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大豆生田先生による保育所保育指針の講義も!保育現場横断の集合研修を開催しました!

大豆生田先生による保育所保育指針の講義も!保育現場横断の集合研修を開催しました!

3月17日、フローレンスでは全現場スタッフを対象とした集合研修を開催しました。

フローレンスには、認可保育所や小規模認可保育所、訪問型病児保育、一時保育、障害児の保育園など、さまざまな保育現場があります。

そんな多様な保育現場から、普段はなかなか顔を合わせることのない現場スタッフが約150名集まり、この4月に大きく改定された「保育所保育指針」について学びました。

なぜ「保育所保育指針」を学ぶのか?

保育所保育指針は、1965(昭和40)年に保育所における保育内容の基本原則として制定されたもの。

保育の水準を一定に保つために各保育所が行うべき保育の内容などについて、全国共通の基本的事項を定めた、いわば「保育のバイブル」的な存在です。フローレンスの保育現場で働くスタッフにも、今回の改定内容をぜひ深く学んでほしいと考え、今回の集合研修を開催しました。

大豆生田先生に学ぶ「保育所保育指針とこれからの保育に大切なこと」

今回講師をお願いしたのは大豆生田啓友(おおまめうだ ひろとも)先生

幼児教育学・保育学・子育て支援などを専門に、講演やNHK「すくすく子育て」などテレビのコメンテーターとしても活躍されていらっしゃいます。

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改定された新保育指針では、「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」として10の姿(「健康な心と体」「自立心」「協同性」など)が謳われています。

大豆生田先生からも、

「遊びを通じて、気づいたり、考えたり、予想したり、工夫したりするなど、多様な関わりを楽しむようになる。そのためのサポートを、保育のプロとして行うことが大事」

というメッセージをいただきました。

私たちフローレンスも、園児には保育を通して「言われたことをただやるのではなく、その意味を考え、楽しみながら取り組むことができる子ども」になってほしいと考えており、みんなのみらいをつくる保育園でもそんな保育を実現するための保育理念や保育内容を定めています。

大豆生田先生のメッセージもまさにそういったもので、お話の内容に強く共感しました。

保育の現場で何がデキるか?園を越えてディスカッション

大豆生田先生の講演終了後、1グループ4名ほどになって、ディスカッションを行いました。

『障害を持つお子さんの保育』『病気のお子さんの保育』『0-2歳までの保育』『一時保育』など、さまざまなバックグラウンドを持つ現場のスタッフたち。それぞれが講演を聞いて考えたこと、そして自分の現場では何ができるか、を話し合います。

講演を聴いた直後ということもあり、白熱した意見交換が行われました!

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それぞれの保育現場でのやりがい、悩みを話し合いながら、保育の意義について理解を深めたディスカッション。

参加者からは「私たちは自分たちが思っている以上に、子どもたちの人生に大きく関わる大切な仕事をしているのだということを改めて再認識させられました」といった声が聞かれました。

保育スタッフ、看護スタッフ、調理スタッフなど、職種は違ってもみんな、日々子どもに関わっている現場のスタッフたち。保育所保育指針をテーマにして互いに話し合い、意見を認め合うことで、大豆生田先生の講演への理解も深まったようでした。

子どもへの声かけや、遊び、興味を引き出す関わりなど、いろいろな視点からディスカッションができるのは、多様な保育現場があるからこそ。話の内容を聞いていると、

「保育の種類は違っても、それぞれの現場で悩んだり、やりがいを感じたりしながら頑張る姿を共有できてパワーをもらった」

「自分自身の保育の仕事を改めて見直し、これからもお子さんと大切な時間を過ごしていこうという気持ちになりました」

など、前向きな発言が多く、早く保育がしたい、と笑顔になるスタッフも少なくありませんでした。

フローレンスだからこそ、多様な保育現場の「横断」研修に込めた思い

フローレンスの保育現場を支えている現場スタッフには、保育に関わる者だけでなく、医療スタッフや調理スタッフもおり、日々「安全・安心」の保育を提供しています。

毎日、目の前のお子さんと真剣に向き合っているスタッフに、もっと視野を広げ、保育のプロとして日々の仕事に取り組んでほしい。そんな願いから、今回の研修は企画されました。

「これからの保育」について一緒に学びディスカッションすることで、違った視点を知り、さらには自分たちの仕事に誇りを持つ機会になったようです。

フローレンスの保育現場では、預かるお子さん、保育形態、関わる職種もさまざまですが、どの保育現場でも大切にしたい約束、フローレンスで保育に関わる全てのスタッフが心がけている約束として「フローレンス保育クレド」を掲げています。

その中のひとつに、『保育者として、私たちは、常に最高の保育に向かって学び続けるプロ』であるという約束があります。

今回のような、保育現場の垣根を越えた研修も引き続き行い、『最高の保育』に向かってスタッフ一同成長していきたいと考えています。


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