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放課後の居場所がない小学生イメージ

保育園が小学生の放課後の居場所になる——仙台「おうち保育園かしわぎ」で学童保育モデル事業がスタート

保育園が、小学生の長期休み・放課後の居場所になる——。

新たな取り組みが、この夏、仙台市青葉区の「おうち保育園かしわぎ」で始まります。

「おうち保育園かしわぎ」は、こども家庭庁の令和8年度「企業等の活力を活かした小学生の預かり機能構築モデル事業」の実施拠点として、地域の小学生を対象とした学童保育モデル事業を開始します。

本事業は、全国小規模保育協議会が受託したモデル事業を、フローレンスが委託を受けて実施するものです。保育園の余裕スペースを活用し、地域の小学生が安心して過ごせる放課後の居場所づくりに取り組みます。

保育園が、地域の放課後を支える選択肢に

小学校に入学すると、それまで利用していた保育園を卒園し、放課後は学童保育や児童館で過ごすこどもが多くなります。しかし、学童保育の待機や、大人数の環境が合わないなど、「安心して過ごせる居場所が見つからない」という課題は全国各地で続いています。

仙台市でも待機児童はゼロとされている一方、児童館の混雑が課題となっており、より落ち着いた環境や、一人一人に寄り添った関わりを求める声があります。

そこで今回、おうち保育園かしわぎでは、保育園の余裕スペースや保育士の専門性を活かした新しい放課後支援に挑戦します。

少人数だからこそできる丁寧な見守りや、主体的に自ら計画を立てて過ごすことへのサポートに加え、小学生が園児と関わる体験活動「こどもインターン」も実施。また、医療的ケアが必要なこどもの受け入れについても検証を進め、誰もが安心して過ごせるインクルーシブな居場所づくりを目指します。

児童館や放課後児童クラブに代わる存在ではなく、それぞれの役割を補い合いながら、地域全体でこどもたちを支える新しいモデルをつくっていきます。

地域とともに歩んできた保育園だからこそ

今回、モデル事業としては新たな取り組みですが、おうち保育園かしわぎではこれまでも、「保育園は園児だけの場所ではなく、地域の子育てを支える拠点になれる」「障害児も、専業主婦(夫)家庭も保育園に通えるように」という考えのもと、さまざまな取り組みを続けてきました。

医療的ケア児や障害児の受け入れを進め、一人一人に合わせた保育を実践し、また保育園の空き枠を活用して、保育園に通っていない未就園児を定期的に預かる取り組みも行っています。

そして、毎月開催している「保育園こども食堂」には地域の親子が集まり、こどもや保護者同士だけでなく、他の支援団体との連携など、地域で新たなつながりも生まれています。

さらに、4年前から夏休みに小学生が園の先生のお手伝いをする「こどもインターン」を実施。地域の児童館と連携し、学童保育で過ごす小学生のうち希望するこどもたちが保育園を訪れ、紙芝居や絵本の読み聞かせのほか、一緒に遊んだり、ときには乳幼児のお世話を手伝ったりしながら過ごします。小さなこどもが好きな児童は、自ら園児に声をかけ、優しく寄り添う姿も見られました。園児たちにとっては、お兄さん、お姉さんと過ごす特別な時間に。小学生にとっても、年下のこどもと関わる中で相手を思いやる気持ちや、自分から考えて行動する力が育まれてきました。

こうした地域との積み重ねがあったからこそ、「保育園が小学生の放課後の居場所になる」という今回のモデル事業にも自然につながっています。

「地域で育つすべてのこどもとその家庭に」開かれた園でありたい

おうち保育園かしわぎ 園長 コメント

おうち保育園かしわぎ 園長 コメント

おうち保育園かしわぎは企業主導型保育園として、認可保育園では受け入れが難しいご家庭も含め、『保育を必要とするすべての親子に保育を届けたい』という思いで運営してきました。その思いは、今、園児だけではなく、成長して、大きくなっていく地域で暮らすすべてのこどもたちにも向いています。わたしたちが目指しているのは、0歳~18歳までのこどもたちが安心できる居場所が家庭や地域にあること、そして乳幼児も、小学生も、医療的ケアが必要なこどもも、地域の大人も、すべての人たちが自然につながる社会です。これまでも『こどもインターン』や保育園こども食堂などを通して、保育園を地域に開いてきました。今回の学童保育も、その歩みの延長線上にあります。保育園だからこそできることを一つ一つ積み重ねながら、こどもたちが安心して過ごせる居場所を地域の中に増やしていきたいと思っています。

保育園から、地域の子育てを支える拠点へ

今回のモデル事業では、企業主導型保育園を活用した放課後支援の効果を検証し、持続可能なモデルとして全国への展開を目指します。

フローレンスはこれからも、「保育園は、地域の子育てを支える拠点になれる」という考えのもと、こどもも保護者も安心して暮らせる地域づくりに取り組んでいきます。

おうち保育園への入園をご検討の方へ

おうち保育園では、一人一人のこどもに寄り添う保育とともに、地域に開かれた保育園づくりを進めています。

園の取り組みや入園については、ぜひこちらをご覧ください。


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