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2023/12/21

【イベントレポート&アーカイブ動画公開!】こどもを社会で育むアイデア展覧会

           


こどもたちのために、日本を変える。フローレンスは、こどもの虐待や貧困問題、育児の孤立・孤独など、こども・子育て領域の社会課題の解決を目指し、病児保育、保育園、障害児保育などの数々の福祉・支援事業を運営している国内最大規模の認定NPO法人です。

先日、親子支援の団体として取り組んできた様々な事例を紹介する「こどもを社会で育むアイデア展覧会〜保育・看護の力で未来を変える!~」を開催しました。

フローレンスで活躍する保育士・看護師を中心に、日々の支援の中での苦労や喜び、親子とのエピソード、こどもたちへの想いをお話しました。

その想いや工夫をたくさんの方に知っていただきたく、今回はイベントレポートと、当日の講演のアーカイブ動画をお届けします。


会場限定!見て触って楽しめる「展示ブース」

会場では、「こどもを社会で育むアイデア」にまつわる様々な展示を行いました。その一部をご紹介します。

◎医療的ケア児のための手作りおもちゃ展

障害児保育の現場で実際に使用している手作りおもちゃを展示しました。一つ一つのおもちゃについて、狙いや遊び方の説明も一緒に掲示。実際に触って楽しんでいる参加者の方が多くいらっしゃいました。

例えば、こちらの布えほん。

スナップボタンやファスナーなど、細かな手先の動きを必要とするおもちゃです。動物の口に食べさせて、楽しく遊びながら手先の発達を促すことができます。

◎保育・看護スタッフのアイデア大集合

「フローレンススタッフがどんなことを考えているのか、ぜひ知ってほしい!」
そんな思いで「こどもを社会で育むアイデア」をスタッフから募集したところ、様々な事業・職種のスタッフからたくさんのアイデアが集まりました。

一例)
「園児達が職業体験できる、お仕事体験in保育園」
「産後間もないお母さんが安心して睡眠できるような赤ちゃんの一時保育」

こどもたちにとってよりよい未来をつくっていきたい、そんな思いで日々親子と向き合うスタッフの姿を感じていただける展示となりました。


保育・看護現場のリアルをお話する「講演ブース」

ステージでは講演を通して、病児保育・障害児保育・認可保育、それぞれの事業で活躍する保育士・看護師からリアルな取り組み事例をお話ししました。

1講演30分という限られた時間ではありましたが、こどもたちやその家族にどのように向き合っているか、こどもを社会で育む取り組みにどうチャレンジしているのか、日々の現場でのエピソードを交えながら、わたしたちが大切にしていることやこだわり、工夫をお話しました。

参加者の方々からは、「スタッフの生の声を聞く事ができてよかった」「保育や看護への熱量を感じた」といったお声を多数いただきました。

講演ブースのアーカイブ動画を限定公開!

当日参加が叶わなかった方必見!当日の講演動画を公開します。

「こどもを社会全体で育める社会になったらいいな」
「日々の保育や看護を通じて自分に何ができるか考えたい!」
そんな願いを持つ方に、ぜひ見ていただきたい内容です。お気軽にお申し込みください。

<アーカイブ動画の内容を一部ご紹介!>

「親子の困ったにかけつける」
「こどもが急に熱を出した、でも今日は仕事を休めない…」そんなご家庭の「困った」を解決すべく、フローレンスでは創業以来「訪問型病児保育」を展開。2022年度には累積訪問数が10万件を突破しました。

講演では、病児保育での取り組みや、「医療従事者・保健所職員向け保育」「撮影現場での出張託児サービス」等、これまでのノウハウを活かした様々なチャレンジについてご紹介しました。

「医療的ケア児の世界を広げる」
医療的ケアシッター ナンシーでお預かりしているお子さんのお話、「外出することができないか?」とナースと親御さんで相談し、ご自宅の家庭菜園に出掛けてきゅうりを一緒に触ってみました。ナンシーがいたから体験できることが増えた、とご家族からも喜びの声をいただきました。障害児保育園ヘレンがチャレンジしたのは遠足。医療的ケアのある子もない子も『みんなで外でごはんを食べたい!』と様々な工夫と準備をして実現しました。

講演では、このような事例を通して『障害児・医療的ケア児の世界を広げる』取り組みの背景や工夫をご紹介しました。

「スタッフの思いが未来を変える」
みんなのみらいをつくる保育園のスタッフは、日頃からこどもたちがやりたいと思うことに挑戦でき、それができたときの達成感を大切にしています。障害児訪問保育アニーでは、スタッフがお子さんと繰り返し関わる中で『保護者の気持ちの変化』がありました。

講演では、フローレンスで実際に起きた「スタッフの思いが未来を変える」できごとをご紹介しました。

そのほか、あわせて6種類の講演を行いました。


一緒に働く仲間を募集中!

フローレンスでは「障害児保育・支援」「病児保育」「認可保育」と3つの保育・支援事業を展開しています。随時お仕事説明会を開催しておりますので、ぜひお気軽にご参加ください!

◎訪問型病児保育

こどもが病気をするのはあたりまえのことであるにも関わらず、仕事と育児の両立における大きな不安要素であるという課題を解決するため、フローレンスは2005年に日本初の「訪問型病児保育事業」をスタート。
親子の「困った!」に駆けつけて安心安全に保育をする、一期一会の出会いも病児保育の魅力。フローレンスの病児保育で保育のスキルアップを目指しませんか?

病児保育 採用サイト


◎障害児保育・支援

障害を抱えるお子さんを持つお母さんからの「預け先がない」というメッセージをきっかけに、始まったのがフローレンスの障害児保育です。
日本で初めて障害児を専門にお預かりする「障害児保育園ヘレン」では、施設内での集団保育を行っています。療育中心ではなく遊びを通して心身の発達を促し、こどもの「やってみたい!」「楽しい!」という気持ちを大切にしているのが特徴です。
「障害児訪問保育アニー」では、障害を抱えるお子さんの家庭に訪問し、マンツーマンで保育をしています。お家のなかでの遊びや屋外活動を通して、こどもの成長を育みます。
「医療的ケアシッター ナンシー」では、障害を抱えるお子さんの家庭に看護師が訪問し、お子さんの年齢・発達に応じたオーダーメイドの成長支援や、ご家族の休息など多方面に渡る支援をしています。

障害児保育・支援 採用サイト


◎認可保育、小規模認可保育

首都圏における深刻な待機児童問題を解消すべく、フローレンスが運営を開始したのが0〜2歳定員19名以下の小規模認可保育所「おうち保育園」。フローレンスの取り組みをきっかけに、小規模認可保育所は全国に広がり、待機児童問題の一つの解となりました。フローレンスの保育園は、こども一人ひとりに丁寧に向き合い、「やってみたい」を応援します。
そして、こどもたちの「やってみたい」を応援するには、自分のあたりまえや保育業界のあたりまえを疑い、日々の業務の改善や、 新しい挑戦をする必要があります。保育者の「やってみたい=挑戦」も溢れている職場です。

フローレンスの保育園 採用サイト




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