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未来をつくる子どものために。おうち保育園の調理の魅力

未来をつくる子どものために。おうち保育園の調理の魅力

#みらいの保育園 #カルチャー

こんにちは!新卒事務局スタッフの高橋奈津美です。

私は障害や病気などで苦しむ子どもたちとその家族をサポートしたいという思いから、フローレンスに入社しました。

3ヶ月間の新卒研修では、おうち保育園の現場実習にもいきましたが、こんな光景を目にして驚きました。

 

 

「今日の給食はなんですか。」

子どもたちの問いかけに答えるのは、給食を作った調理スタッフです。

「今日の給食は、スパゲッティナポリタン、ポテトサラダ、豆腐と卵のスープです。」と、調理スタッフが答えると、

献立をきいた子どもたちは、まだ調理台の上に並べてある料理を嬉しそうに見つめています。

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フローレンスが運営する保育園では、調理スタッフも子どもと直接関わることができます調理スタッフと子どもたちがお互いの顔を見て会話ができるのも、小規模保育ならではの光景ですね。

フローレンスが2010年に始めた「おうち保育園」は小規模保育のモデル事業となり、2015年には「小規模認可保育所」という制度が生まれ、今や全国に広まっています。

今回はおうち保育園の食を支える栄養士 南さんにおうち保育園の調理の魅力についてインタビューをしました。

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――早速ですが、南さんの仕事内容を教えて下さい。

私はおうち保育園の調理ヘルプマン(※)として入社しましたが、今年の4月からは、栄養士の資格を生かしておうち保育園の食事全般のアドバイスをしています。

例えば、「食事の食べ進みが悪いのだけれど、どうしたらいい?」とか「こんな食育活動がしてみたいので、相談させてくだい」とか、おうち保育園の保育スタッフからの食事全般の相談に対して、一緒に考えたり、アドバイスをしたりしています。

今でもおうち保育園の給食やおやつを作りに行く機会がありますが、主な仕事はおうち保育園の食事全般のアドバイザーですね。

 

※調理ヘルプマンとは複数の園で調理業務のヘルプ対応を行う正職員スタッフです。

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――もともと調理のお仕事をなさっていたのですか?

もともとは公務員をやっていましたが、そのあと少し営業の仕事をしていました。

でも、食で人を支えたい思いがあって、栄養士の資格をとったあと、高齢者施設で食事を作っていました。

 

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――食で人を支えたい思いを持ったきっかけはありますか。

実は事故にあった経験があって、遊ぶにも何をするにも健康って本当に大事だなって実感しました。その経験からですかね。

 

――ご自身の経験から食の世界へ転身したんですね。そのあと、保育園の調理の仕事へ転職した理由はなんですか。

やっぱり子どもに関わりたいって思ったからです。

これからの未来をつくるのは子どもたちだから、子どもたちをサポートしたいって思ったのが、保育園の調理の仕事に転職しようと思ったきっかけですね。

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――なぜフローレンスを選んだのですか?

フローレンスの「社会問題を解決する」という前向きに挑戦する姿勢にすごく魅力を感じました。

小規模保育園を始めたのもフローレンスが始まりですし、今あるものをより良くして、新しいものをつくっていく姿勢に共感したのがきっかけです。

入社してみると、すごく居心地がよくて。

私はまだ1年半しか働いてないんですけどね。

 

――てっきり5年10年、働いていると思いました!

違いますよ(笑)。でも馴染んで見えるのは、フローレンス組織全体が誰でも受け入れる風土だからだと思います。

別の業界から来た方も多いですし、私みたいにいろんな経歴があると逆に居心地が良いといいますか。いろいろな人がいるからこそ、それがプラスに動いて良い組織になっていると思いますね。

 

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――おうち保育園の調理の仕事をしてみて、どうでしたか?

私は一つの園に常駐せず、毎日違う園での調理になりますが、どこのおうち保育園も子どもとの距離が近いんです

子どもたちの顔が見える距離で調理ができることが、おうち保育園の魅力ですね。

今まで大量調理しかやってこなかったので、食べている子どもの姿を見られるのはやっぱりいいですね。子どもたちにとっても、作る人の顔がわかると、安心して食べることができたり、食事に興味が持てたりするきっかけになると思います。

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――子どもと直接関われるのが魅力的ですね。子どもたちが南さんに食べ終わった後のお皿を見せていて、ほっこりしました。

自分が作った料理を「食べきったよ!」って見せてくれると本当に嬉しいです

家庭のような環境で、保育スタッフだけでなく、調理スタッフとかたくさんの人が保育に関わるのは、子どもにとっても良い刺激になると思います。その一人になれる実感がありますね。

 

――私も保育園に通っていましたが、調理してくれる人が誰なのか知らなかったですし、顔も見たことなかったです。

数年前はそういう保育園のほうが多かったかもしれませんね。子どもたちと調理スタッフが、お互いの顔が見れるのは、おうち保育園ならではのことだと思います。

子ども一人ひとりに向き合い、いろいろな大人が関わる保育ができるのは、おうち保育園の小さいなりの魅力だと思っています。

 

――この仕事をやっていてよかったなと思うことを教えてください。

私はどこの園にも常駐していないのですが、子どもたちが顔を覚えてくれたことは、すごく嬉しかったです。自分が食べるご飯を作ってくれる人の顔って覚えてくれるんだなってしみじみ思いました。

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――最後に調理スタッフとして大切なことを教えて下さい。

おうち保育園の調理の仕事は、資格のあるなし以上に「子どもが好き」っていう気持ちが一番大切だと思います

 

調理中後ろから直接子どもの声が聞こえると、嬉しくなるし、子どもたちを育てる一人なんだと実感します。

そのとき、改めて子どもが好きなんだって思いますね。

子どもと近いっていうおうち保育園の魅力を感じるから、「未来をつくる子どものために」頑張ろうって、子どもたちに力づけられてます。

――南さん、ありがとうございました!


 

「未来をつくる子どものため」という思いが、おうち保育園の食事に形を変えて、子どもたちを支えているんですね。

南さんの熱い想いに感服です!

 

フローレンスでは一緒に働く仲間を募集しています!

少しでもご興味持った方、ぜひチェックしてみて下さい。

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▼この記事を書いた高橋奈津美さんのように、フローレンスに新卒入社したい方はこちら
【2020年新卒】事務局スタッフ夏採用開始!(既卒・第二新卒も歓迎)

 


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