雑踏を駆け抜けエイドスポットへ!今回は元祖いちご大福のお店で糖分補給!
最後まで全員快走しました。
そして最後にはフローレンスディレクター宮崎も加わり、施設見学とラン15kmで打ち解けた皆さんと軽食を頬張りながらの交流会。
保育園での園児の様子の話からチャリティランナーさんの職業の話まで、様々な話題で会話も弾みました。
フローレンスのランイベントはいかがでしたでしょうか。
このように皆さまから頂いた寄付金が実際にどのように使われるかを見ていただきながら、ランナーの皆さんとフローレンススタッフ、ランナーの皆さん同士が繋がっていく場を一緒に作り上げてきています。
こうしてランイベントに参加されたランナーの皆さんは、一緒に走ったりしているうちに「ラン仲間」になっていました。
次のランイベントや大会当日に会うと「最近調子はどうですか?」「お子さん今日も元気ですね!」と、再会を楽しみながらお話したり、一緒に走ったりしています。
障害児保育を応援する同じ思いの仲間に出会えるのも、フローレンスのランイベントならではです。
誰も機会を奪われることのない東京を目指して
フローレンスは、「障害(医療的ケア)があることを理由に保育が受けられない子どもを、まずは東京でゼロにしたい」という目標を掲げ、障害児保育事業を展開しています。
東京マラソン2020チャリティでは、この目標を応援してくださるチャリティランナーを募集します!
障害(医療的ケア)を理由に、保育が受けられない子どもたち。
24時間自宅での介護のため職を失う親御さんたち。
障害児に8時間の保育を提供する日本初の事業、「障害児保育園ヘレン」「障害児訪問保育アニー」を待っているご家族がたくさんいます。ぜひこの活動に、ご賛同を宜しくお願いいたします。
東京23区の障害児保育を希望するすべての家庭に保育の受け皿を提供するため、皆さまから支援いただく寄付金は、障害児保育園ヘレン、および障害児訪問保育アニーのサービス拡充のため大切に使わせていただきます。
なお、フローレンスは認定NPO法人ですので、寄付金額の最大約半額が戻ってきます。
東京マラソン2020チャリティ概要
https://www.marathon.tokyo/charity/
●東京マラソン2020は、2020年3月1日(日)に開催予定。
●寄付金およびチャリティランナーの受付は、7月2日(火)より順次開始される予定です。
●3つのチャリティ方法
1:個人チャリティ
・10万円以上の寄付金をいただいた方の中で、ご希望の方はチャリティランナーとして参加することができます
・個人チャリティランナー募集人数:3,700人(予定)/先着順
2:アクティブチャリティ(現在受付中!)
・20万円以上の寄付金をいただいた方の中で、ご希望の方はチャリティランナーとして参加することができます
・「アクティブチャリティ」は寄付先事業を行う寄付先団体が、独自のプロモーションやランナー向けプログラムによって、主体的に寄付を呼びかける取り組みです。
アクティブチャリティランナーは、先着順で出走権を獲得する個人チャリティランナーとは違い、応援する団体に直接寄付をすることで団体の持つ出走枠を提供するものです。
・アクティブチャリティランナー募集人数:1,000人(予定)
※7月のエントリーに先駆けて団体に直接お申込みいただけます。
フローレンスのアクティブチャリティランナーをご希望の方は、こちらのフォームからお問合せください。
3:クラウドファンディング
・クラウドファンディングで寄付金を集めて参加することができます。
・個人チャリティ募集とは別に、一定期間に集まった寄付金申込みの総額に応じてチャリティランナーが選出されます。
・10万円以上の寄付金で、上位300人がチャリティランナーとして出走することができます。
・クラウドファンディングチャリティランナー募集人数:300人(予定)
認定NPO法人フローレンスは、東京マラソン2020チャリティ事業の寄付先団体です。
東京マラソン2020チャリティ公式ウェブサイト:https://www.marathon.tokyo/charity/