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誰もがルールメイキングに参加できる社会へ 政策起業家育成塾【フローレンスの政策起業道場】 ~第ニ期塾生10名が決定!~

誰もがルールメイキングに参加できる社会へ 政策起業家育成塾【フローレンスの政策起業道場】 ~第ニ期塾生10名が決定!~

#研修 #政策立案・政策提言

私たち一人ひとりが政治や政策を担う主体として参画し、知恵を出し、手を動かして実際に制度づくりや社会のルールに影響を与えていくことを、「政策起業」と呼びます。

フローレンスは、全国初の共済型・自宅訪問型の病児保育事業「フローレンスの病児保育」や、今や全国約5,000施設(※2019年4月時点)に広がった小規模認可保育所のモデルとなった「おうち保育園」、日本で初めて障害児を専門に長時間お預かりする保育園「障害児保育園ヘレン」などを次々に事業として立ち上げ、その知見をもとに政策提言を行い、「小規模認可保育所の制度化」「医療的ケア児支援法の成立」が実現するなど、政策起業によって民間の立場から社会を変えてきました。

民間から社会のルールや制度を変え、時には新たな法律まで作ることができる「政策起業家」が増えることで、政治や世の中の仕組みがアップデートされやすくなり、変化に強く創造力に溢れた社会をつくることができます。

フローレンスの政策起業道場は、フローレンスが団体設立以来蓄積してきた「政策起業」のスキルを社外に広め、日本に新たな政策起業家を生み出すための土壌造りの一助となるべく、開催しているものです。

フローレンスの政策起業道場とは

日本の政策起業家の育成を目的としています。

参加対象者は、政策起業ができるフェーズ(事業や政策提言に関する立ち上げフェーズが完了し、ソリューションを世の中に広げていく段階にある)のNPO等経営者が中心となっております。

具体的には、世の中のルール/仕組みを変革するための政策起業、イシューレイジングの具体的方法を学んだり、フローレンス社内の政策起業の基礎資料・政策提言タイムライン・記者会見ノウハウ等をもとに、道場参加者へ伴走し、継続的なアドバイスを行います。

政策起業道場について、駒崎が説明している動画もありますので、ぜひご覧ください。

昨年度実施概要

期間 :2022年05月23日(月)~2022年11月21日(月)

参加者:

吉田雄人さん(認定NPO法人なんとかなる代表理事)

村田早耶香さん(認定特定非営利活動法人かものはしプロジェクト共同創業者)

平井大輝さん(NPO法人CLACK理事長)

渡部カンコロンゴ清花さん(NPO法人WELgee代表理事)

田中沙弥果さん(一般社団法人Waffle Co-Founder)

誰もがルールメイキングに参加できる社会へ フローレンスが政策起業家育成塾【駒崎弘樹の政策起業道場】を開講 ~第一期塾生に、Z世代も含む5名が決定!~
このたび、フローレンスは団体設立以来蓄積してきた「政策起業」のスキルを社外に広め、日本に新たな政策起業家を生み出すための土壌造りとして『駒崎弘樹の政策起業道場』を開講することになり…
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全体プログラムイメージについて

政策起業道場スケジュール

1か月に1回、10人の塾生が集まる政策起業道場を開催し、政策起業家としての事業の実践を駒崎およびフローレンス政策提言チームがアドバイスを行います。参加者ごとの悩みを解決して、実践へ即活かせるよう、以下の情報提供を行います。

・世の中のルール/仕組みを変革するための政策起業、イシューレイジングの具体的方法 など

・フローレンス社内の政策起業の基礎資料・政策提言タイムラインを提供

道場生は、道場で得たこれら学びを活かし実践を続け、世の中へソリューションを提供します。

なお、フローレンス政策提言チームが事務局兼メンターを担当します。

第一期塾生にもメンターとして参画いただく予定です。

第二期 フローレンス政策起業道場 塾生ご紹介

フローレンス政策起業道場の第二期塾生が決定しました!
ありがたいことに多くの方からご応募をいただき、定員5名から10名に増枠して開講することとなりました。

今年も、この道場を通して多くの政策起業家が誕生することで、「政治や世の中の仕組みがアップデートされやすくなり、変化に強く創造力に溢れた社会」の実現に貢献していきます。

