おうち保育園・仙台の各園は、障害児（※医療的ケアの必要がなく、集団生活が可能であると主治医が判断している必要があります）も入園することが可能な保育園です。

実際におうち保育園かしわぎでは数名の障害があるお子さんをお預かりしており、一人ひとりの発達状況に合わせた保育を提供しています。

では、障害があるお子さんは、実際に園に通うようになることで、どのような発達が促されていくのでしょうか？
本日は、毎年実施している「障害児向け入園説明会」の様子や、障害のあるお子さんが入園したあとの成長の様子などについて、ご紹介します！

「障害」を理由に諦めない社会を目指して

障害児を抱えるご家庭によっては「障害があるから」といった理由で、自治体の窓口や園から、入園を断られてしまうケースもあると聞きます。
ですが、どうか諦めないでください。

おうち保育園では「子どもの年齢や国籍、障害の有無にかかわらず、すべてのお子さんへ、それぞれの発達状況にあわせた保育を提供する」インクルーシブ保育を提供しています。

「違うこと」はその子一人ひとりの素敵な個性であると、私たちは考えています。

お子さんの可能性をあたたかく育むインクルーシブ保育

「障害のある子が、障害がないお子さんと一緒に過ごせるだろうか？」といった、不安や疑問を感じる保護者の方も、いるかもしれません。

園では、個性あふれる様々なお子さんが一緒に過ごしています。

それは障害の有無だけにとどまらず、国籍や宗教、文化、年齢、成長速度の違いなど、多岐にわたります。園の中では、小さな社会が形成されているといっても過言ではありません。

そのような中でお子さんたちが過ごすことが、お互いにとって良い刺激へと繋がるのです。

例えば、

　「障害の有無に関わらず、いろんな子がいてあたり前」という考えが身につく。
　「個性や価値観は友だち一人ひとり異なるけれど、同じ仲間であり、お互いを思いやることが大切」であると気づく。

といったように。

実際に障害児のお子さんが園に通っている利用者さんからは、下記のような嬉しいお声を頂きました。

”うちの子は吐き戻しも多く、胃ろう手術の可能性もあったほど。入園前までは例えばミルクなどを飲んでいました。でも入園したら、お友達が食べている姿を見て心境の変化があったのか、食事がだんだん進むようになってきて。やっぱりお友達と一緒にいる力ってすごい！と感じました。
4月に入園して、同月末にミルクを卒業して食事に切り替えられたことが、驚きでした！
思いきって子どもを外の世界に出してみたら、色んなことを吸収し、どんどんできることが増えていきました。”

子どもたちの可能性は無限大です。
私たちおうち保育園・仙台と一緒に、お子さんの可能性伸ばしていきましょう！

おうち保育園かしわぎで、障害児向け入園説明会を開催しました！

入園先が見つからず困っている障害児のご家庭にも、等しく保育を提供したい。そんな想いでスタートしたおうち保育園・仙台の「障害児向け入園説明会」は、今年で3回目を迎えました！

小規模認可園の2021年度4月・障害児入園申し込みは締切となりましたが、企業主導型保育園「おうち保育園かしわぎ」への入園の申し込みはまだ間に合います（小規模認可園は年度途中入園のご相談が可能です。あわせてお気軽にお問い合わせ下さい）。

今年は、おうち保育園の保育についてを紹介する行う入園説明会とともに、実際におうち保育園に通っている障害があるお子さんの保護者から「利用者体験談」という形で、入園するまでに苦労した話・働かなければいけないのにそれを役所の窓口ではわかってもらえなかった悔しさ・入園してよかったこと・お子さんの変化等についてもお話しいただきました。

入園前と入園後の様子を紹介してくれる保護者の方。会は座談会形式なので、気軽に疑問点も解消できます。

利用者体験談の後は、実際に園内を見学。さまざまなお子さんが一緒にご飯を食べる様子を見学いただきました。

障害の有無で子どもたちの可能性が否定されない社会となるように。
障害があるお子さんをもつ保護者も、働くことを選択できる社会となるように。

おうち保育園・仙台ではこれからも、障害児のお預かりを積極的に行っていきたいと考えています。

次回の障害児向け入園説明会は3月12日開催予定！
説明会は、個別にご案内することも可能です（利用者体験談はございません。ご了承ください）。お気軽にお申し込みください！

▶おうち保育園・仙台の詳細はこちら

おうち保育園こうとう台

おうち保育園木町どおり

おうち保育園かしわぎ

今回、利用者体験談にご協力くださった保護者の、インタビュー記事もございます！詳しくは下記の記事をご覧ください。

「障害があってすみません」頭を下げ続けた母を救った保育園。~おうち保育園かしわぎの障害児預かり座談会~

仙台市の中で、障害児をあたたかく迎え入れてくれる保育園 フローレンスは、東京と仙台で保育園を18園運営しています。東日本大震災後、待機児童問題が地域の緊急課題となっていた仙台市に...

2019-11-25

※写真には一部、新型コロナウイルス感染症流行以前のものが含まれます