寄付をしたと言えば芸能人がバッシングされ、NPOと言えばあやしまれる国ニッポン。
欧米に比べ寄付市場が小さく、日本国民は社会を変えるアクションに関心がないのでは?とさえ言われます。
<出典:日本ファンドレイジング協会「寄付白書2015」より「日本の寄付の動向」抜粋>
でも、本当にそうでしょうか?
『あなたは最近、ニュースに憤りを感じて思わずTwitterに投稿しませんでしたか?』
『街なかで見かけた小さな親切に希望を感じた経験は?』
『理不尽なことや、違和感を感じた経験を友人と語り合ったのでは?』
『友人が始めたクラウドファンディングを応援したことがあるのでは?』
これらはすべて社会を変えるアクションです。その中で、寄付は自分の価値観を明確に確認できるアクションのひとつだと思います。
でも、なにも募金箱にチャリン!とするだけが寄付ではありませんよ。
まずは身近にできる寄付の方法を知ることからはじめてみませんか?
不用品で寄付をする
家の中を見回してみてください。
例えば本、DVD、服やバッグなど。年末の大掃除で出てくる、要らないものがありませんか?
あなたが断捨離したものを買い取ってもらい、その買取金額が寄付になる取り組みがあります。
1.不要な本やDVDで寄付をする
チャリボンでは、不要になった本やDVDや書き損じのはがきを送るだけで、フローレンスのひとり親支援に寄付が出来ます。
2017年は、チャリボンで216名13395冊のご寄付をいただき、57家庭に1ヶ月分の病児保育を提供することができました。(2017年11月時点)
<寄付の方法は簡単!>
(1) 古本を段ボールや紙袋にまとめる
※はがきの寄付は必ず本の寄付とご一緒にお願いします。
※5冊以上のお申し込みで送料無料となります。CD・DVDの同梱も可。
(2)ウェブか電話でお申込み
https://www.charibon.jp/partner/florence/
(3)ご希望の日時に集荷にきてくれます。伝票の用意も必要なし!
簡単に寄付ができて、お部屋も気分もスッキリ。
年末の断捨離にはぜひご活用ください!
2.不要な洋服やバッグで寄付をする
FASHION CHARITY PROJECTでは、不要となったファッションアイテム(洋服、バッグ、シューズ等)を寄付し、寄付されたアイテムが購入されると、フローレンスのひとり親支援または障害児保育に寄付ができます。
お気に入りのブランド品、もう使わないけど捨てるのは忍びない……と眠っている洋服やバッグ等がある方は、ぜひ「断舎離するならチャリティへ」を合言葉に、ファッションアイテムでの寄付をご利用ください!
無料でできる支援
寄付をするのに必要なのは、なにも現金だけとは限りません。
なんとなく貯めていたけど使っていないポイントを寄付にしたり、クリックするだけで寄付になる取り組みもあります。
3.Tポイントで寄付をする
Yahoo!Japanが行うYahoo!ネット募金は、様々なNPO・NGOに支援をできる寄付ポータルサイトです。
なんと、Yahoo!ネット募金ではTポイントで寄付もできるんです!しかも、1ポイントから。
使いみちに迷っているTポイントがありましたら、ぜひお試しください!
4.インスタフォローで寄付をする
ミルポッシェが開設しているインスタグラムのすべてのアカウントフォロー数合計×1円を、毎月寄付をするというユニークな企画。
可愛いベビー用品やおしゃれなギフトの写真であふれたアカウントを運営するミルポッシェならではの寄付です。
いつものついでに寄付をする
普段やっているお買い物、美味しいアイスを食べる、プレゼントや年賀状を贈る、など。そんないつもの行動が寄付になったら素敵だと思いませんか?
5.スーパーのレジで募金する(西友)
全国の西友のレジには、「レジ募金」のカードが置かれています。
お買い物のついでにこのカードをレジに出すと、お買い物の精算と一緒にフローレンスへの寄付をすることができます。
寄付額は1円~任意の額をレジでお伝えください。
お釣りの小銭分の寄付をプラスして、小銭要らずのスッキリお買い物をしてみませんか?
6.楽天のお買い物で支援
NPOを簡単に支援でき、社会貢献を身近にするプラットフォーム「gooddo」では、フローレンスページ内の「Rakuten」ボタンのクリックしてから楽天でのお買い物をするだけで、フローレンスを支援することができます。
お買い物のついでに1クリックするだけの応援。まずはここから始めてみませんか?
7.絵本を買って寄付をする
「イクメン知事」として知られる三重県知事の鈴木英敬氏が出版された『「パパ」は どうしてパパなの? 』。
この絵本は、2児の父である鈴木知事が、「パパから息子へ、普段は言えないけれど、いつか言いたいこと」として、子どもたちに伝えたい12の人生で大切なことを伝える内容となっています。
この本の印税は、フローレンスの赤ちゃん縁組への寄付になります。
8.アイスクリームを食べて寄付をする
東京・有楽町にあるニューヨーク発のハンバーガーレストラン『Shake Shack®』の東京国際フォーラム店では、同じ千代田区内に本拠地を置くフローレンスをご支援いただいています。
オリジナルアイス「コンクリート」の店舗限定メニュー「Matcha Forum Blend(マッチャ フォーラム ブレンド)」をお買い上げいただくと、売上の5%がフローレンスへのご寄付となります。
また、店内にはフローレンスの保育園に通う子どもたちの作品が展示されています。
季節の製作を眺めながら、美味しいアイスクリームはいかがですか?
9.プレゼントを贈って寄付をする
クリスマスやお歳暮の贈り物で何を贈ろうか……?と悩んだ時に便利なカタログギフトやギフトカード。
ベビーグッズやキッズ向け商品の豊富な選べるギフトを贈りながら、一緒に寄付も贈りませんか?
■新しい寄付のしかた
面倒な入力作業不要!「ポチッ」とするだけでかんたんにできる寄付もあります。
10.Amazon Pay
寄付をする時、クレジットカードの番号を入力したり、氏名や住所を入力したり…というのは手間ですよね。
フローレンスでは、そんな手間をかけることなくできる支払い方法を新しく取り入れました。
その名も「Amazon Pay」!
総合オンラインストアAmazon.co.jpのアカウントに登録されている住所やクレジット情報を利用することができるので、面倒な入力をすることなく、かんたんに寄付ができるようになりました!
番外編:ふるさと納税で寄付をする
経済的に厳しい家庭に、食品などを届ける「こども宅食」。
食品をとどけるだけではなく、配送時のコミュニケーションから困り事などを伺い、適切な支援へとつないでいくソーシャルワークも行い、ご家庭を総合的に支える事業です。
この事業は寄付による運営を行っていますが、その寄付はなんと「ふるさと納税」で行われます。
肉や米などの返礼品が話題になりがちなふるさと納税ですが、こども宅食への寄付は、返礼品ナシですべて親子のために使われます。
文京区から始まったこの取組みは、現在全国に拡げるべくふるさと納税を集めています。
ふるさと納税の余り枠がある方は、ぜひこちらもどうぞ!
あなたにもできそうな、身近な寄付はありましたか?
フローレンスのひとり親支援、障害児保育事業の立ち上げやスタッフの育成は、寄付を原資に行っています。
フローレンスの目指す「みんなで子どもたちを抱きしめ、子育てとともに何でも挑戦でき、いろんな家族の笑顔があふれる社会」の実現に参加したいと思われた方は、ぜひ最初のアクションを起こしてみてください。
「私は◎◎を応援しているよ!」と日本人一人ひとりが堂々と言えるくらい、社会に参加することがメジャーな国になりますように。