「こどもに障害があるから、保育園に預けられない」
「こどもの医療的ケアのために、キャリアを諦めるしかない」
そんな過酷な選択を迫られている親が、今の日本に数多く存在することをご存知でしょうか。企業の皆さまがDE&I(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)を推進し、誰もが活躍できる社会を目指す中で、この「障害児・医療的ケア児家庭」を取り巻く課題は、解決すべき喫緊の社会課題の一つです。
今回は、障害児を専門に長時間お預かりする「障害児保育園ヘレン」への寄付を通じた、障害のあるこどもたちへの支援についてご紹介します。
※フォームの「2、寄付のご検討いただいている内容」に「障害児保育園ヘレンへの寄付」と入力ください
フローレンスは認定NPO法人です。ご寄付は、税制上の優遇措置として一般寄付金の損金算入限度額とは別枠で、特別損金算入限度額の範囲内で損金算入が認められています。お気軽にお問い合わせください。
なぜ今、「障害児」保育への支援が必要なのか?|DE&I推進と社会課題

日常的に人工呼吸器や胃ろうなどの「医療的ケア」を必要とするこどもたちが全国に約2万人存在しているのをご存知でしょうか?
近年の医療技術の進歩を背景に、その数は15年で約2倍に増加しました。しかし、支援の整備は追いついておらず、家庭の負担は依然として大きいのが現状です。
長時間の預かり先が不足している
医療的ケア児の母親で正社員は15%にとどまり、43%が仕事をしていない状態です。
その背景には、保育園では医療的ケアが提供できず、療育施設(発達のサポートをする施設)では長時間のお預かりができないという問題があります。多くの親(特に母親)がこどもの障害を理由に仕事を辞めざるを得ない現実があるのです。
※出典:全国医療的ケア児者支援協議会実施アンケート(2020年)
親御さんの終わりの見えないケアの負担
医療的ケア児の保護者の中には、24時間365日気持ちを張り詰め、落ち着いて眠る時間を持てず、神経をすり減らしながらこどものケアを続けている方もいます。
フローレンスの障害児保育事業立ち上げのきっかけは、あるお母さんの悲痛な声でした。
「医療的ケアのある我が子は入れる保育園がなく、働くことができない」
この状況を変えるべく、2014年に「障害児保育園ヘレン」を開設。現在都内にて4園を展開しています(2026年4月現在)。
この障害児保育園ヘレンは、通常の保育園では受け入れが難しい医療的ケア児や重症心身障害児等に長時間保育を提供するとともに、看護師やリハビリスタッフ(理学療法士、作業療法士)、研修を受けた保育スタッフがチーム体制で受け入れを行っています。
フローレンスが他に運営する「障害児訪問保育アニー」「医療的ケアシッター ナンシー」と合わせて、これまでにお預かりした障害児・医療的ケア児ののべ人数は400名を超えました。
障害児・医療的ケア児に支援を届けるために、皆さんのご寄付を必要としています
開設から10年以上経つ「障害児保育園ヘレン」には、まだまだ課題があります。
必要としている支援1:より安全で快適な保育環境・こどもたちの発達の促進の実現
2014~2018年に開園した園が多く、一部備品や設備の買い替えの必要があります。
また、こどもたちの発達を促す環境のさらなる充実のため、五感を刺激する用具や専門の機器の導入、音楽療法などの活用もしておりますが、すべて制度からの補助で賄いきれるわけではありません。
さらに、東京都内の認可保育所等での医療的ケア児の受け入れが進むなか、相対的に障害児保育園ヘレンでは、人工呼吸器などより重度なケアの必要なお子さんのお預かりが増えています。それに伴って、非常時・緊急時に備える蓄電池など、医療的ケア児の安全を守るためにさらなる備蓄の増強を行っていきたいと考えています。
必要としている支援2:全国の保育園での医療的ケア児受け入れを促進する取り組み
2021年、医療的ケア児支援法(医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律)の成立により、受け入れは国と地方自治体の「責務」となりました。しかし、自治体・保育園ともにまだ受け入れのノウハウが不足しているため、まだまだ全国的に医療的ケア児の預け先が十分とはいえません。制度を変えるだけでなく、保育現場の不安を取り除き、知見を共有し、人材を育てる仕組みが必要とされています。
そこで、フローレンスは2024年から、全国の保育園での「初めての受け入れ」をサポートする「オンライン研修&現場体験」の開発・提供をしています。
さらに、2025年には、研修を通じて参加者がお互いに知識を共有したり助け合える場であるオンラインコミュニティ「『医療的ケア児保育』まなびば」の事業もスタートしました。
他にも、保育を学ぶ学生を対象とした現場研修受け入れ、事例勉強会を開催するなど、フローレンスが運営する園だけでなく、全国の保育園での医療的ケア児受け入れを促進する取り組みをさらに展開していきます。
企業・団体からの寄付でのご支援方法
募集期間
募集中(充足次第終了)
寄付募集総額
500万円程度
ご寄付額
原則50万円〜
使途
- 障害児保育園ヘレン 4園の物品購入を中心とした活動
- 全国の保育園での医療的ケア児受け入れを促進するための活動
寄付先
認定NPO法人フローレンスへの寄付となります。
- 税制上の優遇措置を受ける際に必要となる「領収書<寄付金控除申告書添付用>」を発行いたします。
- 「ヘレン<障害児の通所保育支援事業>」に対してのご寄付としてお預かりします。
※現在原則【物品のご寄付】はお受けしておりません。予めご了承ください。
ご支援で実現できること
- フローレンスの障害児保育園ヘレンで必要な備品やこどもたちの療育のための用具やおもちゃを新規導入できます。また発達を促す活動をさらに充実させることができます。
※各園のニーズに合わせ、単価10-20万円程度の物品やイベント費用に複数充てさせていただきます

