2020/04/30
フローレンス、全国のひとり親家庭901世帯に緊急食料支援を実施! #すべての親子を置き去りにしない【活動報告8】
フローレンスと認定NPO法人 しんぐるまざあず・ふぉーらむ(理事長:赤石千衣子、所在地:所在地:東京都千代田区)は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けひとり親家庭の生活がより一層厳しくなっている状況を受け、4月に全国のひとり親家庭901世帯へ緊急食料支援を実施いたしました。
2月末、政府より全国の小中高校に休校要請が、続く4月7日 緊急事態宣言が発令され、長引く新型コロナウイルス感染症の影響は、収入の減少や育児の負担として重くのしかかり、特に育児と仕事を一手に担う、ひとり親家庭に大きなダメージを与えています。
フローレンスの病児保育を利用する「ひとり親会員プラン」利用者に実施したニーズ調査結果によると、一斉休校・休園期間の延長や外出自粛要請によって、82.6%ものひとり親家庭が「とても困っている/困っている」と答えました。
また、「行政や民間企業による支援策として、どんな制度やサービスがあったら助かりますか」という問いに対しては、所得保障や育児の人手に次いで、52.0%が食品の配送を求める結果となりました。
しんぐるまざあず・ふぉーらむが4月2日~5日に会員を対象に行ったアンケート調査によると、半数以上が収入減、あるいは収入がなくなる見通しであると回答。
子どもの休校で食費などがかさみ、ひとり親世帯の生活がより一層厳しくなっている状況を受けて、児童扶養手当など手当類の支給がない4月に、全国のひとり親家庭901世帯へ、一世帯当たり米5kgないし、おこめ券(2,200円相当)をお届けいたしました。
支援概要
支援対象
・子どもが高校生までのひとり親(離婚前の別居中ひとり親の方も含む)
・子どもの年齢に関わらず、下記の条件に該当する方
児童扶養手当を受給している
児童扶養手当の所得制限限度額に相当する収入である
児童扶養手当は受給していないが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により失職・減収となった
児童扶養手当を受給していないが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により食費などの出費が増え、生活が苦しくなった
支援内容
一世帯 米5kg または おこめ券(2,200円相当)
※今回の緊急食料支援については、『新型コロナこども緊急支援プロジェクト』に対しREADYFOR株式会社からいただいた助成金を活用させていただいています。
認定NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむ:https://www.single-mama.com/
関東圏を中心に全国のシングルマザー、プレシングルマザー、シングルファーザー3,000人以上が会員となっている当事者中心の支援団体です。北海道、岩手、福島、富山、福井、岐阜、三重、関西、島根、愛媛、福岡、沖縄にある姉妹団体と連携し、全国に支援を届けています。一斉休校要請を受けて3月に、緊急食料支援として全国のひとり親1,100世帯にお米の支援を行いました。
また、4月24日にはプロサッカー選手の長友佑都選手がひとり親支援のためのクラウドファンディングプロジェクトを立ち上げました。フローレンスもプロジェクトメンバーとして参加し、ひとり親家庭への支援をより一層強化してまいります。
引き続きひとり親家庭をはじめとした親子が抱える課題を解決していくためには、皆さんからのご支援が必要です。フローレンスとともに、継続的な支援体制をつくっていきませんか。
今回のみの寄付で新型コロナこども緊急支援プロジェクトを支援する
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