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事業内容解決したい問題

病児保育問題

37.5℃の壁

保育園では、こどもが37.5℃以上の熱を出すと預かってもらえません。

こどもが熱を出すのはあたりまえ。しかしそれで職を失う人がいる。
わたしたちはこの問題を訪問型病児保育という方法で解決していきます。

スタート以来大きな事故なく安心安全な病児保育を提供し続け、ついにはTVドラマ化するまでとなった「フローレンスの病児保育」。

子育てと仕事の両立可能な社会を目指し、わたしたちは走り続けます。

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2005年より自宅訪問型の病児保育を開始。当初の利用会員数はたったの38名。しかし2021年度には7,000名を超え、病児保育件数は累計10万件以上と業界最多を更新。設立以来無事故と「安全安心な病児保育」を強化。病児保育のパイオニアとして経産省他から各賞を受賞。働く親の味方として、共働き家庭やひとり親家庭のインフラとして、今後も必要な人へと届けていきます。

フローレンスの病児保育 病児保育室フローレンス初台 病児保育室フローレンス豊洲

待機児童問題解決からみんなの保育園へ

ポスト待機児童時代
地域に必要な場所
としての保育園

「保育園落ちた日本死ね」の悲痛な保護者の叫びが注目された2016年。それ以前から「待機児童問題」は子育てしづらい日本の象徴とも言える社会問題でした。

フローレンスが小さな保育園モデルを国に提案したことをきっかけに、「小規模保育所」が認可され、全国の待機児童問題は解決に向かっていきました。

現在は「ポスト待機児童時代」を見据えて、保育園を乳幼児のワンオペ育児で孤立する家庭のセーフティネットとなるよう、すべての家族が全入できる仕組みの導入を提言しています。

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保育園が足りないのに増えない。定員20人以上でなければ認可保育所を作ることができない。そこでフローレンスは発想の転換をし、都心の空き物件を活用した0~2歳定員19名以下の小規模保育園「おうち保育園」を2010年にスタート。このモデルをもって政策提言をし、2012年「小規模認可保育所」として国策化しました。2016年には同モデルが全国2,429園に激増。待機児童問題の一つの解となりました。 待機児童問題の山を超え、現在は子育て家庭のセーフティネットとして地域の保育園が機能することを仕組み化したいと考えています。

フローレンスの保育園 おうち保育園 みんなのみらいをつくる保育園

全国小規模保育協議会

障害児保育・支援問題

医療的ケア児親子に多様な選択肢を

体重500gで産まれても命が助かるほどに、周産期医療が発達した現代の日本。

一方で、胃ろうやたんの吸引、人工呼吸器といった医療的ケアとともに生きる障害児「医療的ケア児」は20,000人を超えると推定され、ここ15年で2倍に増加しています。

フローレンスは日本初となる医療的ケア児対応の長時間保育を提供し、保護者の就労支援を行うとともに、レスパイト、学習支援のための支援サービスも運営しています。

障害児の親子の笑顔と可能性を叶える社会を目指して。

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障害のあるこどもの預け先が極端に少ない障害児保育問題を解決すべく、2014年、杉並区で日本初の医療的ケアの必要な子や重症心身障害児の長時間保育を実施する「障害児保育園ヘレン 」を開園。2015年には自宅でマンツーマン保育する「障害児訪問保育アニー」を開始。また2019年からは医療的ケア児の親子の多様な支援ニーズに応えるべく「医療的ケアシッター ナンシー」をスタート。保育だけにとどまらず、さまざまな形のサポートを通して、親子の挑戦に伴走します。

障害児保育園ヘレン 障害児訪問保育アニー 医療的ケアシッター ナンシー

インクルーシブひろば ベル フローレンスの障害児保育 全国医療的ケア児者支援協議会

孤育て(孤独な子育て)問題

孤育て世帯を
社会とつなげる

家族の多様化に伴い、孤独な子育て(孤育て)世帯が増えています。

経済的に苦しい、地縁がない、そしてそういった悩みを相談する相手もいない。親子が抱える困難は様々です。

わたしたちは事業を通して、地域コミュニティや社会資源とのつながりを作り、親子の笑顔を支えていきます。

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2017年に東京都文京区で始めた「こども宅食」では、自治体や企業とタッグを組み、600以上の経済的に苦しい世帯に食品を届け、社会との安心できるつながりを作っています。さらには2018年こども宅食を全国に広げるべく「こども宅食応援団」を設立。佐賀や長崎など、全国でのこども宅食の立ち上げを支援しています。

