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一般社団法人こども宅食応援団との経営一体化のお知らせ

一般社団法人こども宅食応援団との経営一体化のお知らせ

#こども宅食 #カルチャー

平素より認定NPO法人フローレンス(以下、弊会)の活動にご理解・ご支援を頂き、誠にありがとうございます。
この度、弊会では、2022年6月より一般社団法人こども宅食応援団(以下、こども宅食応援団)との経営一体化を行うことと致しました。


「こども宅食」は2017年秋に東京都文京区と弊会など複数の民間団体が連携して開始したアウトリーチ型の子育て家庭支援モデルです。子育て家庭に定期的に食品を届けることをきっかけにつながりをつくり、 見守りながら、必要な支援につないでいくものです。

「こども宅食」モデルの全国普及活動を推進するため、文京区事業に参画していた駒崎弘樹(フローレンス)、河合 秀治(ココネット株式会社)、鴨崎 貴泰(認定NPO法人日本ファンドレイジング協会)、村上 絢(一般財団法人村上財団)、藤沢烈 (一般社団法人RCF)らにより、2019年3月「一般社団法人こども宅食応援団」が設立されました。NPOなどの支援に積極的な佐賀県に拠点を置き、佐賀県のふるさと納税を主な原資として活動しています。

こども宅食応援団は設立当初から、バックオフィス業務や事業推進業務等をこれらノウハウを持つ弊会に業務委託しながら、2019年8月には佐賀専任スタッフ、翌年には九州普及推進担当をこども宅食応援団で採用し、普及活動を拡大してきました。弊会では主に国策に働きかける政策提言の役割を担い、支援現場と政策をつなげてまいりました。
 

昨年度からは、コロナ禍において困窮家庭等への緊急支援資金や物品寄付を希望する企業を弊会が取りまとめ、こども宅食応援団を通じて全国のこども宅食団体に提供するなど、さらに連携を強化し事業を推進しています。今後もアウトリーチ型の子育て支援事業のニーズが高まる中、両者の連携を継続するため、経営一体化を行いこども宅食の国内普及事業を一層推進します。

この決定に伴い、こども宅食応援団の社員の変更や理事の変更が行われることとなります。具体的には、2022年6月のこども宅食応援団社員総会の決議を経て、①こども宅食応援団社員をフローレンスに変更し、②こども宅食応援団理事の過半数をフローレンスの社員または関係者とします(こども宅食応援団代表理事は引き続き駒崎弘樹が務めます)。

これまでこども宅食応援団に頂いた寄付金等(後述の「本件繰越金」)については現在の理事が使途計画を立案し責任を持って管理し(詳細は以下「これまでの資金について」をご参照ください)、今後のこども宅食応援団への寄付金については新体制で活用を検討致します。また、こども宅食応援団とは別途、フローレンスも活動に必要な資金の調達を行います。


今後も、国内のこども・子育て領域における支援や制度の拡充のために、尽力してまいります。

2022年3月16日
認定NPO法人フローレンス

 

<これまでの資金について>

 今年度末(2022年3月末日)時点のこども宅食応援団の繰越金(以下、本件繰越金)*については、こども宅食事業の助成費や法人運営費等、募集時の使途説明通りこども宅食応援団の活動費に活用されます。本件繰越金は、2022年6月の総会承認による決算により金額確定した上で、こども宅食応援団の現理事会の承認する使途計画に基づき管理され、毎年使途実績をこども宅食応援団HP等で行います。詳細は2022年7月頃にこども宅食応援団よりご連絡予定です。

*  貸借対照表上の正味財産期末残高および一般正味財産期末残高の合計値


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