【執筆者:働き方革命事業部 片山】
さる8/4(火)、Salesforce社が主催するユーザーグループ「2015年度第4回 NPO分科会」にてシステムの導入事例の発表を行いました!
Salesforce社は、サービス利用ユーザー間のつながりを作り、コミュニケーションを活性化させるためのユーザーグループを運営しています。
ユーザーグループには、「セールス」「マーケティング」など、テーマ別に7つの分科会があり、「NPO分科会」もその一つです。
Salesforceの製品寄贈・割引プログラムの提供を受けている非営利団体や、非営利団体向けのサービスを提供しているベンダー企業を主体とし、ユーザー間の情報・意見交換、事例の共有を、オンライン(チャット機能など)、オフライン(年に4-5回の会合など)を通して随時、活発に行っています。
以前にも「【事例紹介】フローレンスのシステム担当が定時に帰れる5つの秘訣」でご紹介しましたが、フローレンスも、このプログラムの支援を受け、病児保育事業をはじめ、様々な業務の効率化に活用しています。
今回のユーザー会は、各団体にてSalesforceの運用を担当されている約25名のメンバーが一堂に会し、昨年リリースされたSalesforceの新サービス、「コミュニティクラウド」をテーマに開催されました。
まずは、Salesforce社の藤本様より、「人との新しい接点と価値を提供するコミュニティクラウド」 と題して、新サービスを使ってできること、NPOで利用するシーン等について、レクチャーしていただきました。
「コミュニティクラウドで何ができるの?」、「どのようなシーンで使うの?」など、基本的な機能や、非営利団体における活用イメージを、事例を交えながら具体的に話していただきました。
続いて、フローレンスのシステム担当、橋本より事例発表を行いました。
フローレンスは、2015年5月に、病児保育の会員向けの入会・予約システムをリニューアルしました。
リニューアルにあたり、「コミュニティクラウド」を導入することで、病児保育の会員さん自身が、高いセキュリティ環境下で、センシティブな個人情報を登録したり、編集したりすることができるようになりました。
事例発表では、実際の予約画面での操作の流れをデモンストレーションしながら、コミュニティクラウドの活用イメージを紹介しました。
その後、講演内容を受けて、参加メンバーによるグループディスカッションが行われました。
Salesforceを導入してまもない団体、10年以上利用している団体など、様々なステージの団体がいらっしゃいましたが、
「機能の概要が理解できた!」
「うまく利用できれば、コミュニティが盛り上がり、団体の活動にも良い効果が出そう!」
「コミュニティを運営していくノウハウが課題かも・・・」
など、それぞれ社会を変えるという熱い想いをベースに、「これからSalesforceを使って実現したいこと」について、活発な意見がかわされていました。
フローレンスでは、前述のとおりコミュニティクラウドはすでに導入しているものの、改めて、サービスの詳細や他社事例を学び、他団体との意見交換を通して、多くの新たな気づきを得ることができました。
病児保育の予約に限った使い方だけではなく、コミュニティクラウドの機能を利用することで、会員の皆さんとより広いコミュニケーションを取ることができたら素敵なのでは・・・など、夢(妄想)は膨らみます。
フローレンスがSalesforceの非営利団体向けプログラムを利用させていただいて、今年で10年となります。
リソースが限られる非営利団体にとって、同じ問題意識を持ったユーザーとの情報交換の場というのはとても意義のあるものです。フローレンスもこれまで様々な団体の方々にアドバイスをいただき、業務の効率化を進めてくることができました。
その恩返しとして、今後も、ユーザー間のつながりを強め、IT活用の様々なトライアンドエラーや成功事例を共有することで、業界に貢献できるよう、様々な活動を行っていきたいと決意を新たにしました。
これからも活動報告として、どんどん発信していきたいと考えていますので、どうぞお楽しみに!!
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