病児保育事業部では、年に2回「全社会議」というイベントを行っています。
マンツーマンで訪問型の病児保育を行っている「こどもレスキュー隊員」だけでなく、病児保育室スタッフや事務局スタッフなど、普段は別々の場所で、それぞれの仕事をしているメンバーが、この日は総勢100名以上集まります。全社会議では、毎回研修やグループワークなどを行い、より良い病児保育を提供できるよう、保育の質の向上に努めています。今回は、秋に行った全社会議の様子をご紹介します。
2018年秋の全社会議開催!
10月某日、「病児保育事業部 秋の全社会議」を開催しました。
今回は代表の駒崎も参加。保育の座学研修後に、駒崎から直接こどもレスキュー隊員に向けて、全社の方針や訪問型病児保育スタッフの処遇改善に込めたメッセージを伝えました。
※こどもレスキュー隊員の処遇改善については、ぜひこちらの記事もご覧ください。
保育スタッフからの質疑応答の時間には、会場からさまざまな質問がありました。
駒崎はその後のランチタイムにも参加。
いつもは直行直帰のこどもレスキュー隊員。ひさしぶりに、駒崎からフローレンスのビジョンについて話を聞いたり、働き方や業務改善について提案したり。事務局スタッフにとっても、じっくりと現場スタッフの声を聞くことができる、良い機会となりました。
午後に行ったグループワークでは、各々が自分自身について振り返りました。
自分にとっての元気の源(好きな音楽や飲み物など)、入社理由、この仕事を続けてきた理由、今仕事で大切にしていること……
グループ内で発表し、オーディエンスはそれを聞いて感じたことを発表者に伝えるという内容です。
発表者に伝える言葉にはルールがあります。
①否定しない
②必ず褒める
③前の人と同じ言葉を使用しない
(1人目の人が「優しい人」と言ったら、「優しい」という言葉は使用できません)
面と向かって褒められることは、大人になるとなかなか経験できないことなので、みな照れ笑いです。
最後に「今までやってなかったことで、自分が明日からやってみたいこと」を各自がまとめます。
くじ引きで選ばれた5名がスタッフ全員の前で「明日から私は●●します!」と発表すると、会場は大盛り上がり!
事後のアンケートでは、研修やランチタイム、グループワークを通してモチベーションが上がったとの回答が寄せられました。保育について学び、普段は会えない仲間とたくさん交流して、明日からの仕事にも弾みがついたようです。
休憩時間にはスタッフ発案のこんな素敵な企画も開催されました。
スタッフの健康を守るために、インフルエンザのワクチン接種を!
今回の全社会議では、インフルエンザのワクチン接種も行いました。
インフルエンザの流行は12月~2月。この期間はインフルエンザのお子さんのお預かりの日々が続きます。マンツーマンでの病児保育の仕事は体力勝負な面もあるため、疲れてくると免疫力も下がり、感染しやすくなってしまいます。
保育スタッフは、感染予防を徹底していますが、ワクチンで予防することも非常に大切です。フローレンスでは保育者の感染予防のため、インフルエンザワクチン接種を行っています。もちろん費用は会社負担です。
看護師チームの「ジャンヌ」と「マーガレットこどもクリニック」が連携して綿密な準備を行い、この日は合わせて100名近くの集団接種を行いました。
スタッフからは「個人で病院へ行く手間が省けありがたかったです 」という喜びの声も。
こどもレスキュー隊員のお仕事説明会では、よく「自分が感染してしまわないか心配です」というご質問をいただきます。フローレンスでは、会社負担の予防接種に加えて、万が一スタッフが感染したときは、感染補償休暇という制度も用意して、お預かりのお子さんの感染につながらないよう、万全の体制を整えています。こうした取り組みを通じて、保育スタッフが安心して長く働ける環境を整えています。
安心と安全の病児保育は、まずはスタッフの健康と高いモチベーションがあってこそ。
保育者自身が元気に活き活きと働くことで、ひとりでも多くのお子さんと親御さんに寄り添っていきたいと考えています。フローレンスでは、これからも事業部一丸となって、より良い病児保育を目指します。
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