写真向かって左:フローレンス代表理事駒崎 右:日本オラクル株式会社 コーポレート・シチズンシップ プログラム・マネージャー 川向様
クラウドを中心に、これからの未来に必要不可欠な技術開発を推進されている日本オラクル株式会社。
世界的IT企業として、社会をより良い方向に進めるためのコーポレート・シチズンシップ活動で、教育の推進の支援、環境の保護、コミュニティ・ライフの向上などを軸に、さまざまな社会貢献活動に取り組んでいます。
フローレンスは、日本オラクル株式会社より、病児保育でのひとり親家庭支援を対象とし、2018年もご寄付をいただきました。
日本オラクルからの寄付は、2016年、2017年に続き3年目となります。継続してご支援いただいていることは本当にありがたく、事業の基盤を強固にしながら、ひとり親家庭支援の対象を着実に広げていくことが可能となります。
日本のひとり親家庭の貧困率は50%以上と言われています(※厚生労働省、2012年)。就労が安定して継続できるかどうかは、親子の生活にとってまさに死活問題です。
フローレンスの病児保育ひとり親家庭支援プランは、経済的に苦しいひとり親家庭に対し、寄付を原資にして病児保育を安価に提供するというもの。
ちょうど10年前、2008年7月に始まり、これまでにのべ950名のひとり親の方々を病児保育で支援してきました。
このひとり親支援10年の実績は、長くフローレンスを寄付してくださっている寄付者の方々、そして日本オラクルのように社会貢献に高い意識を持ったビジョナリーな企業の皆さんに支えられています。
今後も、ひとり親家庭の乳幼児期の子育てをしっかりと支え、どんな境遇の子どもたちも未来に希望が持てる社会に変革できるよう、活動してまいります。
私たちは、寄付を「子どもたちのために、問題解決を通して今よりもよりよい未来を作るための投資」と考えています。
子どもの貧困問題、ひとり親問題だけではなく、親子を取り巻く社会課題は日々増加し、複雑さを増していています。
フローレンスは「社会課題解決集団」として、10年以上、一つ一つの社会課題を事業による解決をもとに、行政や民間企業とともに、国策化・法制化を進めるなど、いろいろな方法によって解決し続けてきました。
寄付という支援を通して事業を支えていただくというのも、まさにそういった未来のための協働のひとつです。
日本オラクル株式会社のみなさま、本当にありがとうございました!
これからも、社会問題を解決していく同志として、ともに進んでいきましょう!
ボランティアに参加してくださった日本オラクル株式会社の皆さんと
フローレンスでは、企業とのタイアップによるご支援をお待ちしております。
私たちNPOだけでは社会を変えることはできません。多くの仲間となってくださる方々と協働して、新しいソーシャルインパクトを起こしていきたいと思います。