みなさんこんにちは。
フローレンス働き方革命事業部 山口です。
「働き方革命事業部」!?というとずいぶん大げさな名前ですが、「半径5mから働き方を変える!」を合言葉に、フローレンスで働くスタッフを支え続ける、フローレンスのバックオフィス部門の総称です。
このたび、
「環境整備」
「朝礼」
という二つのテーマで、小さな「働き方革命」を目指す取り組みを行いましたので、この場でご紹介したいと思います。
1.「環境整備」を経営戦略に!
組織として急成長を遂げてきたフローレンスですが、規模が大きくなるにつれて、オフィスの環境をより効率的に保つことが求められるようになってきました。
フローレンスではこれまでも、終礼後に全体で「掃除」を行っていましたが、改めて「環境整備」として位置づけ、その意義について全体で共有することにしました。
◆「環境整備」は経営戦略!ただの「掃除」じゃない
「整理」「整頓」マインドを大切に、仕事のやりやすさが向上することを目的とした作業割り当てを作りました。
ゴミ捨てなどの美化の作業の他、
「デジタル大掃除」(自事業部のファイルサーバー内のいらないファイルを整理)
「机の上の事務用品を定位置管理」
を割り当てに追加しました。
↓ 全ての机には、事務用品の定位置を示す台紙を設置し、散らからないようにしました。 ↓
午前の時間帯に設定したことでその後の業務にも気持ちよく入ることができ、また、10分間に集中して行うことで、メリハリある取り組みにできています。
2.毎日の「朝礼」をリニューアル!
皆さんがお勤めの会社に、「朝礼」はありますか?
フローレンスは、(時間帯が違って『終礼』だったこともありますが)朝礼を行っています。
毎日定期的に行っていたのですが
「情報共有だけなら集まる意味がない」「マンネリ」「参加しない人も多くなってきた」などの意見が上がっていました。
そこで、新たに以下のゴールを設定して、朝礼をリニューアルすることにしました。
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★「チームフローレンス(※)」を体現する場に!
★時間通りに全員がビシッと集まって終わり、一日の仕事のスイッチにする!
★リニューアル後は、仕組みで回る「自走する」取り組みに!
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※ 「チームフローレンス」とは?
フローレンスでは、スタッフの行動の道標となる「フローレンスWAY」を定めています。
「チームフローレンスで行こう!」はその「フローレンスWAY」の一つで、働く全てのスタッフが、仕事や役割の垣根を超えて共に進んでいくことを示す言葉です。
<私たちの行動指針 『フローレンスWAY』についてはこちら>
具体的に行ったのは以下の取り組みです。
◆開始時間のアラームを自動化
自動化するのは仕組み化の基本。毎日9:45になると、スピーカーにセットしている音楽プレイヤーから環境整備TIMEを知らせる音楽がオフィスに鳴り響きます。
(ちなみに流れる音楽は、フローレンスの保育スタッフで音楽ユニットとしても活躍中の『ふわり』さんのこちら)
◆時間帯のミーティング設定は不可
全社員のスケジュールに「環境整備/朝礼」を予約。この時間帯のミーティングは設定できなくしました。
これまでは、終礼の時間に事業部マネージャーが集まるミーティングが設定されているなど、ある意味「アリエナイ」状況があったので、マネージャー自身が環境整備への意識を見直し、強制力を持って全員が集合できるようにしました。
◆アジェンダは極限まで絞る
朝礼で話されることは1日2つに限定。それ以外のお知らせなどは追加不可とし、時間通りに終わらせることを死守しました。
◆運用上のルーティン作業は全て洗い出し、仕組みに落としきる
自走する取り組みにするためにいつも発生する問題といえば…「担当者がいないとわからない」「マニュアルがない」。
これらを完全になくすため、朝礼担当者に運用上のルーティン作業(次月のカレンダーを作成、プレゼン担当者への連絡 等)を全て自動的に割り振られてだれでもが閲覧できるシートに統合しました。
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◆その結果…さっそく社内に変化が出ています!
こちら導入して1ヶ月ほど経過しましたが、今では「音楽が鳴る→オフィス全体が環境整備に動き出す→朝礼担当者が朝礼を開始→時間通りに終了!」と自走する仕組みになりました。
いかがでしたか?
これらの取り組みを通じて、自らの仕事にかかるコストをきちんと意識して、最大限効率的な会社になっていくことが、最終的な目的の一つです。
取り組んだことは小さなことかもしれません。
ですが、こういう取り組みを本気で行っていって、フローレンスは少しずつ「日本一働きがいのある会社」へ近づけていくことを、これからも続けていきます!