こども宅食 こども宅食応援団

赤ちゃん虐待死問題

0歳の虐待死は
2週間に1人

生まれたばかりの赤ちゃんが、虐待によって2週間に1人命を落としています。

もう、そんな悲劇を繰り返したくない。わたしたちは、赤ちゃんの虐待死をゼロにする解決策として「赤ちゃん縁組」に取り組みます。

※参考:厚生労働省 令和4年「社会保障審議会児童部会児童虐待等要保護事例の検証に関する専門委員会 第18次報告」

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なぜ、赤ちゃんが2週間に1人も命を落とさなければならないのでしょうか。一つは性犯罪被害などの予期せぬ妊娠。さらに、貧困・社会的孤立などが重なり、負の連鎖はとどまることを知りません。そこで、わたしたちはこの問題の解決策としての「赤ちゃん縁組」を2016年4月よりスタートします。妊娠期に課題を抱える妊婦の相談を受け、出産と同時にこどもを望む育ての親に託します。さらに事業によって目の前の赤ちゃんを助けながら、政策提言による制度づくりを行っていきます。

フローレンスの赤ちゃん縁組 にんしん・養子縁組相談

ひとり親家庭の貧困問題

母子家庭の7割が
収入200万円未満

母子家庭の多くが「貧困状態」に置かれています。

ひとり親家庭は、低収入のうえ、子育ても仕事もすべて一人で抱えざるをえません。「こどもの急病時」に仕事を休むことはままならず、失業のリスクが常に存在します。

わたしたちはこの問題を、「ひとり親家庭支援事業」で解決していきます。どんな境遇のこどもも笑顔で暮らせる社会を実現するために。

※出典:平成23年度全国母子世帯等調査結果報告

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ひとり親家庭でこどもが熱を出したら……休みが何日も続いてしまうと、収入減や、失職のリスクも高まります。母子家庭の約半数が収入200万円未満と経済的に非常に厳しい状況に置かれています。また、親の収入格差がこどもの教育機会・収入といった社会的格差につながるなど、世代間での貧困の連鎖も起きています。この悲しい連鎖を断ち切るべく、2008年から寄付を原資に、ひとり親家庭のために低価格で病児保育を提供。大変な時に支え合える社会を実現していきます。

ひとり親家庭支援

働き方問題

日本のパパがこどもと過ごす時間
1日20分未満

「こどもの寝顔しか見られない……」
長時間労働が常態化した日本人の働き方。
女性のワンオペ育児と孤育ての要因ともなっています。

生産性を高めて、長時間労働から脱し、子育てを男女対等に行う。そんなあたりまえを誰もが実現できる、働き方や選択肢が必要です。

わたしたちは、自らの組織で子育てと仕事が両立できる社会を実践し、社会に呼びかけていきます。

※出典:OECD「2015年 生活の質 How’s life? 2015」

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フローレンスでは、人事・経理・総務・システム・事業の事務運営チームなどバックオフィス部門を中心に、在宅勤務や業務効率改善の仕組みやツールの導入を推進しています。保育や支援現場においても、残業のない働き方をベースにシフト組みがされています。 男性社員は、100%育児休暇を取得し、男性社員が自ら「男性育休取得」や「男性の家庭進出」をテーマにSNS・ブログ・書籍で積極的に発信をしています。フローレンスの社員は、講演・イベント・メディアにもお声がけをいただき、登壇しています。

働き方革命ブログ

社会問題を日本全体で解決する

みんなで社会変革

フローレンスは社会課題の根本的な解決をおこなう社会変革集団です。

事業現場を通じて親子に笑顔を届けることはもちろん、全国で課題解決が進むよう、仕組みや構造にはたらきかけます。

古い制度や従来の価値観は、わたしたちだけで変えることはできません。問題に関心を寄せ行動する人がひとり、またひとりと増え、行動することで、やがて社会はアップデートされていくのです。

社会問題を解決するためには、あなたの力が必要です。

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記者会見や署名活動といったソーシャルアクション、講演活動やメディア出演、SNSキャンペーンなど広報活動を通じて、徐々に志を共にする仲間が増えると、社会課題解決のスピードとインパクトが最大化していきます。 社会課題を生み出す構造を根本から変える「政策提言」や「価値観創造」を行うことで、男性育休の義務化や医療的ケア児のための日本初の支援法が創設されるなどが実現しています。半径5m以内から、誰もが社会を変えられる。そんなメッセージを一人でも多くの方に届けるため、コミュニケーションを行っています。

アクション最前線ブログ

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