フローレンスは東京マラソン2019チャリティの寄付先団体に選出されました。
いよいよチャリティスタートし、続々とチャリティランナーが決まっています。
フローレンスの社員でも、「チャリティランナーとして障害児保育のために走りたい!」と手を挙げる人が現在約15名。
そんなフロレランナーから、今回はおうち保育園南ながさきの園長・かよ先生をご紹介します。
宮﨑佳代(みやざきかよ)
芸術系の大学に通いながら、通信教育を利用して勉強し保育士を取得。認可保育園で約10年勤務後、株式会社運営の保育園で園長職を経験。現在、おうち保育園南ながさきの園長を勤める。
――かよ先生、チャリティランナーに立候補いただきありがとうございます。
「マラソン走ろうかと思ってます」と声をかけていただいた時、とっても嬉しかったです!
座右の銘が、「人生一度きり。やって後悔、やらないで後悔なら、やって後悔の方がいい」なんです。普段、夫と一緒にジョグウォークはしているので、走らないで後悔するくらいならやってみたい!と思いました。
――パートナーさんと一緒に運動しているんですね。
夫が結婚10周年を記念して大会に参加したときがあって、感動したんです。
健康のために私も一緒にやろう、と始めてもう10年目になります。
――10年!普段はジョグウォークってことですけど、マラソンの経験はありますか?
走るの自体初めてなんです。でも、今41歳で、大会当日は42歳。
42歳で42kmに挑戦って、なんかちょうどいいかなって思って。
――なるほど!アニバーサリーイヤーですね。
学生時代、芸術系の大学に通いながら、自分で保育士の勉強もして保育士資格を取得されたと聞きました。どうして保育士になろうと思ったんですか?
大学が教員免許も取れる大学だったんですが、大きい子の先生をやるよりも、小さい子の先生をやりたいな、と思ったんです。それで保育士をとって、卒業と同時に保育士として働きはじめました。
でも当時は、保育士の仕事って簡単な仕事と思われていたというか…保育中に子どもたちとお散歩をしていると、通りすがったおじいちゃんとかに「子どもと遊んでいるだけでお金もらえて、楽な仕事だね」なんて言われることがよくあったんです。
――えぇ!?そんなこと、直接言ってくるような人がいたんですか。保育士って子どもの大事な成長を守る専門性の高い仕事なのに…。
本当に、そういうのがよくあったんですよ。でもそれがここ数年にはなくなっていて。「お疲れ様」とか「ご苦労さま」「大変ね」と言ってもらえるようになってきたんです。
世間が保育に関心を持つようになって、保育園の先生って大変な仕事なんだ、と分かってくれるようになったんです。
――たった10年で、そんなに世間の見方が変わったんですね。
ずいぶん変わりましたね。でもその割には、前職の保育園とかでは先生たちの残業も多く激務で。
そんな状態で仕事をしていると、心の余裕もなくなってしまうので、ギスギスして人間関係が悪化してしまったり、先生たちが疲弊しちゃうんです。最悪、離職につながってしまって。
――せっかく夢をもって保育士になったのに、保育の仕事が嫌になってしまうのは悲しいですね。
フローレンスは保育スタッフの働き方改革も進めてくれているので、チャリティランナーとして私も先生たちの地位向上のために走れたら、と思っています。
――走るきっかけはここにもつながっていたんですね!
今回のチャリティ先事業は障害児保育事業となるんですが、かよ先生は障害児保育についてはどんなことを感じていますか?
先生たちも、お母さんたちも凄いな、と思います。
今までは、障害のある子どものお母さんは働くことができませんでしたが、障害児保育園ヘレンや障害児訪問保育アニーがあることで、お母さんたちが当たり前に働けるようになるんですよね。
子育てするだけがお母さんじゃなくて。お母さんだって、働くことも選べるし、女性としての生き方だってあるんですから。
ヘレンがもっとできると良いですね。
――今度新しく中村橋(練馬区)にもヘレンが開設します。おうち保育園南ながさきとは同じ沿線になるので、もしかしたら交流保育みたいなこともできるかもしれないですね。
ヘレンとアニーの拡充のため、フルマラソン頑張ってください!
チャリティランナーのエントリーやチャリティは、2018年7月2日から東京マラソン2019チャリティ公式WEBサイトで受付がはじまります。
走るのが好きな方はぜひ、東京マラソンチャリティランナーにエントリーし、寄付先団体にフローレンスを選んで下さい。
走るのが苦手な方も、ランナーへのチャリティで応援できます。
かよ先生の応援も、よろしくお願いします!
認定NPO法人フローレンスは、東京マラソン2019チャリティ事業の寄付先団体です。
東京マラソン2019チャリティ公式ウェブサイトアドレス http://www.marathon.tokyo/charity/