社会課題をさまざまなレンズ(視点や解像度)で深く見つめ、理解を深めていく音声コンテンツ「フローレンズラジオ」。
シーズン4「医療的ケア児編」第8話公開!
今回のテーマは――
障害児保育園ヘレン創業ストーリー課題発見編
「きっかけになった1通の相談」
前回までのエピソードでは、医療的ケア児が「制度の狭間」に置かれてきた歴史と、支援を広げるために社会がどのように動いてきたのかを見てきました。
今回から始まるのは、フローレンスが運営する「障害児保育園ヘレン」の創業ストーリーです。
ヘレンは、医療的ケア児や重症心身障害児を対象に、長時間の保育を提供する保育園。保育士だけでなく、看護師や理学療法士、作業療法士などが在籍し、こどもたちの育ちと家族の就労を支えています。
しかし、ヘレンが開園した2014年当時、医療的ケア児は保育園への申し込み書類すら受け取ってもらえないことが多かったのです。
保育の窓口に行けば、障害福祉の窓口を案内される。
障害福祉のサービスにつながっても、利用できるのは週に数回、数時間だけ。
こどもを長時間預けられる場所がなければ、保護者は仕事を続けることができません。
「待機児童になれるだけでも、本当にうらやましい」
保育園に入れないだけでなく、「待つ」ことさえできない。そんな状況にフローレンスが気づくきっかけとなったのが、ある保護者から届いた1通の相談でした。
呼吸器を使用するわが子を預かってくれる保育園が見つからない。間もなく仕事に復帰しなければならない――。
この相談から、どのように「障害児保育問題」が見えてきたのか。そして、なぜフローレンスは自分たちで保育園をつくることになったのか。
ヘレン創業メンバーの2人が、にぎやかな掛け合いとともに、その原点を振り返ります。
ぜひお聴きください。


