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アクション最前線

2016/11/22

READYFOR OF THE YEAR2016 大賞に赤ちゃん縁組事業立ち上げプロジェクトが選ばれました!

  


国内最大手のクラウドファンディング※プラットフォーム「Readyfor」にて、2015年12月から2016年2月にかけて実施したフローレンスの「赤ちゃん縁組事業立ち上げのクラウドファンディングREADYFOR OF THE YEAR2016大賞を受賞しました!

※クラウドファンディングとは起業家や社会事業運営団体、クリエイターなどが、アイデアの実現のためにインターネットを通じて不特定多数の人から資金の出資や協力を募ること

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写真:Readyfor代表取締役 CEO米良はるかさんと、フローレンス代表理事駒崎弘樹

「赤ちゃん縁組事業」は、日本で2週間に1人、遺棄されたり虐待されて命を落とす赤ちゃんを一人でも多く救いたい。そんな想いから始まりました。

この事業が成立したのは、寄付やSNSでのシェアを通じて、事業を応援してくださった皆さまのおかげです! 1,400名近くの方々からのご支援により今年の4月に「赤ちゃん縁組事業」を立ち上げることができました。まさにクラウドファンディングなくして、Readyforなくしてこの事業は立ち上がりませんでした。

また、寄付だけでなく、それをきっかけに求人に手をあげてくださったり、協力者の方を紹介してくださったり、様々な形で支援の輪が広がり、とても励まされました。

望まない妊娠など個別の事情で育てられないと悩む妊婦さんが安心して出産できるよう、また赤ちゃんを望むご夫婦が新しい家族を迎えられるよう、事業スタートから懸命に活動を続けてきました。そして先月、初めて第一号の赤ちゃん縁組委託が決まり、引き渡しが行われました。この家族もクラウドファンディングなくして、寄付者の皆さんからのご支援なくしては生まれませんでした。

これからも丁寧に、一人ひとりの妊婦さんへの支援と、一つ一つの家族の誕生を支えていきたいと思います。

また、今国会では、「特別養子縁組あっせん法案」が通過する兆しが見えてきました。
これが通れば、ようやく特別養子縁組のあっせんに関し、「きちんと運営している事業者には許可を出す」という公のルールができ、改めて児童福祉として赤ちゃん縁組が位置づけられます。

フローレンスでは事業と政策提言の両輪で取り組みを進めていますが、ようやく少しずつ動き始めました。これもクラウドファンディングを通じてご支援くださった皆さまをはじめ、たくさんの方々のお陰です。

必ず近い将来「赤ちゃんの虐待死ゼロ」の社会が実現する日を夢見て、これからも一緒に進んでいきましょう!

*大切な赤ちゃんの生命を預かり人生を変えるこの事業は、支援の専門性と事業の難易度がとても高い上に行政の補助もないため、活動には引き続き資金が必要です。

どうか引き続き、皆さんのご支援・応援よろしくお願いいたします。

※継続的な寄付はこちら:フローレンス マンスリーサポーター


また、赤ちゃん縁組で家族を迎えたい、という方につきましては、養親募集を行っています。一人の命を託すことになるので、登録にあたっては様々な条件もありますが、それでも、という方は、ぜひご連絡をお待ちしております。

※養親相談窓口はこちら:フローレンスの赤ちゃん縁組


予期しない妊娠で悩まれている方はぜひご相談ください。周りにそういう悩みを持った方がいる、という方も、ぜひ赤ちゃん縁組・特別養子縁組制度について紹介してあげてください。予期せぬ妊娠で悩み苦しむ実の母親はケアされるべき存在であり、赤ちゃんは誕生を祝福されるべき存在です。

※予期しない・望まない妊娠相談はこちら:フローレンスの赤ちゃん縁組 にんしん相談



書いた人:巖 真樹子


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