- フローレンスの障害児保育園ヘレンでの保育士や看護師、学生の現場研修受け入れができます。
- オンラインコミュニティ「『医療的ケア児保育』まなびば」の事業開発が継続できます。
- 自治体・保育事業者・支援者向けの勉強会の開催が継続できます。

社員ボランティア
保育見学・補助、行事参加、勉強会やグッズ製作などを通じて、園での保育活動や行事にボランティアとしてご参加いただけます。
※上記は一例です。ご案内可能なメニューやタイミングは事業や園の状況、スケジュールにより変動します
※ご寄付・助成などをいただいた法人さまへのご案内とさせていただきます(ご支援額目安あり)
※ご案内できる人数には限りがございます
※フォームの「2、寄付のご検討いただいている内容」に「障害児保育園ヘレンへの寄付」と入力ください
税制優遇対象の寄付先|認定NPO法人フローレンスとは?

フローレンスは日本の「こども・子育て領域」に関わる課題解決と価値創造に取り組む、国内最大規模の認定NPO法人です。
これまでに「日本のこどもたちへの支援」を希望される1,100社以上の企業・団体との協働実績があり、信頼をよせてくださった法人の皆さまとともに社会に「新しいあたりまえ」をつくるため、活動しています。
フローレンスは、数あるNPO法人のうち、一定の基準を満たし、所轄庁から“認定”を受けた「認定NPO法人」です。
認定NPO法人とは、運営の透明性や公益性、情報公開などの厳しい基準をクリアしており、信頼性の高い団体です。実際に、日本全国に約5万団体あるNPO法人のうち、認定NPO法人はわずか2.7%程度※ にとどまっています。
※2025年度2月末現在 内閣府「認証・認定数の遷移 | NPOホームページ
認定NPO法人へのご寄付は、税制上の優遇措置として一般寄付金の損金算入限度額とは別枠で、特別損金算入限度額の範囲内で損金算入が認められています。
わたしたちフローレンスも、東京都から「認定」を受けた「認定NPO法人」の一つです。これにより、法人からの寄付は「特別損金算入限度額」の範囲内で損金として処理でき、税務上の優遇が受けられます。
まずは気軽にお問い合わせください
貴社のご支援があれば、より多くのこどもたちが社会から取り残されることなく、笑顔で過ごすことができます。
具体的な支援内容が固まっていなくても構いません。「まずは過去の事例を知りたい」というお問い合わせも歓迎です。ぜひ、下記の法人さま専用問い合わせフォームにご連絡ください。
「社会のために何かしたい」その想いを形にし、企業と社会がともに成長する一歩を、ぜひわたしたちと一緒に踏み出してみませんか?
※フォームの「2、寄付のご検討いただいている内容」に「障害児保育園ヘレンへの寄付」と入力ください




