フローレンスでは、社内のすべての保育スタッフを対象にしたスキルアップ研修「保育塾」を開催しています!
保育スタッフの学ぶ意欲に応えるべく、月1回開催しています。
5月保育塾のテーマは「遊びのレパートリーを増やそう!~おもちゃ&素話レッスン~」
今回の講師はおうち保育園の伊佐 由美子先生!
伊佐先生は紙芝居やパネルシアター、素話を長年学ばれていて、毎年おうち保育園で出張読み聞かせイベントを行っています。
伊佐先生の読み聞かせイベントは「子どもにも大人にも、夢を与えてくれてありがとうございました!」「こどもたちは始めから終わりまで、釘づけで見ていました!」と大好評。
そんな伊佐先生の講義を聞きたい!とかけつけたスタッフで、会場はぎゅうぎゅう詰めでした!
今回の保育塾では
●限られたおもちゃでも、子どもを楽しませられるようになる
●子どもへのお話のレパートリーを増やす方法を学ぶ
というねらいで、 手遊びやおもちゃを使った遊び、素話について教えてもらいました。
まずはじめに自己紹介として、読み聞かせを披露!
参加したスタッフも子どもに戻ったように真剣にお話を聞いていました。
次は今度は、「ころころぽん」という手遊びを参加者全員でやってみました。
「ころころぽん ころころぽん
ころころしたいの誰ですか?
うさぎさん うさぎさん」
という元々の手遊びを、ほかの動物に変えたり、子どもの名前に変えたりすると子どもは大喜びします。
「子どもの名前を呼ぶときは、” ころころしたいの誰ですか?” で頭を優しく触ると喜んでもらえます。頭をなでなでしてほしい子どもが、自ら近づいてくることもあるんですよ」と伊佐先生が保育中のエピソードをお話すると、会場が一気に和みました!
この後も何種類か手遊びを教えてもらい、参加者は隣同士ペアになって実際に楽しみました。
一通り遊んだ後、伊佐先生は「まずは自分が楽しんで、遊びの世界観に入り込むことが大切です」と遊びのコツを教えてくれました。目線は子どもたちを見つめるのではなく、指先を見つめて、自らが世界観に入り込むと、子どもたちも遊びに熱中するとのことでした。
伊佐先生から教わったコツを一所懸命メモするスタッフも目立ちました。
次に、おもちゃを使った遊びの紹介です。お手玉を使った遊びを披露してくれました。
お手玉を手の中に隠し、両手をグーの状態で子どもたちに見せて「どっちに入ってる?」と当ててもらう遊びは、コインでもよくやりますが、子どもは喜ぶ遊び方ですよね。他にも、子どもの頭の上にお手玉を乗せて、保育者の手のひらに落としてもらう遊びは特に小さい子は喜ぶようです。
お手玉を使った遊びも、スタッフ同士で実践。違う事業部のスタッフ同士でペアになりましたが、初めて話すとは思えないほど盛り上がりました!
最後に伊佐先生が作った「遊びの資料集」をプレゼント!
中には手遊び、素話など10種類を超える遊びが収録されています。資料集を受け取った参加者は、配られるやいなや、嬉しそうに内容に目を通していました!
参加者からは「経験にもとづいて、子どもが喜ぶことを教えてもらえてよかった!」「明日からの保育で活用できます!」という声が上がりました。
最後の質疑応答コーナーでは、学んだ内容を更に深める質問が相次ぎましたが、さらに、保育塾終了後にも伊佐先生の周りには参加者の姿が。一緒に手遊びをしたり、伊佐先生のおもちゃを使って遊びの練習をしたり、終始和やかな雰囲気でした。
後日集計したアンケートにはこんなコメントがありました。
「いつも保育に一生懸命向き合っている素敵な方々との出会いが本当に嬉しく、たくさんパワーをもらいます。今回も、子どものように楽しみながら、” 早く子どもと遊びたい” というパワーをたくさん充電させてもらいました。ありがとうございました!」
保育塾で他事業部の保育スタッフと交流できることが、モチベーションの維持にもつながっているようです。
これからも、保育塾では現場で役立つスキルを学べる研修や他事業部との交流の場作りを行っていきます。
6月の保育塾は「イヤイヤ期」がテーマ。子どもに 「イヤ!」 と言われた時の保育者のあり方について学びます。レポートをお楽しみに!