社会課題をさまざまなレンズ(視点や解像度)で深く見つめ、理解を深めていく音声コンテンツ「フローレンズラジオ」。
シーズン4「医療的ケア児編」第11話公開!
今回のテーマは――
45分間座っていられないこどもにとっての「インクルーシブ」って?
統合との決定的な違い
障害児保育園ヘレン創業ストーリーの愉快な2人からバトンを受け取り、黒木さんと橋本さんのまじめコンビが再登場。今回からスタートする第3章では、「インクルーシブ」について考えていきます。
収録直前の7月24日、医療的ケア児支援法の改正法が参議院で可決・成立しました。
「法律が変わってからが、実践する立場であるわたしたちの仕事」――5年越しでその歩みを見てきたからこその感慨とともに、そんな言葉が語られました。
そして今回、2人がひも解くのは「インクルーシブ」という考え方です。
「ダイバーシティ&インクルージョン」など、組織開発や人事制度などでも耳にする機会が増えた言葉ですが、そもそも、「インクルーシブ」とはどのような状態なのでしょうか。
エピソードでは、「排除」「分離」「統合」「包摂(インクルージョン)」という4つの言葉を手がかりに、その違いを整理していきます。
同じ場所にいれば、それだけで「インクルーシブ」と言えるのでしょうか。
たとえば、45分間じっと座っていることが難しいこどもがいたとき、こどもが教室のルールに合わせるべきなのか。それとも、教室や授業のあり方の側がその子に合わせるべきなのか。
この「誰が、誰に合わせるのか」という問いから、「統合」と「インクルーシブ」の違いが見えてきます。
エピソードの後半では、障害児保育園ヘレンなど、フローレンスの保育現場で積み重ねてきた実践にも目を向けます。
こども一人ひとりに必要な支援を届けることと、共に過ごし、参加できる環境をつくること。その両方を大切にするために、どんな選択肢がありうるのか。
一つの答えに急ぐのではなく、こどもそれぞれの育ちと参加を中心に考えたとき、「インクルーシブな保育」とは何か――続きは本編で。


