Florence News

リモートワークイメージ

実は駒崎の秘書は、金沢に住み、金沢で働いています

今まであまり、お伝えしてなかったことがあります。

それは、駒崎弘樹(弊会代表)の日程調整をしている社員。実は東京に住んでないんです。

出勤さえしていません。

金沢に住んで、金沢で働いているんです。

知ってました?(いや知らない)

そう、「働き方革命」を目指すフローレンスは、働く場所すら、超越することに挑戦しています。

そんなこと、やれるのかって?

では、秘書本人(須田)が書いた下記の文章の中に秘密があるので、ぜひお読みください!

(写真はイメージです)

 

こんにちは。

フローレンス歴5年目に突入した須田です。

病児保育事業部とみんなで社会変革事業部に所属し、いろいろな業務を兼務しています。 

 

 

……さて、ところでこの記事、どこで書いているのか。

フローレンスの飯田橋オフィス?
都内のノマド先のカフェ? 

 

いいえ。答えは、石川県金沢市にある自宅です。

はい。私、実はフローレンス初のリモートワーク(テレワーク)を実践しています。

 

フローレンスの多様な働き方

 

 

これまでフローレンスでは多様な働き方・バックグラウンドを持つ人材への対応などを行い、働き方改革を進めてきました。 

 

 

資格取得や部活動を奨励

スタッフの副業をOKに

男性スタッフの育休取得を奨励

看護休暇の対象を「親」にも拡大

事実婚・同性婚を想定した就業規則への改訂

などなど…。 

 

 

まだHPでもご紹介しきれていない、様々な取り組みがフローレンスにはあります。

そしてまだ制度としては確立していない中、私がトライアルしているのが、『リモートワークの実施』です。
 

リモートワークをはじめるきっかけ

 

 

きっかけは2016年の年明けの家族会議でした。

毎年我が家では、年明けに昨年を振り返り、須田家の10大ニュースをまとめたり、今年はどんな1年にしたいか、旅行にいくなら何月で、どこに行きたいか…などなどをざっくばらんに話す時間を設けています。

 

前年に子どもが生まれたこともあり、この先の子どもの保育・教育環境、自分たちの親のこと、自分たちがしたい暮らしなどを改めて考えてみました。
 

 

話すうちに、

「いつか2人が出会った時に暮らしていた金沢で暮らしたい」

と、漠然と思っていたことが、だんだんリアルになったのを覚えています。

 

とはいえ、すぐに仕事を辞めて移住する勇気もなく、夫は千葉県から都内まで通勤する生活を、私は育休明けに向けての保活をする日々を送っていました。
 

 

保育園と育休復帰日も決まり、さあいよいよ仕事に戻るぞ…と思っていた4月。

転職活動を始めていた夫が、受けていた金沢の企業から内定を頂きました。

育休明けから数日後、「実は夫の転職が決まりまして…職場が金沢なので10月で…フローレンスを卒業、ということになりそうです」と上長に伝えることになったのです。
 

いつかは、と願いながらも、いざ決まってしまうとフローレンスを辞めなくてはならないことが寂しくて、もっと色々やりたかったのに…と悶々とした数ヶ月を過ごしました。

 

リモートワークを提案してみた

 

 

8月末、上長が私がいなくなった後の人員配置を考えており、その場に同席させてもらったときです。

 

フローレンスはやりたいことがありすぎて、もちろん日々やるべきこともあって、たくさんのタスクを抱える中、スタッフの配置は…と考えてみると、人事異動もあるし、家庭の事情で時短勤務の人もいる、そんな中私が一人が抜ける…という状況に、居ても立ってもいられなくなりました。

 

やめるという選択肢ではなく、どうにか続けるという選択肢はないものかと、「金沢で…遠隔勤務で働かせてもらえはしないでしょうか」と上長に申し出ました。


 

 

すでにフローレンスでは週1回の在宅勤務の奨励や、Webチームの裁量労働制が始まり、新しい働き方がまた一つ増えた状況がありました。

しかし、これまで担当していた業務は保育スタッフの採用業務、完全に事務です。

 

システムエンジニアでもWebクリエイターでもない、事務スタッフが果たしてリモートワークを許可してもらえるだろうか…。
 

 

ダメ元の提案でしたが、上長はものの数秒で

「ありだね、いいんじゃない!?」

と。

 

 

そこからは、働き方革命事業部のマネージャーの斉藤、採用業務と兼務する秘書業務を統括しているみんなで社会変革事業部のマネージャーの前村、病児保育事業部のマネージャーの杉山の3名で、遠隔勤務での業務内容の調整が行われました。
 

 

その結果、引き続き保育スタッフの採用業務と秘書業務を担うことになり、当時秘書担当だった中村と採用チー ムからの引き継ぎを受け、怒涛のうちに1ヶ月がすぎ、あっという間に金沢に転居。 

そして2週間の引っ越し休暇の後に、トライアルとしての金沢でのリモート勤務が始まりました。

 

リモートワークが始まった

 

 

リモートワークで担当する業務は病児保育事業部の保育スタッフ採用事務と、みんなで社会変革事業部の代表秘書業務です。 

 

どちらも面接の日程調整や、応募者とのメール対応が中心で、採用説明会や面接前のご案内など対面での業務はできませんが、その分事務的な手続きは集中して行えます。


2017-02-12写真:金沢の自宅で秘書業務を進める須田(本人)

 

また、秘書業務でも、代表の駒崎のスケジュール調整、ロビイング活動のためのアポイントセットなどを行っています。 

 

飯田橋オフィスで勤務していたときには会議や電話対応、ちょっとした打ち合わせなどが多く、まとまって落ち着いた時間を確保するのが難しい時もありましたが、今は反対にWEB会議以外の時間は自分次第です。
 

 

これまで以上にタスクの管理やその進捗報告が大事になりました

 

また、これまで仕事の話でもプライベートの話でも、他のスタッフと話すのが大好きだったのですが、リアルなコミュニケーションが減りはしました。 

 

その分、チャットやビデオ通話などのツールを使ってのコミュニケーションは活発になりました。

 

リモートワーク

写真:金沢の自宅にいる須田と、飯田橋本部のスタッフが、ビデオチャットでやりとり中

 

ビデオ会議でランチを一緒にとったりなんて新しい試みが、抵抗感なくスムーズに出来るのもフローレンススタッフならではだと思います。 

 

飯田橋でしかできない勤務に集中してもらい、金沢でもできる事務的な業務に特化する。

この方がもっとチームの業務が楽になるんじゃないか、スムーズになるんじゃないかと思う業務改善を、事務仕事を通じて提案する、実行していく。 

 

 

一緒にはたらくチームメンバーを楽にする(「はた」を「らく」にする)ことを意識して、日々金沢で働いています。

金沢でフルリモートワークする秘書がいて、サイボウズの人事マネージャーが副業するフローレンス。

これだけにとどまらず、フローレンスでは日々色々な働き方革命のトライアルが行われています。

なぜやるのか。それは、私たちは社会変革のイノベーター集団として
「みんなで子どもたちを抱きしめ、子育てとともに何でも挑戦でき、いろんな家族の笑顔があふれる社会」
をあたりまえにするため、そして親子の笑顔をさまたげる社会問題を解決する」ためなんです。

だから、遠くてもいい。リモートでもいい。副業でもいい。

ビジョンを現実化するために、私たちはこの「働き方改革」に挑み続けていきます。

そんなフローレンスで、あなたも「社会を変える」を仕事にしてみませんか?

私たちと一緒に、半径5メートルから改革していきましょう。風は、吹いています。

フローレンス採用情報はこちらから。

 


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