荒井佑介(NPO法人サンカクシャ代表理事)

荒井

1989年埼玉県出身。大学生時代からホームレス支援や子どもの貧困問題に関わり始める。
生活保護世帯を対象とする中学3年生の学習支援に長く関わっていたが、高校進学後に、中退、妊娠出産、進路就職で躓く子達を多く見たことから、NPO法人サンカクシャを立ち上げる。
サンカクシャでは、15歳から25歳前後までの親や身近な大人を頼れない若者の「居場所」「住まい」「仕事」の3つをメインの支援として実施している。

今西洋介(大阪大学 公衆衛生学 特任研究員)

今西

新生児科医・小児科医、小児医療ジャーナリスト、一般社団法人チャイルドリテラシー代表理事。
漫画やドラマ『コウノドリ』の取材協力に参画。環境庁主導出生後コホート研究「エコチル調査」のデータを用いて母親に関する疫学研究も行う。
Twitterふらいとのアカウントで子どもの社会問題の啓発を行う

内橋堅志(株式会社yuni代表取締役社長)

内橋

実家が寝具メーカーのエンジニア。高校在学時から実家の寝具事業の手伝いを始め、寝具の廃棄問題に関心を持つ。その後京都大学工学部を卒業し情報学研究科に進学、AIの研究に従事。在学中に産総研やNIIで研究を行ったり未踏プロジェクトに採択されるなど精力的に活動。
2019年末に、寝具とソフトウェアエンジニアの特殊なキャリアを活かして、寝具業界の廃棄課題を解決できないかと考えyuniを創業。2021年9月、寝具をはじめとする綿・羽毛・ウレタン製品の回収と再生素材化を行う「susteb」をリリースし、多くの法人・自治体と連携を進める。
2023年から寝具以外の廃材も使用した再生素材をリリースした他、自治体と連携した再生工場の設立も進めており、「焼却処分場を再生工場に転換し、日本を廃棄大国から資源大国へ」変えるミッションの実現に向け事業を進めている。

小嶌不二夫(株式会社ピリカ代表取締役、一般社団法人ピリカ代表理事)

小嶌

富山生まれ、神戸育ち。大阪府大(機械工学)卒。京大院(エネルギー科学)を半年で休学し、世界を放浪。道中に訪れた全ての国で大きな問題となりつつあった「ごみの自然界流出問題」の解決を目指し、2011年に株式会社ピリカを創業。ピリカはアイヌ語で「美しい」を意味する。世界中から3億個のごみを回収したごみ拾い促進プラットフォーム「ピリカ」、画像解析による広範囲のポイ捨て状況調査サービス「タカノメ」や、マイクロプラスチック調査サービス「アルバトロス」等の新規製品を生み出し、全てを事業化。ごみの自然界流出問題の根本解決に取り組む。
2021年に環境スタートアップ大臣賞を受賞、2022年にMIT Technology Review Innovators Under 35 Japanに選出。

齋藤新(NPO法人グリーンウッド自然体験教育センター専務理事/事務局長)

齋藤

千葉県柏市出身。2004年からグリーンウッド就職を機に泰阜村に移住。小中学生向けキャンプの現場責任者、山村留学「暮らしの学校だいだらぼっち」の責任者を歴任し、2011年より事務局長となる。
主催している山賊キャンプのプログラム改変を手掛け、800人規模だったキャンプを1100人にまで成長させる。また青年向けのワークショップや大学協働事業、一年間の育成プロジェクトの企画など新たな教育プログラムを開発し、山村に内在する教育財を掘りおこし、事業化に成功。現在は、協力者の想いを集めるファンドレイジング活動と共に、講演活動やノウハウ提供事業といった、グリーンウッドが培った教育力を同様の山村や他団体へ伝える普及活動にも力を入れている。
長野県社会教育委員/Learn by Creation Nagano実行委員/認定ファンドレイザー

染矢明日香(NPO法人ピルコン理事長)

