新型コロナウイルス感染症の流行が長引き、人々の生活が大きく変化した2020年。

“コロナ不況”による失業や収入の減少、子どもの通う学校や保育園・幼稚園の臨時休校・臨時休園など、不測の事態の連続に戸惑った人も多いでしょう。

特に、仕事と家事育児を一手に担うひとり親家庭や、経済的に厳しい状況に置かれている家庭への影響は甚大です。

フローレンスでは、大変な状況にあるひとり親家庭の方が安心して働きながら子育てできるようになることを願い、フローレンスの病児保育を利用するひとり親家庭を対象に、緊急支援を実施。「新型コロナこども緊急支援プロジェクト」の一環として、月会費の無償化や無料保育の提供・健康児向けのお預かりを開始したほか、これまでにも、寄付企業さんからいただいた食品や日用品をご家庭にお届けしてきました。

ひとり親家庭へ 支援企業よりいただいた日用品の配送を行いました #すべての親子を置き去りにしない 【活動報告13】

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、ひとり親家庭は経済的・精神的に困難な状況に追い込まれています。 仕事と家事、そして育児を一手に担わなければならず、重い負担を背負っているた...

2020-05-15

「誰かの優しさに触れるだけで胸がいっぱいに」ひとり親家庭への物品配送第3弾を実施しました #withコロナの親子を支えよう【活動報告23】

新型コロナウイルスの感染予防に努めながらも、日々の生活を送るwithコロナ時代に入りました。在宅勤務への切り替えや、感染者の発生に伴う臨時休校・臨時休園も随所で発生しており、日々の...

2020-08-18

新型コロナの影響が長引いている状況を鑑み、フローレンスではこのたび、「こども宅食ひだまり便」としてこの食品・日用品を配送する取り組みを継続することを決定しました！

今後も2021年3月までをめどに、寄付や助成金を原資として、病児保育を利用するひとり親家庭に対して定期的に食料品・日用品を配送していきます。

8月には、「こども宅食ひだまり便」としての第1回の配送を行いました。その内容についてご報告します。

すぐに食べられる食品、持ち運びには重たいボトル類を中心にお届け

第1回の「こども宅食ひだまり便」では、忙しいご家庭でもすぐに食べられるカップ麺やツナ缶、レトルト食品などのほか、重くて持ち運びが大変なドレッシングやサラダ油、ペットボトルのドリンクなどを中心にお届けしました。

さらに、暮らしの中で季節感を楽しんでいただけるよう、ひやむぎ、めんつゆ、カルピスなどの夏らしい食品も。お子さんが喜ぶお菓子、生活に欠かせないラップや食品保存用袋なども同封しました。

栄養ドリンクやスキンケア用品、マスクなどちょっとしたプレゼントも

食品のほかにも、各法人・団体から提供いただいた、日々の暮らしをより豊かにする以下のような日用品もお届けしました。

・香乃助（こうのすけ）ご提供：親子で使えるオーガニックのスキンケア用品
・エーザイ株式会社ご提供：ビタミン配合ドリンク「チョコラBB」
・一般財団法人ミダス財団ご提供：使い捨てマスク

「大変な状況にあるひとり親家庭の方々をサポートしたい」という想いのこもった、寄付企業さんからのプレゼントの数々。利用者の皆さんにもそんな温かいやさしさを少しでも感じていただけるよう、一つひとつ丁寧に梱包作業を行いました。

「応援してくれている人がいるんだな、と元気に」。利用者さんの声

第1回の「こども宅食ひだまり便」に対し、利用者の方々からはこんなお声をいただいています。

*フローレンスの病児保育「ひとり親支援プラン」ご利用会員さん向けの保育付きイベント。アクセサリー作成やヨガ講座など、親御さん自身が自分の時間を楽しめるようなさまざまな講座を開催し、子育てに役立つ情報をボランティアで提供しています。運営にかかる費用はスタッフからの寄付で賄われています。

すべての親子が安心して暮らせるよう、皆さんの力を貸してください

フローレンスでは「#withコロナの親子を支えよう」を掲げ、引き続き、コロナ不況のあおりを受けるひとり親家庭や経済的な困難を抱える家庭の支援に取り組んでいきます。

この活動は、フローレンスの活動に共感してくださる法人・個人の皆さんからのご寄付によって支えられています。

厳しい時代においても、国内のすべての親子を置き去りにしない。「親子の笑顔」を守っていく。そのためには、皆さんのお力が必要です。

ぜひ、引き続きのご支援をよろしくお願いいたします。