こんにちは。ハタカク(働き方革命事業部)の橋本です。
6月19日は父の日。
フローレンスには、仕事も子育てもがっつりやってやるぜ!というパパ社員がたくさんいます。
今回はそんなパパ社員たちの育児の「はじまり」、育休取得についてです。
昨今いろいろと話題になるパパの育休ですが、イメージよりもだいぶ柔軟に使える制度だったりします。バラエティ豊かなパパ育休をご覧ください。
タイプ1:育児に100%時間を使う
一般的にイメージする育児休業に近いものがこちらです。
育休中は仕事をせず、家事・育児に100%コミットするというタイプですね。
(1)働き方革命事業部 二河
第二子誕生時に1ヶ月半育休を取得。
家族で実家に戻っていたため、休み中はとにかく、保育園を休園していた上の子(お姉ちゃん)と一緒に公園めぐり。さすがにそれを1ヶ月半続けるとクタクタだったとのこと。
現在は、フルタイム勤務に戻った奥さんにかわり、時短勤務で家事・育児をまさに主担当として行っています。「新しい家族のかたちを世に示したい」というのが二河の言葉です。
(2)障害児保育事業部マネージャ 森下
第二子誕生時に2ヶ月の育休を取得。
誕生直後に、親戚が泊まりこみで手伝いに来てくれたため、家事育児は親戚と協働。そのぶん、上の子(お姉ちゃん)とふれあう時間を増やし、毎日公園で一緒に遊んでいました。
出産に立ち会いでき、新しい家族が増えるという大きなイベントを、家族みんなで迎えることができたのが、育休を取ってよかったこと、とインタビューでは語っています。
(3)おうち保育園しののめ園 園長 岩崎
第一子誕生時に2ヶ月育休を取得。
もともと保育スタッフ(現在は園長)ということもあり、保育は「お手のもの」と思われがちですが、我が子のことだとかえって緊張したり、必要以上に心配になったりと、初めて保育に携わった時のような気持ちで育児をしていたとのこと。
同僚の保育スタッフからも「ぜひ育休を取って!」と背中を押してもらうなど、周りのメンバーからもサポートしてもらっての育休でした。
フローレンスのイケメンでイクメンな男性保育士が、育児休暇をとりました!
タイプ2:時間を限定してオフィスに出社する
育児休業法では、育休中に月に80時間までは仕事をすることが認められています。
この仕組みを使って、働きながら育休を取るのがこれからご紹介するタイプ2・タイプ3です。
働き方革命事業部 半沢
第二子誕生時に2ヶ月半の育休を取得。
育休中は、週1〜2日、短時間出社し、ミーティング等を中心に業務を行っていました。
産休後、すぐに仕事に復帰した妻と交代で育休に入り、半沢が出社する日は奥さんが休む、というかたちで第二子の世話をしました。
また、半沢の場合、お子さんの誕生後すぐではなく、3ヶ月ほど経ってから育休に入りました。
誕生後直後でなくても取れるというのも育休の意外と知られていない点。
父母でタイミングをずらし、お母さんが早めに職場復帰するといったことも可能です。
タイプ3:在宅でできる一部の仕事を行う
代表理事 駒崎
第一子・第二子誕生時に2ヶ月の育休を取得。
メールチェックや、スカイプでのリモートミーティングへの参加など、在宅を基本として1日1.5時間程度の業務を行いました。
「自分がコミットする時間」を減らしても、組織がしっかりまわることを確認でき、自身のワークスタイルの変革につながりました。
さらに、この「働きながら育休を取る」というやり方を、当時の少子化対策担当大臣にプレゼン。それをもとに「短時間働きながら育休を取る」という半育休が制度化されました。
これはすごい!育休が「在宅勤務しつつ取れる」ようにバージョンアップ!!
さいごに
上のどのパターンも、法律でちゃんと定められており、育休給付金もしっかり出ます。(経営者である駒崎の場合は別ですが)
厚生労働省の調査によれば、2014年度の日本の男性の育休取得率は2.3%。政府はこれを2020年に13%にすることを目標にしています。
「完全に仕事から離れなければいけない」と言われると、引き継ぎをやりきって休みに入らなければいけなくなるなど、調整が大変になりますが、短時間働きながらということであれば、だいぶハードルは下がるのではないでしょうか。
最近は育休制度を充実させる会社も増えてきており、実際に育休を取得した男性の声も聞こえるようになってきました。
あなたの職場でも、制度を柔軟に活用して、ぜひパパ育休の実績を作ってみてはいかがでしょうか。