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アクション最前線

2019/05/07

病児の預け先がなく失職した平成、どうなる?病児保育問題【シリーズ #令和の子育て 】

     


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「37.5℃以上の熱がある子どもの預け先がない」

この問題が発端で、職を失う人がいた平成という時代

新たな時代・令和では、病児保育問題を過去のものとし、子育てのインフラとして広く社会に整備していきたいと、フローレンスは考えています。

この病児保育問題、改めてどんな問題なのかを整理していきます。

病気の子どもの預け先がない!病児保育問題とは?

2005年、フローレンスは日本ではじめての訪問型病児保育の提供を開始しました。

事業立ち上げのきっかけは、代表理事・駒崎の母が、ベビーシッターとして働いていた共働き家庭との契約が終了したことにありました。

双子のきょうだいが交互に熱を出して仕事を休んだら、解雇されてしまった。もう駒崎さんにシッターとして来て頂く必要がなくなってしまったんです」

お客様にそう言われて落ち込む母の話を聞き、当時大学生だった駒崎は、「子どもが熱を出したから会社をクビになる。そんなおかしなことがあってたまるか」と怒り、その課題を解決すべく、フローレンスを立ち上げました。

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当時、世の中に存在した病児保育といえば、保育所併設型、医療機関併設型、単独型のいずれかで、施設を持つのが当然でした。

また、運営側は自治体の補助金を受けることで価格決定の自由がなくなり、季節によって大きく変動する需要や、施設の固定費などのやりくりが困難なため、経済的に自立できないというジレンマを抱えていました。

ここで編み出されたのが、施設を持たない「訪問型」かつ、自動車保険の保険料のように病児保育の利用回数に応じた月会費を支払っていただき、利用回数が少なければ月会費が下がる「共済型」という仕組みです。

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この事業モデルと、「朝8時までのご依頼に100%対応する」というお約束によって、フローレンスの病児保育は多くの働く親御さんに支持をいただきました。

2019年現在、累計60,000件を超える病児保育を提供し、15年間で大きな事故なく運営を続けています。

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病児保育を子育てのインフラに

2005年のサービスインから、私たちが利用会員の方に一貫してお伝えしていることがあります。

それは、利用会員のみなさんも社会を変えるクルーであるということ。

ひとりではなく、みんなで、社会全体で支え合って子どもを育てていこう――そうした思いの元、利用会員のみなさんと法人プランの制度を作ったり、自治体助成クーポンの導入を行ったりしてきました。

また、ひとり親家庭の方には安価に利用いただけるよう、寄付会員制度を作り、延べ1000名を超えるひとり親家庭のお子さんに病児保育を提供してまいりました。

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そして、近年では2018年には病児保育施設が不足する地域に、小児科の先生と協働して病児保育施設も開設。

2017年には渋谷区初台のマーガレットこどもクリニックに併設される「病児保育室フローレス初台」を、2019年には豊洲の有明こどもクリニックと提携して開設した「病児保育室フローレス豊洲」を開設し、地域密着で病児保育のインフラ化を進めています。

法人会員制度やクーポンの導入、寄付によるひとり親支援、そして訪問型と施設型のハイブリッド化など、これからもより多くの方に病児保育を利用いただけるよう、取り組んでいきます。

元気なときは保育園に預けるのと同じように、病気の時は病児保育のプロを頼れる社会を、様々な形で実現していきます!

▶ひとり親に病児保育を提供する、ひとり親家庭支援サポート隊員はこちらから
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▶多様な形で病児保育を提供するフローレンスへの取材申し込みはこちらから
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病児保育のひとり親支援プラン利用者の感謝の声はこちらから

ひとり親家庭のXデーを救った病児保育
2017年12月某日夜。 病児保育の予約とともに、こんなメッセージが届きました。『現在、看護専門学校に通っており、明日、期末試験があるため、保育をお願いさせて頂きたいと考えています...

書いた人:須田 麻佑子


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