2016年より毎年支援をいただき、実現できた成果
企業向けITシステムを提供する日本オラクル株式会社は、未来を担う子ども達の育ちや、多様な人材が働き価値を生み出すダイバーシティ環境への支援を積極的に実施されています。
フローレンスは、このたび「ひとり親家庭の就労継続支援」を目的とした活動に対する寄付先団体に選定いただきました。
日本オラクルからの寄付は、2016年、2017年、2018年に続き4年目となります。
日本のひとり親家庭の相対的貧困率は50%以上と言われ(※OECD調査2017年)、子どもの貧困問題にも直結する国内の大きな社会課題のひとつです。どのような環境の人も働くことが選択でき、子ども達が自由な将来を選択できる社会を実現するため、日本オラクルとフローレンスは共に活動を続けてきました。
2018年度は、 日本オラクルからの支援を受け、43名のひとり親家庭に病児保育を1年間提供することができました。
加えて、訪問型病児保育事業のサービスエリア拡大、「病児保育室フローレンス豊洲」の開室、関連団体の医療法人社団ペルルによるひとり親家庭向けのインフルエンザ無料予防接種など、数々の取り組みを実現することができました。
先日は、日本オラクルがスポンサーを務められる「ラ・フォル・ジュルネ2019」のチケットを、フローレンスの病児保育の「寄付によるひとり親支援プラン」の利用会員さんへプレゼントいただきました。
参加した親御さんからは「普段なかなか触れることのできないフルオーケストラを、S席で子どもと一緒にゆったりと楽しめるなんて夢のような時間でした」など、感想が届いています。
また、日本オラクルからのご寄付は、人件費を含め活動に関わる使途に制約のない点が特徴です。
フローレンスの活動実績に信頼をいただいて、私たちにとってより自由度の高い支援をとお心遣いいただきました。
日本オラクルは寄付でのサポートに加え、同社ボランティアグループによる様々なボランティア活動でフローレンスの活動を支えてくださっています。
日本オラクル独自の技術を活かして保育現場の課題を解決する支援プロジェクトの開発も進んでおり、フローレンス一団体ではできないソリューションのご提案をいただいています。
親子を取り巻く社会課題は日々増加し、複雑さを増していています。
寄付やボランティアを通して事業を支えて下さる企業と志を共に活動することで、社会的インパクトを最大化してまいります。