Florence News

ひとり親サポート企業30社募集中

企業からの寄付で実践するCSR活動|ひとり親家庭を支える社会貢献をするには?【サポート企業30社募集中】

日本には、全国に134.4万世帯(母子世帯数119.5万世帯、父子世帯数14.9万世帯)いる「ひとり親家庭」。
仕事も子育ても一人で担わなければならないケースが多く、非正規雇用による収入の低さや物価高騰の影響で日々の暮らしがさらに厳しさを増しています。

※ 出典:厚生労働省「令和3年度全国ひとり親世帯等調査結果報告」

「子育ては社会全体で支えるもの」──そんな想いから、フローレンスでは寄付を原資とした低料金での病児保育の提供など、複数の事業を通じて幅広く「ひとり親家庭支援」に取り組んできました。

そしてこのたび、年末年始や新学期準備など経済的負担の大きな時期に合わせて、企業・団体の皆さんとともに、継続的な支援を届けるための寄付キャンペーンを開始します。

フローレンスが展開する多角的な活動を皆さんのご寄付によって実現するとともに、寄付を通じて“つながり”を感じ、ともに支え合い「社会全体で子育てをする」社会をめざします。

法人寄付を通じて、このキャンペーンに賛同いただける「ひとり親サポート企業」を30社募集しています。

皆さんのご支援は、ひとり親家庭の親子にとって「安心」と「未来への希望」につながります。

CSR活動・ESG戦略の一環や、こどもの貧困の解決や女性活躍推進につながる支援として、ぜひこのキャンペーンにご参加いただけませんか?

※フォームの「2、寄付のご検討いただいている内容」に「ひとり親家庭支援」と入力ください

約44.5%が相対的貧困 ──日本のひとり親家庭が直面する現実

子育てに悩む母親

ひとり親家庭をとりまく最大の課題は「経済的困窮」と「孤立」です。

こどもがいるため長時間働けない。一人で仕事と育児を両立するのは困難。
そういった理由で非正規雇用に頼らざるを得ないケースも多く、就業しているシングルマザーのうち約4割が派遣社員・パート・アルバイトなどの非正規の仕事に就いています。非正規雇用のシングルマザーの平均年間就労収入は約150万円と、低い水準にとどまっています。

ひとり親となる要因の多くは離婚です。しかし、離婚後に元夫が養育費を支払わず、シングルマザーが自分の収入だけでこどもを育てるケースも多く、こどもを育てるシングルマザーのうち「養育費を受けたことがない」と答えた人は全体の約57%。半数以上ものシングルマザーが養育費なしの経済的に厳しい中で子育てをしています。

※ 出典:厚生労働省「令和3年度全国ひとり親世帯等調査結果報告」

可処分所得が限られる中で、追い打ちをかけるように昨今の物価高騰が襲っています。

総務省統計局が公開している「消費者物価指数(生鮮食品を除く総合)」の推移によると、依然として物価高騰は継続しています。東京都区部では、2020年を100とした場合、2025年9月は110となり、前年同月比2.5%上昇。食料品やエネルギー価格の上昇が顕著で、日々の生活に欠かせない支出の増加が、家計への負担を大きくしています。

※ 出典:2020年基準 消費者物価指数 東京都区部 2025年(令和7年)9月分(中旬速報値)

こうした背景から、ひとり親家庭を包括的に支える取り組みが必要とされています。

ひとり親家庭への支援内容

プロジェクト概要

フローレンスは、どんな境遇のこどもも未来に希望を抱き、笑顔で暮らせる社会を目指しています。さまざまな事業を展開し、物質面・精神面からひとり親家庭を支援しています。

