社会課題をさまざまなレンズ(視点や解像度)で深く見つめ、理解を深めていく音声コンテンツ「フローレンズラジオ」。
シーズン4「医療的ケア児編」第6話公開!
今回のテーマは――
「医療的ケア児」が法律に名を刻むまでの40年。
1988年の教育現場から、2021年支援法成立まで
「学校に行くのに、親も一緒じゃないとダメ」――
今も、そんな状況があることを知っていますか。
今回のエピソードでは、1980年代から2021年まで、約40年におよぶ医療的ケア児支援の歴史を一気に振り返ります。
ケアのすべてを家族、主に母親が担っていた1980年代。
「たんの吸引は医療行為なのか」という大きな議論を経て、2012年には、研修を受けた教員や介護職員も医療的ケアを担えるように。
2014年には、フローレンスが障害児保育園ヘレンを開園します。
その視察をきっかけに、国会議員・官僚・医療関係者・福祉事業者・当事者団体が一堂に会する超党派の勉強会「永田町こども未来会議」が発足。そして2016年、児童福祉法の改正で、法律の中に「医療的ケア児」に関する文言が初めて明記されました。
それまで「制度の狭間」で名前のなかったこどもたちが、支援すべき対象になった瞬間です。
しかし、この時点ではまだ「努力義務」。
本当の転換点は、2021年6月の「医療的ケア児支援法」の成立でした。
支援が国や自治体、学校の「責務」となり、保育園での医療的ケア児の受け入れは、2018年の444人から2023年には1,253人へと、約3倍に増えています。
法律は、こんなふうに社会を動かすのか――と実感できる回です。
続きはぜひ音声で。