染矢

自身の経験から日本の思いがけない妊娠・中絶の多さ問題意識を持ち、2007年慶應義塾大学在学中に性の健康の啓発を行う「ピルコン」を立ち上げる。民間企業のマーケティング職を経て、2013年にピルコンをNPO法人化。
これからの世代が自分らしく生き、豊かな人間関係を築ける社会の実現を目指し、ユースボランティアと共に中高生向け、保護者向けの性教育講演や情報発信、性教育教材の開発・普及、政策提言等を行う。
公認心理師、公衆衛生学修士、思春期保健相談士、慶應義塾大学SFC研究所上席所員。緊急避妊薬の薬局での入手を求める市民プロジェクト共同代表。

利根川裕太(特定非営利活動法人みんなのコード代表理事)

利根川

1985年 千葉県生まれ
2009年 ラクスル株式会社立ち上げから参画し、プログラミングを本格的に始める
2014年 Hour of Code のワークショップをボランテイアで開催
2015年 一般社団法人みんなのコード設立 (2017年より特定非営利活動法人化) プログラミングを始めとするテクノロジー教育の機会を誰もが享受できるよう日本全国を対象に活動。
文部科学省「小学校段階における論理的思考力や創造性、問題解決能力等の育成とプログラミング教育に関する有識者会議」委員 / 内閣官房「教育再生実行会議技術革新ワーキンググループ」委員 / 経済産業省「デジタル関連部活支援の在り方に関する検討会 」委員

堀江敦子(スリール株式会社代表取締役社長)

堀江

1985年 東京都生まれ。幼稚園から高校までお茶の水女子大学附属の学校に通う。中学時代から国内外問わず30施設以上のボランティアを経て、「健常者の大人の視点」で社会が創られている事に違和感を感じ、日本女子大学にて社会福祉を学ぶ。楽天株式会社にてマーケティングリサーチ事業を経て、2010年スリールを創業。
法人向けの女性活躍・ダイバーシティ推進・研修・コンサルティング、行政・大学向けのキャリア教育を展開する。内閣府 男女共同参画会議専門委員等行政委員を多数経験。現在はこども家庭庁の委員も務める。立教大学大学院経営学研究科(博士前期課程/リーダーシップ開発コース)卒業。著書『新・ワーママ入門』。

堀江由香里(特定非営利活動法人東京コミュニティスクール理事長)

堀江

人材系ベンチャー企業で人事部の立ち上げを経験後、事業型NPOに転職。新規事業の立ち上げなどに携わる。その後、子育て期前後の女性の就労支援とともに娘の教育環境を整えるべく2018年に京都府京田辺市に移住を決断したタイミングでTCSに出会う。自分の住む街にもTCSのような小学校を創るべく学校創設準備を進めてきたが、2020年6月TCS創立者久保一之より理事長後任の誘いを受けることに。2021年4月から教員スタッフとしてTCSに加わり、アートなど教科担当を受け持つ傍ら同年10月1日に現職就任。

脇坂誠也(NPO会計税務専門家ネットワーク理事長)

脇坂

1966年東京生まれ。大学卒業後、青年海外協力隊でコートジボワールに派遣。帰国後税理士の資格を取得し、脇坂税務会計事務所を開設。
開業後、NPOを会計と税務から支援するNPO会計税務専門家ネットワークの活動に参加。NPO法人会計基準の策定に関わる。ブログ「NPO会計道」を15年続け、3年前からユーチューブも始める。

駒崎弘樹より一言

2004年にフローレンスを設立して以来、数々の社会課題と対峙してきました。

病気の子どもを預ける場所が足りない問題。待機児童問題。医療的ケア児を長時間あずかれる場所がない問題。

そんなたくさんの社会課題を解決する一つの手段が、【政策起業】です。

誰もが政策起業家になったとしたら、我々はいつでも、どこでも、政策づくりに、制度作りに、ルールメイキングに参加できるようになります。

それは誰もが社会づくりに関われるようになることに等しく、日本の民主主義そのものをアップデートすることができます。政策起業家がもっと日本に誕生すれば、この「日本の民主主義そのものをアップデート」のスピードをあげられると思っています。今回の【駒崎弘樹の政策起業道場】が、民主主義アップデートの担い手をたくさん誕生させることを、僕は確信しています。

フローレンスのこうした社会的アクションや政策提言活動は、皆さんからのご寄付によって支えられています。

いつも応援してくださる寄付者の皆さん、参加・協働してくださっている多くの皆さんに心から御礼申し上げます。

引き続きご支援・応援をよろしくお願いします。


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