主な活動は以下の通りです。

食品や日用品の支援

経済的に厳しい家庭に対して、企業から物品寄付いただいた食品・日用品を届け、安心を提供します。

デジタルを活用した相談支援

孤立しがちな家庭にオンライン(LINE等)で継続的に声かけ、ゆるやかに雑談・相談を受けて伴走。必要に応じて、情報提供・支援へつなぎます。

こどもたちのやってみたいを応援する「体験提供」への支援

体験が不足しがちな家庭が、企業などが無料で提供した体験コンテンツを自由に選び申し込みできるプラットフォーム事業「こども冒険バンク」を運営。

低価格で利用できる病児保育の提供

働く親が安心して仕事を続けられるよう、病気のこどもを預けられる訪問型病児保育を低価格で提供しています。

さらに、年末には「クリスマス特別配送」として、おもちゃや食品・雑貨などを家庭に届ける特別支援も実施しています。物資提供という側面を超え、あたたかい支援を届ける取り組みとして、多くのひとり親家庭に喜ばれています。

100万円の寄付で実現できる社会的インパクトとは

フローレンスにご寄付いただくことによる具体的な効果を数値で見ると、その意義が一層明確になります。 

例えば100万円のご支援で実現できることは、  


①食品や日用品の支援

約130家庭の経済的な困りごとなどを抱えるひとり親家庭に食品をお届けし、支援のきっかけをつくることができます                                

                                 

②デジタルを活用した相談支援

約210件の相談を受け止め、孤立しがちなご家庭の心に寄り添うことができます   

 

③こどもたちのやってみたいを応援する「体験提供」への支援

131枠の「こども冒険バンク」の体験機会を提供し、こどもたちの「やってみたい」を応援できます                       

                                    

④低価格で利用できる病児保育の提供への支援

9人のひとり親家庭のお子さんに、病児保育を1年間提供することができます                                          

     

       


これは単なるお金の支援ではなく、未来の社会を育む社会的インパクト投資です。「ひとり親サポート企業」による法人寄付を通じて、多くの家庭の「安心」と「未来への希望」を支えることができます。

企業・団体からの寄付でのご支援方法

募集期間

〜2026年3月末まで

使途

ひとり親を対象に含む以下の支援活動

  • 食品や日用品の支援
  • 訪問型病児保育の提供
  • 相談支援
  • 「こども冒険バンク」の運営

寄付先

認定NPO法人フローレンスへの寄付となります。

税制上の優遇措置を受ける際に必要となる「領収書<寄付金控除申告書添付用>」を発行いたします。
「ひとり親家庭支援全般に対して」としてお預りし、領収書に記載されます。

※フォームの「2、寄付のご検討いただいている内容」に「ひとり親家庭支援」と入力ください

CSR活動にも!クリスマスカード製作などボランティアにもご参加いただけます協賛企業限定

また、年末のクリスマス特別配送活動にボランティアとしてご参加いただけます。

クリスマスカード製作、梱包作業(神保町オフィス)
  • 当キャンペーンに協賛いただいた企業の皆さんへのご案内とさせていただきます(ご支援額目安あり
  • ご案内できる企業数には限りがございます
  • 準備や配送スケジュールの都合上、11月14日(金)までに協賛を決定された企業の皆さんがご案内対象です
  • 来年実施する別のボランティア活動へのご案内となる場合もございます

また、キャンペーンについてフローレンスの発信を行うほか、キャンペーンに賛同いただける「ひとり親サポート企業」として企業・団体の皆さんからの発信も可能です。

フローレンスの発信と、企業の皆さんからの発信について

企業の力で、ひとり親家庭につながりを。今こそ行動の一歩を

ひとり親家庭へのご支援は、「孤立」を「つながり」に変え、「不安」を「希望」に変える、最も効果的なCSR・ESG活動の一つです。

企業・団体の皆さんの力強いご支援は、経済的な困窮と孤立に立ち向かう親子にとって、何よりも大きな支えとなります。

今回のキャンペーンでは、多くの皆さんからのあたたかい支援が集まることを目標にし、法人寄付や、ボランティアを通じて賛同いただける「ひとり親サポート企業」30社を募集しています。

ぜひこのキャンペーンに賛同いただき、ひとり親家庭をサポートいただけますと幸いです。

また、個別のご面談も承りますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

※フォームの「2、寄付のご検討いただいている内容」に「ひとり親家庭支援」と入力ください

SDGsやCSR活動による寄付の詳細はこちら


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